お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

自然災害保障の付いた火災保険(火災共済)は、いったいどこがおすすめ?コスパと満足度から徹底検証!

「地震や風水害が多発しているから、自然災害保障の付いた火災保険(火災共済)に入りたいけれど、いったいどこに入ればいい?」と悩んでいる人のために、コスパ&満足度の高いおすすめの保険(共済)をご紹介しましょう!

加入する時点でお得度が高い保険会社(共済)はどこ?

<どんな保障を希望するかによって、火災保険(共済)のお得度は変わる>

保険(共済)商品はそれぞれ設定された条件が異なるので、「どこの保険会社(共済)がお得か?」というのは、希望する保障の内容などによって変わってきます。

たとえば自然災害に対応する火災共済などは、地震・台風・浸水などがすべてセットになっているのが一般的です。そのため、「高台に住んでいるから浸水の保障は必要ない」という人も、水災保障だけをカットできず、そういう人にとってはあまりお得感が高いとはいえません。

ところが、「数年前に川が氾濫して床上浸水があった場所だから、水災保障は絶対に欲しい!地震も心配だから、地震保険は無いと困る」という人にとっては、保険会社で高額になりがちな水災や地震保障がセットになった共済は、非常にお得感が高くなります。

<具体的な条件ごとに、おすすめの保険を紹介>

事例集 特殊物件-001

このように、さまざまな条件によってお得感が変わる火災保険(共済)なので、いくつか事例を挙げてお話しするのが一番良いでしょう。

ここでは、地震保険を含めた自然災害保障に入ることを前提に、おすすめの保険(共済)をご紹介したいと思います。

画像の様に、いま現在加入している火災保険を活用したい方はこちら:プロが教える!! 雨漏りや屋根修繕で火災保険(住宅総合保険)を使う前に覚えておきたい全手法

免振建築または耐震等級の高い家に住み、水災保障は必要なし →お得度が高いのは「民間の保険会社」

<建物が免振または耐震の場合は、地震保険が最大半額になる!>

民間の保険会社の多くは、火災保険に付帯する形で、国が定めた「地震保険」に加入できるようになっています。そのときに、 “免振建築物”に指定された軽量鉄骨住宅やツーバイフォー住宅、そして耐震等級が高い住宅の場合は、地震保険料が最大半額になるのをご存知でしょうか?

たとえば地震保険料が8,000円の場合、免振建築物や耐震等級3の一戸建てなら4,000円で済んでしまうのです!地震の保障を考えるなら、このメリットを使わない手はありません。

<共済は独自の自然災害保障を設けている>

かたや全労災やJA共済などの共済には、国が定めた地震保険を付けることができません。

そのため、独自の自然災害共済を設けているところが多く、これに加入すると地震や水災・風災など、日本で起こり得る自然災害の多くをカバーできます。

「困ったときは皆で助け合う」という理念のもとに存在するのが共済なので、それが大地震だろうが台風だろうが竜巻だろうが、助け合わなければいけないというのが共済のスタンスです。

<国の地震保険は、被災したときには満を持して対応してもらえる>

この自然災害補償付き火災共済と、民間の火災保険に地震保険を付けるのとを比べた場合、いったいどちらがお得でしょうか?

これはちょっと、判断が難しいところです。

トータル金額としては、たとえ民間の保険に地震割引が適用されたとしても、自然災害共済の付いた共済商品の方が安いかもしれません。

ただし、国が定めた地震保険は、いざ被災したときには満を持して対応してもらえますが、共済で本当に太刀打ちできるかどうかは疑問が残ります。そのリスクを考慮すると、どちらがコスパが高いかは微妙なところです。

実際、東日本大震災のときも大手損保は速やかに動き、保険金も速やかに支払われました。しかし共済の中には、共済金の支払いに長期間かかったケースもあります。

そう考えると、「やっぱり地震保険は大手損保が一番」と信じる人もいるのも、無理はありません

<地震保険50%引き&水災保障なしの人は、民間の保険会社でもそこそこ安い>

大手損保の火災保険に地震保険を付ける場合、「これは絶対にお得」と言えるパターンがあります。

それは、地震保険の50%割引が適用になる上に、水災保障が必要ない人です。

それはなぜかというと、近年大規模な水害があちこちで起き、水災特約を付けることで保険料がグンと高くなるケースが多いのです。逆にいえば、水災保障さえカットしてしまえば、民間の保険会社でもそこそこの保険料に抑えることができます。

地震保険加入している方はこちらをご覧ください:地震保険申請で保険金が受給できるまでの流れ

<地震保険が実質100%出る保険もある>

%e5%9c%9f%e7%a0%82%e5%b4%a9%e3%82%8c1

たとえば東京海上日動の「トータルアシスト住まいの保険」に地震保険を付けて、50%の割引を適用させます。

このときに、通常であれば地震保険は火災保険額の半額までしか出ませんが、東京海上の場合は実質全額出るのと同じ特約を付けることができるので、それも付けます。

火災保険で建物1,500万円、家財500万円の契約にし、地震で全壊の場合も同様の金額が保障される設定にし、水災以外の自然災害に対応できるようにすると、月々7,000円程度で地震保険付きの損害保険に入れるケースもあります。

「1,500万円じゃ生活は再建できないから、うちは地震で建物2,500万円、家財1,000万円ほしい」という場合は、それに合わせてどれぐらい増えるか予測をすると、「大手のわりに意外と安い」と思った人もいるのではないでしょうか?

<水災保障は必要なのか? それとも必要ないのか?>

%e5%85%ab%e7%8e%8b%e5%ad%90%e3%80%80%e5%9c%9f%e7%a0%82%e7%81%bd%e5%ae%b3

水災保障が必要かどうかに関しては、これもまた非常に微妙なところです。

異常気象が多発する今の世の中、「うちにだって、何が起こるかわからない」と考えれば、洪水で床上浸水になる可能性も絶対に無いとはいえません。

しかし、車の保険に車両の保障を入れるとグンと跳ね上がるように、火災保険も水災を入れるとグンと跳ね上がることを考えると、どこで線を引くかは思案のしどころです。

ご自宅が高台か低地かということもありますが、近くに氾濫の危険がある川があるか、氾濫したときに水が流れていく場所(貯水池など)があるかどうかなども、水災保障に入るか否かの検討材料になるでしょう。

地震保険の大きな割引はないが、地震保障も水災保障も絶対に必要! →お得度が高いのは「自然災害付きの共済」

<自然災害の手厚い保障が付いた火災共済を選ぶ>

「うちは低地で川も近くにあるし、どうしても水災保障は必要。だけど地震保障も諦めたくない」となった場合、民間の保険会社で試算をして高すぎたという人は、全労災などの火災共済に自然災害共済を付けるのもひとつの方法です。

たとえば下記の条件で、全労災の「住まいる共済」に自然災害の手厚い保障を付けて、試算してみましょう。

建物:持ち家(木造)
地域:千葉県
延べ床面積:120㎡
家族の人数:4人
世帯主:30~39歳

●火災共済の住宅保障額:2,600万円まで
●火災共済の家財保障額:1,500万円まで
●火災・落雷などのとき:最高保障額4,100万円
(火災/落雷/破裂・爆発など)
●風水害などのとき:最高保障額3,170万円
(暴風雨/突風・旋風(竜巻含む)/台風/高波・高潮/洪水/豪雨・長雨/雪崩/降雪/降ひょうなど)
●地震などのとき:最高保障額1,230万円
(地震による損壊/地震による火災/噴火による損壊/噴火による火災/津波による損壊など)

上記の条件でいくらになるかというと・・・

月額8,600円

の支払いで保障を受けることができます。

また、年額の場合は100,950円なので、月額にすると8,413円まで落とせます。

これだけの保障が受けられれば、地震の保障は十分とはいえませんが、それ以外の台風・竜巻・洪水といった自然災害に関しては十分ですね。

<地震保障が付いて数千円で済むのは、大きな魅力>

ピンポン

もしかしたら、「え!共済なのに8,600円もするの?」と思った人もいるかもしれません。

共済の保障というと、どうしても月額2,000円~3,000円のイメージがあるので、9,000円近い金額を払うというのは、抵抗を感じる人がいても無理はありません。

でもよくよく考えてみると、共済は加入者から集めたお金でまかなっているので、大規模な自然災害に備えるにはこれぐらい集めないと無理だということがわかります。

自然災害保障というのは、それぐらい支払う側にとっても大きなリスクということです。

それでも、これと同じ保障を民間の火災保険でやろうとしたら、月額10,000円は下りません。

なぜなら、地震保険の大きな割引がないと、民間の場合は地震保険料が重くのしかかるからです。

それに比べれば、地震保障が付いて8,000円代で済めば、家計も助かるというものです。

<火災保険に付帯されている風水害保障は、お見舞金程度>

%e5%8f%b0%e9%a2%a8%e7%9b%ae

全労災の火災保険は、自然災害共済を付けなくても、月額2,000~3,000円程度の支払いで風水害の保障まで受けることができます。

ただし、これは最高保障額が300万円程度と、完全にお見舞金程度。本気で生活再建を考えるなら、やはり火災保険と自然災害共済をセットにする必要があります。

全労災の細かい内容はこちら:安い火災保険にはワケがある!全労災「住まいる共済」の落とし穴

加入する際のお得度と、支払われる際のお得度は違う!ホームドックのお客様が、実際に満足した保険会社(共済)は?

完了報告書 坂本様-002

<ホームドックを通した場合と、個人的に請求する場合とでは、結果が違う>

保険商品を選ぶ際に“お得度”の観点からお話をしてきましたが、それだけを目安に考えるのはちょっと危険です。現実に災害に遭ったときに、どこまで保障をしてくれるかというのが、非常に重要な問題だからです。

ホームドックが経験上、修繕の際に保険料の支払いに関してお客様の満足度が高かったのは、次の4つです。

●セコム損保
●AIG損保(旧富士火災 AIU)
●朝日火災
●教職員共済

「あれ?大手の損保がひとつもない」と思われたかもしれませんが、これはあくまでホームドックを通した場合の満足度の高さです。

個人的に保険の請求をしても、これと同じ結果にはならない可能性が高いので、注意しましょう。

<「大手の保険会社なら支払いがいい」というわけではない>

セコムやAIG、朝日火災などは加入者数が少ないため、やや業者よりの査定になる傾向があり、足場代などを交渉しやすいということがあります。

教職員共済は、教職員の人だけに限られるという点で共済金の申請数が少ないため、申請すると通りやすいのです。

先生お世話になります。教職員共済の火災保険は良い保険

つまり、大手だから保険金が降りやすい、中小だからダメということはありません

もっと突っ込んで言うと、同じ保険会社でも担当者がどんな人かによって、対応はかなり変わってきます。

もしも代理店を通して保険会社に入るのであれば、その代理店の担当者がどんな人か、どこまで加入者の立場に立って対応してくれる人かを、しっかりと見極めることが重要でしょう。

<支店によって対応の良し悪しが違う火災共済もある>

また、JA共済や全労災などは、組合内に対策本部や支払いのための部署を設けていないため、加入している支店ごとの決済となります。そのため、どこの支店の管轄かによって、対応の良し悪しも変わってきてしまいます。

このように加入する際のお得度と、実際に被害に遭って保険金が支払われる際のお得度とは、違うというのが現実です。火災保険に加入する際は、こうした裏事情も加味しつつ、総合的にベストな保険会社(共済)を選ぶ必要があるでしょう。

<万が一自然災害に遭われた際は、ホームドックにご相談を>

火災保険(共済)に加入した後、万が一地震や台風などの自然災害に遭ってしまった際は、ご自身で保険の申請をする前にホームドックにご相談ください。

たとえば「台風で屋根が飛んでしまった」「雪の重さで雨樋が壊れてしまった」というような場合、ご自身で保険会社に申請をしても、満足できる保険金が支払われないケースが少なくありません。

もちろん、雨樋が壊れた原因が経年劣化であれば保険金は支払われませんが、自然災害が原因だと判明した場合は、その保険料を使って実質無料で補修・修繕できる可能性があります。

当社の家屋診断のプロフェッショナルがお宅にお伺いし、調査報告書を作成。お客様の共済金申請をお手伝いさせていただき、修繕工事まで責任もってやらせていただきます。

当社の修繕事例などもご覧いただき、お客様にとってベストの方法をお選びいただければと思います。

【福岡県大野城市:3,370,000円】工場の屋根も台風被害にあっている

おすすめの火災保険(火災共済)に関するまとめ

これまでは、火災保険といえば「住宅を購入したときに、無理やり入らされるもの」というイメージがありましたが、地震や洪水などが多発する時代になってからは、「自然災害から身を守るために、積極的に入るもの」に変わりつつあります。

実際、首都直下型巨大地震が起こる確率はかなり高く、異常気象でいつ台風や竜巻の被害に見舞われるかもわかりません。そんな不安な時代を安心して生きるためには、やはり自然災害保障の付いた火災保険や火災共済への加入は、必須といえるでしょう。

家族の希望や家計の懐と相談をしつつ、ご家庭にとって無理のない形で、ベストの保障を選択することをおすすめします。

(※「保障」の表記は共済組合の場合に使われ、民間の保険会社は「補償」と表記しますが、読みやすさを考慮して「保障」に統一しました。)



記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。