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パラペットとは?台風などで屋根部分が破損したら火災保険で修理できるのかも解説!

2020年5月7日 公開

「屋根部分にあるパラペットの役割やメンテナンス方法などについて詳しく知りたい」
「パラペットなどの屋根部分が破損した場合、火災保険で修理できるのか知りたい」

屋根の補修の際、パラペットについてこのようにお考えの方もいらっしゃることでしょう。

パラペットは屋上や屋根部分の中でも一番雨風にさらされやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

この記事では、パラペットについて以下のような情報を解説します。

パラペットとは?
パラペットの構造
パラペットのメンテナンス方法
パラペットの修理方法
パラペットなどの屋根部分の修理に火災保険が使えるか

パラペットや火災保険の基本知識を持っておくことで、屋根修理の際に失敗を避けられるでしょう。

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パラペットとは?

パラペット

パラペットとは、フラットな屋上や屋根に設置される壁のことです。
フラットな屋上や屋根のことを、陸屋根ともいいます。

パラペットはこの陸屋根の端に立ち上げられた低めの壁で、胸壁とも呼ばれます。

パラペットの役割

パラペットは、「防水」と「落下防止」の役割のために設置されます。
一般的な屋根は外壁よりも外側にはみ出ているため、雨水が壁に直接流れ落ちるということがありません。

しかし、フラットな屋上や屋根の場合、降った雨水が直接外壁をつたうことになります。

そうなると外壁の劣化が進んだり、雨漏りの原因になったりします。
パラペットを設置することで、外壁に雨水が直接流れ落ちることを防ぎ、住宅劣化のスピードも緩められるでしょう。

また、フラットな屋上や屋根の場合、作業中に誤って転落してしまう危険があります。
しかし、屋上の端にパラペットを設置することで、落下を防止できます。

このように、パラペットには防水して住宅劣化を防ぐことと、転落による事故を予防する役割があるのです。

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パラペットのメリット

パラペットのメリットとは、主に以下の3つがあります。

雨漏り予防
落下予防
プライバシーを守る

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

雨漏り予防

陸屋根はそのままの状態だと雨水が直接外壁をつたって流れ落ちるため、パラペットを設置して壁の劣化や雨漏りを予防します。

また、雨水が外壁を直接つたって流れ落ちないため、泥はねやコケなどによる壁の汚れを防げます。

落下予防

屋上や屋根にパラペットという立ち上がりの壁があることで、落下予防になります。
事故を未然に防ぐためにも、パラペットを設置しておくと安心です。

プライバシーを守る

パラペットを設置することで、外から屋上や屋根の内部が見えにくくなり、プライバシーを守れます。
屋上で洗濯物を干すときなども隠せるといったメリットがあります。

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パラペットのデメリット

パラペットのデメリットには、主に以下の2つがあります。

屋根の通気性が悪くなる
定期的なメンテナンスが必要

それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。

屋根の通気性が悪くなる

パラペットは風の通りを塞いでしまうため、屋上や屋根の通気性が悪くなります。
通気性が悪くなると、屋上や屋根にコケまたはカビが生えやすくなるため、定期的に掃除しなければいけません。

定期的なメンテナンスが必要

パラペットはひび割れや破損すると、雨漏りの原因となるため定期的に防水のための補修やメンテナンスが必要です。
また、メンテナンスの際には費用がかかることも覚えておきましょう。

パラペットの構造

パラペットの構造は、以下の3つから作られています。

天板
防水シート
内樋(うちどい)

それぞれの役割を詳しく解説していきます。

天板

天板とは笠木とも呼ばれ、パラペットの一番上の手すり部分にあたる箇所のことです。

雨水や紫外線からパラペットを守る役割があります。
しかし、雨水や紫外線が一番当たる箇所でもあるので、腐食や劣化しやすい部分でもあります。

防水シート

防水シートは、雨漏り予防のためにパラペット内部に張られます。
住宅を雨漏りから守るための大切な部分なので、定期的にメンテナンスや補修する必要があります。

内樋(うちどい)

内樋とは、パラペットと屋上または屋根が接する部分にある排水のための設備です。
雨水を集め排水するので、劣化やゴミの詰まりに注意しておかなければなりません。

パラペットのメンテナンス方法

パラペットのメンテナンスでのチェック方法は、主に以下の2つがあります。

ひび割れはしていないか
落ち葉などのゴミが溜まっていないか

それぞれのメンテナンス方法について、どうしてチェックすべきかなど詳しく解説していきます。

ただし、パラペットの高さが低いような屋上や屋根での移動は危険です。
そのため、高さが低いパラペットのメンテナンスは専門業者に依頼した方が安心です。

ひび割れはしていないか

雨漏りの原因となるため、パラペットがひび割れしていないかチェックし、メンテナンスする必要があります。

パラペットがひび割れしていると、そこから雨水が浸透し、内部を腐食させてしまう恐れがあります。

パラペットのひび割れは、経年劣化や建物の横揺れなどが原因です。
ひび割れしている箇所は、防水処理などの補修が必要となります。
住宅劣化を防ぐためにも、屋根部分のひび割れには十分注意しておきましょう。

落ち葉などのゴミが溜まっていないか

パラペットには屋根に降った雨水を排水する仕組みが備え付けられていますが、この部分に落ち葉などが溜まると排水機能が失われてしまいます。

排水機能がうまく回らないと、屋上や屋根に雨水が溜まり、雨漏りや住宅劣化の原因となります。

そのため、定期的に落ち葉などのゴミが溜まっていないかチェックし掃除する必要があります。

パラペットの修理方法

パラペットの修理方法には、以下の3つがあります。

コーキング
防水シートの取替え
内樋の修理

パラペットは経年劣化や自然災害などで破損することもあるため、定期的なメンテナンスと修理が必要となります。
それぞれの修理方法について、詳しく解説していきます。

コーキング

パラペットにひび割れた部分がある場合、コーキングして雨漏りを防ぎます。
コーキングとは、弾性のある充填剤でひび割れや壁の隙間などを埋めることです。

防水シートの取替え

パラペット内部の防水シートが劣化している場合、新しいシートに取替えるようにします。

パラペットなどの屋根部分は一番雨水に当たりやすい箇所なので、雨漏り予防のために内部に防水シートが張られています。

防水シートの耐用年数は10年ほどですが、破れや剥がれなどの劣化症状が見られる場合、部分補修するか全面張り替えを行うようにしましょう。

内樋の修理

内樋は屋上や屋根の雨水を集めて流す部分なので、腐食や劣化した場合は新しく取り替えるなどの補修が必要です。

破損した内樋をそのまま放置しておくと、排水機能がうまくいかず屋上や屋根に雨水が溜まり、住宅劣化を引き起こす可能性があります。

また、内樋の内部にゴミなどが詰まってしまった場合は、早めに取り除きましょう。
内樋にゴミなどが詰まると、雨水がうまく流れず住宅内部を腐食させたり、雨漏りしたりします。

パラペットなどの屋根部分の破損は火災保険で修理できる

パラペットなどの屋根部分の破損は、ある条件を満たしていれば火災保険を使って修理できます。

火災保険で屋根部分を修理するための条件や、申請手順を詳しく解説していきます。
屋根部分の修理が必要となった際、すぐに業者に工事を依頼するのではなく、まずは火災保険が使えないかチェックしてみてください。

火災保険で屋根部分を修理するための条件

火災保険で屋根部分を修理するための条件は、以下の通りです。

風災などによる自然災害が原因の破損
破損してから3年以内の申請
修理費用が20万円以上

それぞれの条件について、詳しく解説していきます。

風災などによる自然災害が原因の破損

屋根部分の破損が自然災害によって起きたことと証明されれば、火災保険で修理できます。
屋根の修理で火災保険が使える自然災害には以下のようなものがあります。

水災
風災
雹災(ひょうさい)
雪災

水災とは、台風や大雨による洪水・土砂崩れ・高潮による災害のことです。
風災とは、台風や突風、竜巻などによって起こる災害を指します。

また雹災とは、雹が降ることによって起こる災害のことです。
雹は直径5ミリ以上の大きさの氷の粒と定義されており、5ミリ未満はあられと呼ばれます。

雪災とは、大雪や雪崩によって起こる災害のことです。
雪は軽いというイメージですが、集中的に降ると屋根などを破損するくらいの重さになります。

破損してから3年以内の申請

火災保険での修理は、破損してから3年以内に申請された箇所が対象となります。
そのため、屋根など住宅の破損に気づいたら早めに保険会社に連絡するようにしましょう。

修理費用が20万円以上かかる

多くの火災保険では、修理費用が20万円以上でないと補償されないという規約になっています。

しかし、最近では修理費用が20万円以下の場合にも補償される、または一定額の自己負担額を超える金額が補償されるという保険もあります。
ご自身が加入している火災保険の補償内容を一度確認しておきましょう。

火災保険の申請手順とは

火災保険の申請手順は、以下のような流れになります。

保険会社に連絡
保険会社から必要書類が送付される
必要書類の提出
調査員が派遣される
審査
保険金の受取り

それぞれの手順について、具体的にどのように対応するか解説します。

保険会社に連絡

屋根などに破損箇所を見つけた場合、保険会社に保険金請求のための連絡をしましょう。

保険会社に連絡をする際、保険者証券番号などが記載された書類を手元に用意しておくと、スムーズに手続きできます。

また、破損状況なども詳しく確認されるので、破損箇所の状態をよく把握しておきましょう。

保険会社から必要書類が送付される

保険会社から、必要書類や保険金請求のための案内書が送付されてきます。
書類に記載されている氏名や住所などが間違っていないか、また記載内容などをよく確認しましょう。

必要書類の提出

必要事項を記入し、書類を保険会社に提出します。

記入漏れがないか、必要書類はすべて同封しているかよく確認してから提出してください。
必要書類がすべて揃っていないと、保険金請求の手続きが遅れてしまいます。

調査員が派遣される

保険会社より調査員が派遣され、現地調査が行われます。
調査員によって、破損箇所の状況や破損が火災保険の補償対象であるかなどがチェックされます。

審査

保険金請求の書類や、調査員による現地調査の結果を基に、補償対象かどうかの審査が行われます。
このとき、補償対象となれば保険金額もいくら支払われるか決められます。

保険金の受取り

屋根の破損が火災保険の補償対象と認められれば、保険金が受け取れます。
保険金は指定口座に振り込まれます。

申請に必要な書類

火災保険の申請の際、主に以下のような書類が必要となります。

保険金請求書
修理費用の見積もり書
破損箇所の写真

それぞれの書類について、詳しく解説していきます。

保険金請求書

保険金請求書は、氏名などの基本情報や保険金の振込口座などを記載し保険会社へ提出します。
提出する際は記入漏れがないよう、よく確認しておきましょう。

修理費用の見積もり書

補償額がいくらになるかわかりやすくするため、破損した箇所の修理費用の見積もり書を用意します。

見積もり書には、修理の際に必要な材料費なども記載する必要があります。
そのため、専門業者に依頼して見積もり書を作成してもらうようにしましょう。

破損箇所の写真

破損した箇所の証明のために、写真を5枚ほど用意しておきます。
保険会社が破損箇所の状況がよくわかるような写真を撮るようにしましょう。

破損箇所の写真も、素人ではどのように撮影すればいいのかわからないため、業者に依頼することをおすすめします。

自然災害による屋根の破損は火災保険で修理しよう!

パラペットなどの屋根の破損は、放置しておくと住宅劣化を速めてしまう恐れがあります。

そのため、できるだけ早く修理する必要がありますが、自然災害による破損であれば火災保険が使えるため、まずは保険会社に連絡してみましょう。

ただし、破損してから3年以内の申請しか補償はされないので、忘れないように保険金請求するようにしてください。



記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。