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雹が降ってカーポートに穴が空いたら…自費なしで修理ができるかも!

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2018年の夏は猛暑が続き、熱中症で多くの方が病院へ運ばれています。
また、ゲリラ豪雨や洪水、台風などの自然災害が多いここ日本では、自然との共存が求められます。
そのような自然災害の中でも、意外に被害が出やすいのが「雹(ひょう)」です。
雹とは、直径5mm以上の氷の塊で、氷の粒が積乱雲の中で上昇・下降を繰り返す中で巨大化し落下してくるものです。
雹の被害は冬ではなく、5~6月や10月など春や秋に発生することが多いのですが、ゴルフボールから野球のボールほどの大きさの氷が落下してきますので、農作物やビニールハウスに被害を与えてしまいます。
そして、住宅の屋根やカーポートに穴が開いてしまうこともあります。
このような被害が出てしまった時に、無料で修理することはできるのでしょうか。

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【三重県松阪市:439,560円】近畿地方でも台風や爆弾低気圧で家屋に損傷がありました。

北関東では毎年のように雹が降っています

雹 被害
雹は、発達した積乱雲から降ってくる直径5mm以上の氷の塊で、雹より小さいサイズのもの炉霰(あられ)と分類しています。
空気中を落下する雹や霰のような粒子は「速度の2乗に比例する」抵抗を受けてしまうことから、すぐに終端速度と呼ばれる一定の速度にまで達して落下を続けることになります。
例えば、直径2cmの雹の終端速度は秒速16m(時速58km)で、直径5cmの雹は秒速33m(時速120km)とかなりの高速になります。
氷の塊が高速で落ちてきますから、何かしらの被害が出るのは当然です。

雹がここまでの大きさになるには、霰や雪に大量の過冷却(0度以下)の水滴が付着する必要があり、実はかなりの時間をかけて雹になることが分かっています。
これは、積乱雲の中に雹の終端速度に近い速さを持つ上昇気流の存在がポイントになります。
この上昇気流によって落下速度が低下して、大きな雹に成長するまでの時間ができるというわけです。

雹が降る地域として知られているのは北海道から東北の日本海沿岸域と北関東を中心とする内陸域です。

逆に、西日本は雷雨こそ多く発生しますが雹はほとんど降りません。
では、なぜ日本海沿岸域と内陸域に雹が降りやすいのでしょうか。
これらの地域の中でも特に雹の被害が多いのが「福島の内陸域から北関東を通り長野・山梨に至る地域」となっています。
雹が降りやすいのは、5月・6月を中心に8月上旬までで、多くの作物の生育期にあたることから、農作物が被害を受けるリスクが高くなってしまいます。
実際、茨城県における農業被害の発生件数で最も多いのは、この雹害なのです。

雹による被害状況

雹は、雷雲の進行方向に細長い範囲に降ります。
山地の場合、雹を降らせる強い雷雲が長い距離を移動できなくなるので、雹は局地的に降ることになります。
しかし、関東平野で発生雷雲は、発達しながら東~東南方向に長い距離を移動できるので、群馬県中央部にある赤城山・榛名山付近から利根川沿いに南東に移動するというパターンが非常に多くなり、これが北関東で多く雹が降る原因となっています。
実に平野内に長さ100km以上というとんでもない広範囲に渡って、雹が降る地域を形成することもあります。
ここでこれまでに実際にあった雹の被害を見てみましょう。


雹被害

2000年5月24日に、正午過ぎに群馬北西端から利根川沿いに移動してきた雷雲が平野部でさらに発達して、茨城南部から千葉北部にかけて長さ80km、幅10~15kmほどの降雹域を形成しました。
雹の大きさは、最大のものでみかんの大きさにまで成長してしまい、農作物はもちろんのこと人身・建物・自動車などにも被害が発生しました。
この日の雹で茨城・千葉の両県合わせて24市町村で被害が発生し、農作物の被害額は60億円、負傷者は160人、窓ガラス破損など建物の被害は約4万5千棟、自動車の損傷は約3万3千台という大きな被害が出ました。
この被害による火災保険・自動車保険を合わせた損害保険金の支払総額は300億円にのぼりました。

この中でも大きな被害が出たのは茨城県取手市で、30人が負傷、1万7千世帯で窓ガラス破損など建物の被害が出ました。
雹が10cm近く積もった地域もあるなど、想定外の量・大きさの雹が春に降りました。
しかし、付近の龍ケ崎市では雹の被害は報告されておらず、10分間に7mmという強雨だけで済みました。
もしこの雨が雹だったとしたら、3~4cmほどの積雹になることが予想され、大きな被害が出ていたと想像されます。
このように、雷雲がもたらす災害には強雨・落雷のほかに雹や竜巻などがあり、地域によって被害に大きな差があることも特徴になっています。


このような雹害の対策としては、防雹網という網を使う方法があります。この防雹網は果樹園など、雹による被害が想定される場所で活用されています。
また、雹害の多いヨーロッパでは画期的な方法で雹の被害を事前に食い止めています。
その方法とは、雷雲にヨウ化銀という物質を詰めたロケットを打ち込んで、氷粒を雹の大きさにまで成長させないという方法です。
日本における年間の降雹日数は多くても2日程度ですが、ヨーロッパや南アメリカでは100日レベルに達する地域もあります。

雹の恐怖…屋根材への被害が深刻化することも

屋根被害 雹

雹と同時に強風や雷が発生し、被害が大きくなってしまった事例もあります。
1917年6月29日、埼玉県川越市では工場の屋根が吹き飛ばされ、周囲では落雷の被害もあり1名が即死するという痛ましい事故も発生しました。
この時は、強風・落雷に加えて雹が降ったために、その被害が拡大したと考えられています。
降雹の被害は埼玉県内の3町25村という広範囲に渡り、長井村(現・妻沼町)には直径が約30cmもある雹が降ったという記録が残っています。
この日の雹の特徴は重みがあったことで、300~950gの雹がたくさん降ったとされています。


雹 大きい

また、中にはかぼちゃほどの大きさの雹もあり、この雹は3kgを超える重さがあったといわれています。
このかぼちゃ大の雹は、地面に直径約52cmの穴を開けるという被害をもたらしました。
もしこの雹が、地面ではなく歩いている人を直撃したら間違いなく命はなかったでしょう。
このような大きさの雹が降るような災害ですので、屋根の損傷も激しく、屋根を突き破って部屋の中にまで入ってきた雹もたくさんありました。

2018年に入ってからは、5月24日に東京都八王子市で大粒の雹が降っています。
この時は大きな被害こそ出ませんでしたが、屋根やカーポートに穴が開いた・傷がついたというような被害は報告されています。
ではこのような被害の修理費抑える方法はあるのでしょうか。

加入している火災保険が使えるかも…ただし保険は申請主義なので注意!

共済

実は、住宅の総合保険である火災保険に加入していれば、火事の被害はもちろん、風や雪、雹などの自然災害も補償されることから、正しい手続きを踏めば火災保険を活用して無料で修理ができるのです。
ちなみに火災保険の補償の中で一番支払い保険金額が多いのは、火災による被害ではなく、この自然災害の補償です。
台風により屋根が壊れた、雹によって窓ガラスが割れた、大雪によってカーポートがつぶれた、など自然災害により様々な被害が想定されます。
このような被害は、火災保険の補償内で修理ができることから近年の自然災害被害の増加にあわせて申請数も多くなっています。

ではここで、実際に火災保険を活用して修理した例を見てみましょう。

●台風の強風により雨樋が破損した(神奈川県)

台風による強風により、1階の屋根の雨樋が樋受金具から外れてしまい修理が必要になりました。
この場合、足場を組んで修理することになりましたが、足場代も含めて火災保険で補償され、無料で修理ができました。

●雹で窓ガラスが割れた(茨城県)

先述の通り、茨城県は雹の被害が多い地域です。
特に春先は注意が必要で、5月のとある日に雷が鳴り出し、屋根に雹がぶつかる音がするようになりました。
雹は数分で降り止みましたが、屋根や窓ガラスをチェックしたところ、屋根にひびが入り割れている窓ガラスも在見つかりました。
このような被害も、足場を組んで修理することになりますが、足場代も含め、屋根の修理・窓ガラスの交換などが火災保険で補償されました。

●大雪でカーポートの屋根が破損(新潟県)

北海道や東北地方、新潟県など豪雪地帯で多い被害が大雪によって建物が破損するというケースです。
特に2月は冬型の気圧配置の影響により、時に大雪をもたらすことがあります。
この大雪により、カーポートの屋根の一部が割れてしまった場合も、火災保険の補償で修理ができます。
カーポートは純粋な“住宅”ではないのですが、カーポートや塀などは建物の一部として考えられることから、火災保険が補償する「建物」と「家財(建物の中にあるもの)」の中に含まれることになっています。

カーポートや屋外倉庫も補償対象

このように、風・雪・雹などの自然災害は住宅やカーポートに大きな被害をもたらすことがあります。
特にカーポートや屋外倉庫などは、住宅のように基礎がしっかりしているわけではなく、屋根や支柱なども住宅ほど頑丈にはできていません。
そのため雪の重みや雹のスピードに堪えられないことも多く、記録的な災害が起きてしまうとかなりの確率で大きな被害を受けてしまうことになります。

先述の通り、カーポートや屋外倉庫も敷地内にある場合は火災保険の基本補償でカバーできるのが一般的です。
延床面積60㎡を超えるような大型の建物の場合は補償対象外になることがあるので注意が必要ですが、カーポートや小さい倉庫の場合は大丈夫です。
また、庭木については保険会社ごとで対応が異なるので、加入する際に確認をしておきましょう。

地域ごとに自然災害のリスクは違う

雹被害
日本列島は縦に長いという特殊な地形をしていることから、地域によって想定される自然災害の種類が変わってきます。
台風は沖縄から東北までの被害が多くなりますし(稀に北海道を縦断することもありますが)、北海道から日本海岸の地域では雪害のリスクが高くります。
また、雹は北関東を中心に被害が出やすい自然災害です。
2018年は西日本で大規模な水害も発生してしまいました。
このようにみると、日本国内で自然災害が起こらない地域はありません。
ということは、火災保険へ加入することは大きなリスクヘッジになるということです。

そのため、経費の削減のために火災保険に加入しないという考え方は、万が一のリスクを考えると微妙です。
些細な損害は自費で修理すると割り切るのであればいいのかもしれませんが、最近の日本の自然災害の傾向を見ていると、想定外の大きな被害につながっている事例もたくさん見受けられます。
特に屋根の被害は足場を組んで修理する必要があるので、簡単な修理でも100万円単位の金額になってしまうことは少なくありません。
このように考えると、火災保険によるリスクヘッジは高い買い物とはいえないでしょう。

全国建物診断サービスでは火災保険ができるかどうかの無料診断を行っています

業者
火災保険を活用した修理を依頼したいが、いい業者がわからない…
そのような時は、全国建物診断サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
火災保険の申請をする際には、最初に修理代がどれくらいになるかの見積が必要になります。
調査・見積の作成までは多くの優良業者が無料で行っています。
しかし、見積の時点で工賃が発生するケースもあり、このような業者の場合は火災保険を悪用した詐欺を働く悪徳業者に当たってしまった可能性があります。
しかし、全国建物診断サービスは加盟店が全国にあり、火災保険を活用した申請のプロフェッショナルなので、無料診断・見積作成の段階で火災保険が活用できるかどうかも含めてチェックをしてくれます。
この際、依頼者が気づいていないような自然災害被害があり、修理すべき箇所が発見されるなど、メリットもたくさんあります。
そして火災保険を申請するわけですが、書類の作成のアドバイスなども行っていますので、初めて火災保険を申請する人も安心です。
しかも、万が一火災保険の申請が通らなかった場合でも、工賃は発生しません。
優良業者というものは、依頼者の不安・質問に対して丁寧に答えてくれますので、分からないことは放置せず何でも聞いてみましょう。
火災保険の申請方法や見積の見方など、素人ではわからないことばかりだと思います。
そのため、強い味方になってくれる業者を見つけることが、火災保険を活用した修理の成功への道となります。
火災保険を活用した修理を検討中の方は、まずは全国建物診断サービスに相談してみてはいかがでしょうか。

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