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台風・大雪で壊れてしまったポリカーボネート製品にも火災保険は活用できるのか

2020年3月11日 公開

ポリカーボネート

一戸建て住宅の横に、自家用車用のカーポートを隣接して設置するケースがあります。このカーポートは住宅と離れていますが、火災や自然災害による被害が出た時に火災保険が活用できることがあります。

このカーポートは、素材によって耐久性が異なりますが、最近は巨大台風や急な豪雪が増えていることから、丈夫なカーポートも壊れてしまう可能性があるので、火災保険は強い味方になってくれることでしょう。

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様々なカーポートの特徴

カーポート (1)

カーポートを設置すると、愛車を雨や雪、強い日差しといった自然現象から守ることができます。そして、春先に中国から日本にやってくる黄砂や、鳥の排泄物などの汚れからも守れますし、自転車置き場としても利用できます。さらに、車の乗降時の雨除けにもなりますので、雨の日でも濡れることなく車の乗り降りが可能になります。そして、多少の雪もカーポートがあれば車に降りかかることなく終わります。ただしカーポートを設置することで場所を取ってしまうこととコストがかかることは、デメリットといえるかもしれません。また、その地域における想定外の自然災害が起こった時は倒壊・破壊してしまうリスクも存在します。

【関連リンク】
・自宅に車がぶつかった!盗難被害に遭った!火災保険を活用できるって本当?

どんなカーポートが自然災害に強い?

では、どんなカーポートが自然災害に強く、倒壊・破壊のリスクが低いのでしょうか。カーポートを設置する時には、まずどのような形状のカーポートを設置するのかを決める必要があります。メーカーが既製品として販売しているカーポートの中で、一番需要があるのは車2台分の駐車スペースを覆うことができる「2カーポート」です。車用品の専門店などでは色々な種類のカーポートが販売されていますが、形状としては以下の2種類に大別されます。

●並列駐車用
車を横並びに駐車する場所がある場合は、ドアの開閉時のスペースを考慮しできる限り間口が広いカーポートを設置するようにしましょう。並列駐車用のカーポートの構造上、屋根の両端に柱が建つことがほとんどですので、どこに柱が立つのかを事前に確認しておくことが重要です。というのも、車の乗降時にドアが柱に当たることになるように設置してしまうと、非常に使い勝手が悪いからです。また、耐久性は弱くなってしまいますが、後方にのみ柱が立つタイプのようなデザイン性が高い商品も販売されています。

●縦列駐車用
縦並びに駐車するスペースに設置するカーポートは、奥行が長く横幅が狭い形状をしていることから、スペースの有効活用がしやすい製品となっています。狭い縦長の敷地にもカーポートを設置ができるのは魅力ですが、1台用のカーポートを前後に設置するような形になるため、屋根を支える柱が片側に集中してしまいます。そのため、柱側のドアの開閉がしにくく、雨の吹き込みにより車の乗降時に濡れてしまうというデメリットもあります。

カーポートは、敷地に余裕がある場合以外は駐車場の敷地条件でほぼほぼ構造が決まってしまいます。敷地の形状によって製品に限りが出てきてしまいますが、2台用のスペースがある時は、1台用ではなく2台用のカーポートを設置することをおすすめします。というのも、1台分のカーポートを設置した後に増設するのは、最初に2台分のカーポートを設置するよりもコストがかかってしまうからです。大きめのカーポートは、自転車置き場や物置など別の用途にも利用できるというメリットがあります。

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倒壊リスクが低いポリカーボネート製のカーポート

では、台風や大雪など自然災害に強いカーポートとはどのようなものなのでしょうか。まず、倒壊リスクの観点から行くと、柱が片側に固まっている製品よりも4本柱のカーポートの方が倒壊リスクは低く安定感がアップします。

この4本柱のカーポートの中でも、ドーム型の形状をしているアール型カーポートは、丸みを帯びた屋根がやわらかい印象を与え、雨水や雪がたまらない構造をしていますので、倒壊リスクは軽減されています。また、どのようなデザインの住宅の隣に設置しても調和するデザインですので、多くの住宅の横に設置されているカーポートになっています。一方、屋根が平らなフラット型カーポートは、雪が積もるリスクが高いというデメリットがあります。しかし、風の影響を受けにくいというメリットがあるので、雪よりも風の心配がある地域に向いているカーポートといえるでしょう。すっきりしたビジュアルの製品が多いことから、最近は人気が出てきています。

そして、積雪が多い地域にはポリカーボネート屋根のような素材自体の強度が高いカーポートがよく設置されています。折板屋根は屋根自体が鋼板材なので、カーポートの中では最高レベルの強度を誇りますが、コストパフォーマンス的には優れているとはいえません。そこで重宝されているのが、ポリカーボネート製のカーポートです。

ポリカーボネートとは何か

ポリカーボネートとは、ドイツのバイエル社が開発した熱可塑性プラスチックの一種です。非常に丈夫なプラスチックとして、飛行機の素材の一部から事務用品まで幅広い製品の材料として利用されています。「ポリカ」「PC」と省略されることもあり、アクリル樹脂などと共に有機ガラスとも呼ばれることがあります。日本国内では、三菱ガス化学が1971年に量産化に成功し、国内ではトップシェアを占めています。

透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性・寸安定性など様々な性能に秀でていて、特に耐衝撃性は一般的なガラスの250倍以上といわれています。また、機械的強度も優れていることから力のかかるプラスチックねじとして最も多く使われている材料にもなっています。

余談ですが、映画『ターミネーター』の中でアーノルド・シュワルツェネッガーがかけていたサングラス「ガーゴイルズ・クラシック」のメーカーであるガーゴイルズ社では、同製品のコンセプトとして「散弾銃や22程度の小口径拳銃であれば撃たれても貫通しない」と謳うほどの強度を誇ります。

弱点としては、薬品耐久性があまり高くないことです。特にアルカリ剤や溶剤では劣化してしまうことから、接着剤などの使用には向きません。引っ張る力にもあまり強くなく、強い力で引っ張ると、白化して透明度が著しく低下するという面も持っています。また、素材自体は高い強度を誇りますが、表面だけを見ると硬度は高くなく、硬いブラシなどで掃除をすると傷が付き透明性が低下します。そのため、この弱点を解決するために表面を加工した製品も販売されています。

火災保険の風災補償・雪災補償の適用条件

ポリカーボネートのカーポートは丈夫なため、ちょっとやそっとのことでは破壊しません。しかし、想定外の自然災害が起きた時には、ポリカーボネートのカーポートでもトラブルが発生してしまうかもしれません。そのような時は、どのように修理すれば良いのでしょうか。

火事や自然災害による被害が出た時には、火災保険が適用されます。カーポートにおいては、一般的な火災保険では建物の付帯物とみなされます。そのため、火災保険の補償対象である「建物」の一部として認められるので、火災保険の補償の対象となります。カーポートが破壊・倒壊する原因で多いのは、火災保険における「風災」「雪災」です。これらの補償の適用条件はどのようなものなのでしょうか。

●強風もしくは雪による被害
火災保険における風災被害とは、ある一定の強風が吹いた時に出た被害全般を指します。このある一定の強風とは「最大風速」ではなく「最大瞬間風速」で判断することになっていて、基準としては「最大瞬間風速が秒速20メートル以上」が強風と判断されます。また、雪による被害は、写真を撮影することで申請時に伝わりやすくなりますので、アップの写真と接近した写真の2種類の写真を残しておきましょう。

●3年以内に受けた被害
火災保険の時効は3年です。つまり、被害が発生した日から3年以上が経過してしまうと時効が成立してしまいますが、被害を受けてから3年以内であれば、火災保険の補償の対象となります。過去に強風や大雪で被害を受けてそのままにしている時は、3年以内出れば火災保険の申請ができます。正確な日時はなかなかわからないと思いますので、インターネットなどで台風が上陸した日や大雪が降った日を調べてみましょう。また、すでに工事をしてしまった場合も補償の対象となります。しかし、工事をした際の工事の見積や被害状況がわかる写真が必要になりますので、火災保険がおりるハードルは高いといえます。

●工事費が20万円以上になる被害
一部の火災保険では「20万円ルール」というものがあります。これは、被害額が20万円未満の場合は補償されない契約のことで、かつての火災保険の免責金額が20万円になっていることの名残とされています。しかし、カーポートの修理の場合は20万円未満の金額になることは少ないので、心配する必要はないと思われます。

緊急時は工事終了後に火災保険を申請できる

先述の通り、火災保険の申請期限(時効)は被害があった日から3年となっています。これは火災保険だけでなく保険の請求期限について保険法第95条に「保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第63条又は第92条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、3年間行わないときは、時効によって消滅する」と定められているからです。つまり、火災保険の請求については原則的に3年で時効を迎えますのです、被害を受けてから3年以内に請求をしましょう。

また、保険法とは別に各保険会社がオリジナルの請求期限を決めていることも多くあり、3年よりも短い申請期限を設定していることがあることには注意が必要です。被害が発生してから少し時間が経過してから火災保険を申請する時は、事前に保険会社に請求期限を確認しておかなければ、せっかくそろえた書類がムダになってしまいます。

このように、火災保険は被害を受けてから申請まで猶予がある損害保険です。そのため、日常生活を送ることが困難になるような急な工事については、先に修理をしてしまってから火災保険の申請をするということも可能です。その際、工事を行う前と後の写真や、業者の見積書、罹災証明書(各自治体が発行している自然災害があったことを証明する書類)など様々な書類を用意しなければいけません。特に写真に関しては重要なポイントになりますので、個人で完璧に揃えるのはなかなか大変になってしまいます。そのため、火災保険の活用に慣れている専門業者(後述します)に依頼することをおすすめします。

火災保険は破損した部分しか認定されない

火災保険の補償対象となるのは、住宅そのものである「建物」(カーポートのような付帯物を含みます)と、建物の中にある家電などの「家財」の2つです。火災保険の契約時に「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財の両方」という3種類の補償対象を選ぶことになりますので、「家財のみ」の契約の場合、カーポートに被害が出ても補償対象にならず保険金はおりません。

もう一つ注意しておきたいのは、火災保険は火災や自然災害による被害に対して補償してくれるものですので、経年劣化については補償されないということです。経年劣化とは、時間の経過により劣化していくことで、損害保険で補償されるものではありません。つまり、火災保険の申請をした時に、自然災害による被害ではなく経年劣化と認められてしまうと、火災保険の補償の対象にはならないことになります。逆にいうと、経年劣化なのに自然災害による被害として火災保険を申請してしまうと。虚偽の申告と判断されてしまう可能性があります。

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そこでご紹介したいのが、全国建物診断サービスという火災保険の活用において豊富な実績を誇る団体です。全国建物診断サービスは、全国に400を超える加盟店を持っているので、全国どの地域でもクオリティの高いサービスを提供し、火災保険を活用した工事を豊富に行っています。

自然災害により建物・家財に被害が出た時に、火災保険を活用して無料で工事を行うことは、昨今の異常気象の増加に伴い、今後も頼りになるものになるでしょう。もちろん、カーポートが自然災害により破壊・倒壊した場合も、火災保険を活用して工事を行うことができますので、安全・安心な申請をしてくれる全国建物診断サービスに相談してみてはいかがでしょうか。



記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。