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外装塗装で活用する足場の種類について知る

2020年6月23日 公開

外壁塗装工事で必要不可欠なもの、それは足場です。足場を組むことで、地上からは手の届かない高い場所で安全・安定した作業ができるようになります。つまり、高く不安定な場所で仕事をする職人の身の安全を守るためにも、足場は重要な役割を果たします。

外壁塗装工事においては、多くの塗料・工具が必要になるため、職人の荷物を置く場所としても足場は有効に活用されます。この足場にはさまざまな種類があり、工事場所によって使い分けています。では、足場にはどのような種類があるのでしょうか。

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足場を組むには資格が必要?

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足場を大きく分ける、木材を利用した「丸太足場」や金属管を利用した「鋼管足場」に二分されます。かつては一戸建ての外壁塗装では丸太足場が使われることが一般的でした。しかし、丸太の足場は安全性の面で有利な鋼管足場にその役を代わられるようになってきました。木材を足場のために伐採するという点においても、鋼管足場のように再利用が可能なものの方が環境面でも考慮されているといえるでしょう。

しかし、丸太足場も鋼管足場にしても、足場を組むためにさまざまな法律が制定されていることをご存じでしょうか。そのため、誰もが簡単に足場を組めるものではありません。足場を組む指針となる「労働安全衛生規則」には、足場を組み立てる場合は「その足場がしっかりとした構造」になっていて「構造に適合した強度」があり「職人の安全を守れる」ものが絶対条件とされています。足場の倒壊は職人の怪我に直結してしまいますし、最悪の場合、命の危険もありますので、法律によって厳重に組み立てのルールが決められています。

鋼管足場の組み立てには資格がいる

このような法律だけでなく、鋼管足場の組み立ては「足場の組み立てて等作業主任者」という有資格者でなければできません。これは、足場の組み立て・解体・変更の作業が認められている資格で、この有資格者がいない業者は自社で足場を組むことができないため、外部の足場業者に足場の組み立てを依頼することになります。実は、塗装業者の中には足場を持っていない業者が多数います。

これは「足場の組み立てて等作業主任者」の有資格者がいないために、足場の組み立てが必要になるときに外部に委託した方がコストパフォーマンスは良くなるからです。足場の組み立てて等作業主任者の資格を取得するには、足場の組み立て作業の知識だけでなく作業者に対する教育の知識なども学ぶことになり、有資格者を雇用するよりも足場の専門会社に任せた方が安心・安全で経費もかからないのです。

【関連リンク】
・外壁塗装工事を無料で行うには火災保険を活用しよう
・屋根・外壁の補修と業者の選び方!塗装工事と防水工事の違い

足場の種類とその特徴

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ここからは、足場の種類と特徴を細かく見ていきましょう。
●丸太足場

日本の住宅では古くから建材として木材が使われてきましたが、それは足場でも同じことです。スギやヒノキなどの細長い木材を使い足場として活用してきましたが、最近は安全性・環境面の観点から、鋼管足場の方が利用されるようになってきました。とはいえ、鋼管足場では対応できないような急な足場の組み立てが必要な場合は、形状を変えることが容易な丸太足場が使用するケースもあります。

●枠組足場

鋼管足場の中でも、鋼管の枠組みを別の場所で終わらせてユニットとして使用する足場を枠組足場と呼んでいます。

●単管ブラケット足場・一側足場

鋼管足場の中でも、内柱を交互に設置する足場で、作業がしやすく調整が容易だという特徴があります。設置時間も短いのですが、鋼管の本数の調整ができるため、安全性や耐久性が低くなる設定も可能なことがデメリットです。

●くさび式足場

鋼管足場の中で最もポピュラーなタイプです。低層~中層の建物に対応できるため、日本では最も活用の場が広い足場といえます。くさび式足場は設置する敷地が狭くても、建物の形状が複雑でも自由に組み立てができますし、スケジュールの短期化・コストの削減にもつながるため重宝されています。

●ロープブランコ工法

足場の中でもちょっと変わっているのがロープブランコ工法(無足場工法)です。この工法は、足場ではなく建物の屋上から垂らしたロープに設置したブランコに座りながら作業するという工法で、建物の構造や立地条件などに関係なく足場代わりとしてブランコを設置できるからです。

イメージ的にはビルの窓掃除をしている作業員が装着しているロープに近いもので、外壁塗装以外にも屋根塗装や補修工事、各種防水工事などさまざまな工事現場で採用されています。最近はロープブランコ工法が注目されているので、より詳細を見ていきましょう。

まずは、建物と建物の間の非常に狭い土地でも設置できることです。隣家との間隔が狭い場合、鋼管足場の組み立ては物理的に難しいのですが、ロープブランコ工法であればひとり分のスペースで設置ができます。そして、塗装面積が少ない建物でも設置できるのもポイントです。外観のほとんどが窓のような塗装面積が極端に少ない住宅でも、ロープブランコ工法であれば安価で設置ができます。やはり、わずかな面積のためだけに足場を組むのは割に合わないので、ロープブランコ工法が重宝されます。

最後に、ロープブランコ工法は、丸太・交換足場を組み立てるよりもスケジュールも早まりますし、コストパフォーマンスの点でも融通が利きやすくなります。また「道路使用許可」を取得する必要もないので余計な時間もかかりませんし、予算がない場合でも作業が細分化しやすいので予算の調整が容易です。一般的には外壁塗装を行う場合、「塗料費+施工費+足場代+諸経費」という料金形態になりますが、ロープブランコ工法の場合は「塗料費+施工費+諸経費」になります。工事代金の1/3が足場代になるといわれている外壁工事においては、ロープブランコ工法を採用することでかなり安価にすることができます。しかし、稀にロープブランコ工法が組めない場所もありますので、外壁塗装工事をする際には塗装業者と相談して適切な足場を決めていきましょう。

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外壁塗装における「良い業者」「悪い業者」とは?

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このように、足場は外壁塗装職人にとってなくてはならないものですが、足場を軽視してコストを異常に下げようとする業者は、安全性や施工品質に気を配らない業者といえます。足場を設置することは、職人の安全を守ることと同じ意味です。そして、職人の安全が守られるということは、施主に迷惑をかけないことになりますので、足場ほか安全対策を怠る業者には工事を依頼しないようにしましょう。

万が一ですが、足場から職人が転落したり物が落下したりして、職人や住民、通行人がケガをしてしまったとき、命を落としてしまったときは、業者が加入している各種工事保険の保険金から通院費や慰謝料が下りることになります。しかし、足場を軽視している業者の中では、工事保険に加入していない業者も多くなっています。そもそも、工事保険に加入しているような優良業者は、足場の重要性を十分に理解していますし、保険に頼るよりも保険を使用しなくて済むように日頃から安全対策を心がけているものです。

鋼材足場にしても、ロープブランコ工法にしても、落下防止のメッシュシートや職人につける命綱、警備員の配置などは行う必要があります。ロープブランコ工法だからと言って安全対策を怠っていいわけではありません。特に、ロープブランコ工法は一般的な枠組足場が設置できないような場所で使用するので、セキュリティには気を配る必要があります。足場の設置という意味においては工事費用が安くなりますが、安易にロープブランコ工法を推奨するような業者は避けたほうが良いでしょう。もちろん、業者と話し合いのうえでロープブランコ工法をセレクトする分には問題ありません。

足場がないとどうなるのか…職人の足元や手元が不安定になることで、塗りムラや塗り残しが発生してクオリティが下がる可能性があります。どんなに技術を持った職人でも、不安定な作業環境では実力を発揮することはできませんし、塗料もきれいに施工されなければ、剥がれやムラがすぐに生じてしまう「初期不良」という状態になります。優良業者は、しっかりとした足場を設置して、職人の作業スペースを確保し、安全・安心な施工により高品質な塗装につなげられるような工事をしてくれます。

業者を見分けるには具体的にここをチェックしよう

実際に工事に入ると、まずは足場を組まれます。その後、塗装工事がスタートするわけですが、現場の作業風景を見ればすぐに塗装業者や足場業者の良し悪しがわかります。実際に施工が始まっているので、悪徳業者に当たってしまったことがわかったら何ともいえない気分になってしまうかもしれませんが…。外壁塗装工事の最初の作業は、足場の組み立てだけではありません。メッシュシート張りという大切な作業があります。これは、職人が安全に作業をするためには必要なもので、足場の組み立てとメッシュシート張りがどのように行われているかをチェックすることで、その業者がどのような姿勢で塗装工事に向き合っているのかがわかります。

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●どのようなメッシュシートを使っているのかをチェックする
外壁塗装工事において、安全を確保するためにはメッシュシートは重要なポイントになります。このメッシュシートがあれば、職人が万が一、足場のうえで足を踏み外したとしても地面への落下が防止でき、塗料の飛散の防止にも役立ちます。職人の落下や塗料の飛散による隣家への迷惑は、外壁塗装工事では絶対にあってはならないものです。後々に大きなトラブルにつながってしまうリスクは、メッシュシートを張り万全を期して安心・安全を確保することで軽減できます。しかし、この大事なメッシュシートの扱いが雑な業者は、その他のさまざまな作業も雑に行っている可能性があり、経費削減のために家全体に張るべきメッシュシートを一部だけに張ったり、薄くて目の粗い安全性の低いメッシュシートを使ったりするなどの行為があった場合は要注意です。ちなみに、目の粗いメッシュシートが張られた状態で外壁塗装工事が進み、事故が起こってしまったときは誰がその損害を被るのかというと、実は業務を依頼した依頼主の責任が一番重くなります。つまり、悪徳業者が手を抜いたおかげで事故が起こると、依頼者が責任を取る可能性があるということです。職人がどんな環境であれ依頼者の依頼によって作業をしていた場合、塗装の仕事自体に手抜きがないという過程においては、依頼主が一番の被害者となります。このようなリスクを避けるためにも、足場やメッシュシートの質を落として利益を最優先する業者は避けたいものです。

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●誰がどの作業を行っているかをチェックする
トラブルを回避するために、最初の工事依頼時の契約の際に「どのような足場を誰が組むのか、なぜその足場をチョイスしたのか」「どこまでメッシュシートを張るのか、誰が監督するのか」などの詳細を確認しておくことが大切です。業者としても、依頼主からこのような専門的な話が出ると気が引き締まり、ごまかしがきかないと思われますので、現場でも緊張感をもって業務に取り組んでくれることでしょう。そのためにも、契約前にその業者がどのような工事を行っているかを、実際の現場で見学させてもらうという方法をおすすめします。ここで進行中の工事現場の見学を拒否するような業者は、何か見せたくないものがあるということですので、契約を考え直しましょう。一見は百聞に如かず、工事現場を見ればその業者の工事への姿勢がわかるというものです。

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職人の安全を守るために必要不可欠な足場という存在

このように、足場というものは外壁塗装工事において、高所で作業をするために必要不可欠なものです。ここで忘れてはいけないのは、足場の最大の役割は職人の安全を守ることだということです。一般的な戸建住宅の場合、塗装工事においては高さ5メートル近い場所で長時間の作業をすることになります。そのため、安全が確保されていなければ集中して仕事ができませんし、安定した場所でなければ多くの道具を持って上がることができません。このことからも、足場の設置は専門業者に任せて安心・安全を確保するのが一般的です。

外壁塗装工事を成功させるためのコツ、それは職人の安全にも気を配り、依頼者の希望を実現してくれる優良業者を探し出すことです。そのためには、依頼者側もある程度の予備知識を身につけておくことが、重要なポイントになります。