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サッシ廻りからの雨漏りは台風であれば保険が可能

家を設計する時に、採光・通風を考慮しながらデザイン性を持たせるために必要になるものが窓です。その窓にはサッシがついていて、雨漏りがしないような構造になっています。しかしながら、何らかの理由でサッシに不具合が起き、雨水が浸入してきてしまうことがあります。

 

では、サッシ廻りから雨水が浸入しないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。そして、浸入してきてしまった時はどのように対処すれば良いのでしょうか。

 

 

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サッシの特徴を知る

 

窓というものは開き方で、大きく6種類に分けることができます。それぞれどのような特徴を持っているのでしょうか。

 

 引き違い窓

左右に引くことで開けたり閉めたりする一般的な窓です。リビングにある大きな窓のような、比較的大きな開口部の場所によく設置されています。開口部が広いので、窓を開けた時に体を外に出しやすいことから、内側・外側とも拭き掃除がしやすい窓です。

 

② 縦すべり出し窓

縦を軸にして外側に開く窓です。開けた部分が風を受け止めることで内部に風を誘導する、通気量を考慮した設計になっています。開ける部分は自由な位置で固定できるので、通気量の調整も簡単です。リビングやキッチンなど、こまめに通気が必要な場所に設置されます。全開にすれば腕を出すことができるので、外側も拭き掃除が可能です。

 

 ③ 横すべり出し窓

横を軸にして外側に開く窓です。雨の日でも開けた部分が屋根代わりになるため、雨が入りにくい設計になっています。外から見ると開口部がほとんどないことから、曇りガラスを使用するとさらにプライバシー保護になります。そのため、浴室やトイレ・寝室などに向いている窓です。掃除をする時はストッパーを外して水平になるまで開くことで、窓の外側も拭くことができます。

 

④ FIX窓

ガラスがはめ込まれただけの窓で、完全に固定されているものです。採光・眺望のみを目的とし、通気はできません。円形・台形・アーチ型など開閉しないことを生かして様々なデザインに加工できます。屋根についた天窓もこの一種です。また、開閉機能がないことから外側から拭く以外の掃除方法はありません。

 

⑤ 上げ下げ窓

上部がFIX窓で、下が上下に開閉する窓の組み合わせです。引き違い窓ほど開口部が広く取れない場合に使用される窓で、FIX窓と同様に窓を閉めた状態で外側から拭いて掃除をします。

 

⑥ ルーバー窓

ハンドルをくるくる回して操作することで、ガラス部分が開閉する窓です。ガラス部分が風を受け止めて内部に風を誘導するので、キッチンなど日常的に換気が必要な場所によく設置されます。

 

 

最近の窓の主流とは?

 

窓には「ガラス」部分と「サッシ」部分があるのですが、最近はどのような窓が主流になっているのでしょうか。

 

ガラスについては「1枚ガラス」「2枚ガラス」「3枚ガラス」「5枚ガラス」といった窓があります。2枚以上のものを「複層ガラス」と呼び、ガラスが多ければ多いほどガラスとガラスの間に空気層を作ることができるので、断熱効果が高くなります。また、「Low-E」という特殊な膜がコーティングされたガラスを使用することで、さらに断熱効果を高めているガラスも登場しています。

 

一方のサッシについては、従来の「アルミ製」の他にも「外側がアルミ製で内側が樹脂製」「樹脂製」の3タイプが存在します。木製のサッシもあることはありますが、現在では数が少なくなっています。

 

アルミは、樹脂よりも雨や風など自然環境に対する耐久性・強度が高いのですが、結露を起こしやすいという欠点も抱えています。樹脂は、アルミよりも耐久性こそ劣りますが、断熱性が高いのが特徴です。この両者のメリットを取り入れたのが、外側がアルミ製で内側が樹脂製のサッシです。ちなみに価格帯は、アルミ製→アルミ製+樹脂製→樹脂製の順番で高くなります。

 

サッシ廻りからの雨漏りのチェックポイント

 

では、サッシ廻りから雨漏りがしているように感じた時は、どのようにしてチェックすれば良いのでしょうか。まずは、以下の5つのポイントをチェックしてみてください。

 

 ① 窓枠のコーキングをチェックする

窓枠のコーキングは経年劣化しやすいため、このコーキングが不具合を起こして雨水が浸入してくることは少なくありません。

 

② 窓の上部に設置された配管・換気扇などが外部に出ていく部分をチェックする

このような配管部分から雨水が浸入しないように傾斜が付けられていることがほとんどなのですが、傾斜が足りない場合に室内へ雨水が入ってきてしまうことがあります。この外部への接続部分のコーキングも、劣化していないか確認しましょう。

 

③ サッシ周辺の外壁をチェックする

サッシ周辺の外壁にクラック(ひび)が入っていたり、小さな穴が開いていたりする場合は、雨水が浸入するリスクが高くなります。どんな小さなクラック・穴も見逃さないようにチェックしましょう。

 

④ 引き違い窓のサッシをチェック

引き違い窓の場合、前後にサッシがありますのでサッシを動かすレールが設置されています。真横から強風と共に雨水がこのレールに設置されたサッシの隙間から浸入してくる場合がありますのでチェックしましょう。

 

⑤ サッシ付近の屋根をチェック

雨漏りが発生したサッシの近くに、屋根がないかを確認してみましょう。屋根と外壁の境界部分のクラックや小さい穴も、雨漏りの原因となりますので確認しておきましょう。

 

サッシの雨漏りはどうすれば良い?

 

それでは、実際にサッシに雨漏りが起こった場合はどうすれば良いのでしょうか。

 

サッシ廻りのコーキングは、毎日紫外線や風雨といった自然環境に晒されているので、非常に劣化しやすい状態になっています。そのため、雨漏りを引き起こすリスクも高いため、定期的なメンテナンスが必要になります。目安としては10年に1回程度が適当でしょう。

 

もし劣化したコーキングを放置してしまうと、雨水が進入して雨漏りが発生してしまいます。そして雨水の浸入をそのままにしておくと、住宅の内部が浸食され基礎部分が腐食し大工事に発展してしまうこともあります。そのため、雨漏りを放置することで最悪の場合家の立て直しをする羽目になってしまいますので、早急な対処が必要になります。具体的には、以下のような方法で対処します。

 

  • 打ち替え

もともとあったコーキングを完全に取り除き、新しいコーキングを充填する方法です。しかしながら、もともとのコーキングを完全に取り除く作業を行うためには時間がかかるためコストの面でも高くなることが予想されます。ただし、コーキングを新築同様の状態にすることができるというメリットもあります。

 

  • 増し打ち

もともとのコーキングはそのままにしておき、その上から新しいコーキングを乗せていく方法です。この方法は、コーキングの劣化状態がひどい時には採用できませんが、打ち替えと違いもともとのコーキングを完全に取り除く必要がないので、コストは安く済みます。しかし、新旧のコーキング同士の相性が良くないと、剥離が起こるリスクがあります。

 

自然災害による被害の場合はすぐに写真を撮る

 

サッシ周辺から雨漏りが起きている場合、台風や大雨などの自然災害が原因と思われる場合は、火災保険を活用した工事ができる可能性があります。

 

火災保険は、火事の被害だけでなく、地震・津波・噴火を除く自然災害による被害を補償してくれる住宅の総合保険です。その対象となるのは、住宅そのものである「建物」とその建物の中にある家具などの「家財」です。

 

火災保険加入時に「建物だけ」「家財だけ」「建物・家財両方」という3パターンの中から補償対象をセレクトすることになりますが、サッシは「建物」の中に入りますので、「家財だけ」をセレクトした場合は補償対象になりません。

 

もし、火災は自然災害により被害が発生した時に、「建物だけ」の火災保険に加入していた時は住宅部分だけ、「家財だけ」の火災保険に加入していた時は家具だけ、「建物・家財両方」の火災保険に加入していた時は住宅も家具も補償される仕組みになっています。

 

自然災害による被害を受けた時は?

 

自然災害の被害を受けた場合は、気が気でない状態になっていると想像されます。しかしながら、火災保険を活用するためには被害を受けたことを証明できるように忘れずに写真を撮っておくことです。

 

保険会社に火災保険の申請をする場合は、必ず証拠となる「写真」が必要となります。火災保険の申請の時効は3年間なので、3年以内であれば後から申請することができますし、緊急の場合は先に工事を行ってから申請する事もできます。

 

なお、その写真の撮り方のポイントは2つあります。まずは、サッシ周辺のコーキングが剥がれてきているなど「被害状況がわかる写真」を撮影しましょう。そしてもう1枚は「建物全体の写真」です。火災保険の申請を行う際には必ず必要になるので、この2パターンの写真を撮影しておきましょう。

 

サッシ以外の雨漏りはサーモグラフィー調査をすることも

 

サッシ廻りの雨漏りはすぐに原因がわかることが多いのですが、他の雨漏りはなかなか原因が突き止められないことも多いです。その際に行うのが、赤外線サーモグラフィー調査です。

 

この赤外線サーモグラフィー調査は、高感度赤外線カメラを使用して雨漏りの原因を突き止める方法で、雨漏りが疑われる箇所を専用のカメラで撮影して精査します。

 

そのサーモグラフィーの温度分布画像の色の違いを確認することで、どこで雨漏りが起こっているのかを正確に突き止めることができるというわけです。というのも、雨漏りが起きている場合、雨水が浸入している部分だけ温度が下がるため違いが出てくるのです。

 

ただし、温度差は1℃ほどなのでサーモグラフィーカメラを使用しなければはっきりと区別することができません。赤外線サーモグラフィー調査による雨漏りの発見率は99%とも言われているので、確実性の高い調査と言えます。

 

調査に向いている建物と向いていない建物

 

雨漏りの発見に赤外線サーモグラフィー調査を使用することは、雨漏りの発見に友好的なことはわかりましたが、どんな建物でも使用できるわけではないというデメリットがあります。赤外線サーモグラフィー調査ができるのは、以下のような建物です。

  • 全面が道路に面している建物
  • 立地場所が角地の建物
  • 調査対象となる部分と隣地の距離が5m以上離れている建物
  • 雨漏りがサッシや壁際からも起きている建物

逆に言うと、これらの条件を満たさない場合は赤外線サーモグラフィー調査を行うことはできないので注意が必要です。

 

サーモグラフィーを使うと雨漏り以外も突き止められる?

 

赤外線サーモグラフィー調査を行うと、雨漏り以外の欠陥を発見することもできます。それが「結露」と「断熱材の欠損」です。

 

まずは結露についてですが、赤外線サーモグラフィーには「断熱アラーム」という機能がついていることから、設定温度より高い・低い場所を違う色で表示することができます。

 

例えば、設定温度を20度にしておくとその温度を下回る18度などの場合は緑や青などで表示されるので、結露が起こっている可能性がわかるのです。壁の裏の状態はなかなか知ることができないため、このような機会を有効に使うことで被害を最小限に食い止めることができます。

 

続いて、断熱材の欠損についてですが、断熱材に不具合が発生すると冷暖房を使用した時のエネルギーロスが大きくなります。エネルギーロスについても、赤外線サーモグラフィー調査により知ることができます。少しでも怪しいと思われる箇所は、このタイミングで徹底的に調査しましょう。

 

すべての欠陥を100%発見できることはできませんが、普段目視ができないような場所の細かい異変に気付くことができる調査ですので、住宅を長持ちさせるためには有用だと言えるでしょう。また、赤外線を当てるだけなので建物そのものにダメージを与えることがないのもポイントです。

 

雨漏りは早めの対策が必要

 

このように、雨漏りは住宅にとって大きなダメージになっています可能性のあるものです。少しでも雨漏りが起こっているような異変に気づいた時は、すぐに専門業者に調査をしてもらうことをおすすめします。

 

また全国建物診断サービスでは、定期的に調査を行い住宅への被害の予防を行うホームドックというサービスを展開していますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。