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飛来物によりに被害を受けた時の火災保険申請はどうすればいい?事例を交えて解説します

2020年11月04日 公開

飛来物サムネ

目次(▼タップで項目へジャンプします)
▼ 「飛来物」の事故、イメージできていますか?
▼ 飛来物による被害は火災保険で補償されるのか
▼ 「風災」と「飛来物」による損害の違いは?
▼ 想定される飛来物による被害をご紹介
▼ 自宅から飛来物を発生させてしまった場合はどうする?
▼ 自分自身でできる飛来物対策のまとめ
▼ 火災保険の活用で分からないことがあれば「全国建物診断サービス」がおすすめ

みなさんは「飛来物」による被害に、どのくらい事前の準備ができていますか?
火事や地震など、なんとなく被害が大きくなりそうだとイメージできる事故や災害には心構えをしていても、日常的に起こり得る小規模な事故は見落としがちなものです。
本記事では、飛来物による被害を受けての火災保険の申請方法や、実際の事例などについて詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

「飛来物」の事故、イメージできていますか?

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その名の通り、「飛来物」とは“飛んできた物体”を指すものですが、みなさんはこの飛来物によって、どのような被害があるのかを考えたことはありますでしょうか?
イメージしやすいのは、台風や竜巻によって物体が飛ばされてしまい、住宅の窓ガラスや建物の壁などを破壊してしまうような状況ではないかと思います。外部からそのようなダメージを受けてしまうと、住宅そのものや住宅の内部に損害が出てしまうだけでなく、窓ガラスや壁が崩れた際は、近所の人たちや通行人にも迷惑をかけてしまう可能性があります。

実は、この飛来物による被害の数は大小合わせると非常に多く報告されており、全国建物診断サービスへもよく問い合わせがあります。そのくらい、飛来物による被害は身近であり、対策をしておくべき事故なのです。

■当社団が実際に申請した事例をご紹介
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飛来物による被害は火災保険で補償されるのか

飛来物02
さまざまな事故や自然災害による損害に対して補償がなされる火災保険。その範囲は『住まいの総合保険』と言われるほど手厚く、多くの人が加入しているものではないかと思います。
火災や地震、洪水などの大きな事故や災害による損害に関しては、補償してもらえるイメージが湧きやすいですが、実は飛来物による損害もしっかりと火災保険で補償してもらえます。
ただし、すべての損害に対して補償をしてもらえるわけではなく、いくつかの条件やチェックしていただきたい項目がありますので解説していきたいと思います。

補償内容に「風災」「外部からの飛来物」が付いているか

まずは、ご自身の加入している火災保険に「風災」と「外部からの飛来物」による損害補償が付いているかを確認してください。
そもそも火災保険は、加入時に被保険者自身で“何を補償内容に加えるか”をカスタマイズして決めることができます。その際に、「風災」「外部からの飛来物」を加えていなければ、当然、飛来物による損害に対して補償がされることはありません。

損害を受けてから3年以上経過している場合

飛来物によって損害を受けてから3年以上経過している場合は、どの保険会社でも同様に補償を断られてしまいます。これは保険法でも定められており、中々覆すことは難しいです。しかし、3年経過したからといって保険金を受け取る権利が消滅するわけではありませんので、このような場合は保険会社や保険のプロに諦めず相談してみてください。

損害箇所が経年劣化が原因によるものではないか

どの保険会社でも、火災保険の申請箇所が「経年劣化」が原因によるものだった場合には、保険金の支払いを断られます。経年劣化とは、住宅や建物が長年修理や検査を受けておらず、建物自体が劣化している状態のことを指します。

損害部分の修理費用が20万円に達しているか

こちらも見落としがちなのですが、実は火災保険では、損害額が20万円に満たない場合は、保険金がおりない場合があります。
これは、火災保険の契約方式や、各保険会社の規定にもよりますが、一般的にはこのような形となりますので、ご自身の加入されている火災保険を一度見直してみても良いかもしれません。

戦争・武力行使・内乱・武装反乱などの暴動が原因ではないか

例えば、上記の暴力行為によって何かモノが投げ込まれたとします。それにより建物や家財が損害を受けたとしても補償がされないケースがあります。こちらはまた別途で、火災保険の補償内容にプラスアルファで追加する項目として用意されているケースがありますので、ご自身の加入されている火災保険をチェックしてみてください。

被保険者自身の故意的な行為が原因ではないか

当たり前のことではありますが、建物や家財が受けた損害が、被保険者自身による故意的なものである場合は当然ながら火災保険で補償されることはありません。自作自演による損害にもかかわらず、保険会社に保険金を受け取るために申請をし、事実が判明してしまった場合は、逆に罪に問われて賠償金を支払わなくてはならない可能性もありますので、決してそのようなことはしないようにしてください。

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「風災」と「飛来物」による損害の違いは?

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ここで重要なお話をひとつさせていただきます。
もしかするとみなさんの中には、「私は風災補償を付けているから、どんな飛来物による被害があったとしても大丈夫!」と考えている方もいらっしゃることでしょう。しかし、実は火災保険では、「風災」と「飛来物」は別のモノとして考えられています。それでは、「風災」と「飛来物」による損害の違いとはなんなのでしょうか。

飛来物が発生した原因によって分けられている

「風災」による被害も 「飛来物」による被害も、“飛んできたモノによる損害”という意味では似たようなものになりますが、少し考え方に違いがあります。
「風災」による損害とは、例えば「台風によって大きな石が飛んできて窓ガラスが割れてしまった」というようなケースを指します。
一方、「飛来物」による損害とは、例えば「近所の子どもたちが遊んでいたボールが飛んできて窓ガラスが割れてしまった」というようなケースを指します。この場合は、窓ガラスが割れた原因が“風”ではないため風災とはなりません。

どちらか一方の補償内容を付けていても安心はできません

上記のように、「飛来物」と「風災」は分けられているため、火災保険の補償内容にどちらか一方を付けているからと言って、すべての飛来物による損害の補償を網羅できるわけではありません。
“飛来物の原因が何であるか”がキーポイントとなってきますので、被害が起こる前に補償内容の見直しを行っておくことをおすすめします。

想定される飛来物による被害をご紹介

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飛来物が住宅に与える損害にはどのようなものがあるのでしょうか。一般的な補償範囲の事例をご紹介しますので、ご参考にしていただければと思います。

風災による被害の事例

物体が飛んできた場合に風災補償の方での補償になる場合の事例を紹介します。

強風によって石が飛んできて窓ガラスが割れたりヒビが入ったりした

台風によって木が飛んできて外壁が破損した

暴風雨によって外壁の一部が飛んできてカーポートがへこんだ

竜巻によって瓦が飛んできて住宅が破損し、内部の家財にまで被害がでてしまった

このように、飛来物の発生原因が「風・台風・暴風雨・竜巻」などとなる場合は、風災補償の範囲となります。

外部からの飛来物による被害の事例

外部からの飛来物では以下のような場合に補償を受けることができます。

石やボールを投げ込まれ、窓ガラスが割れたりヒビが入ったりした

自動車の飛び石によって、窓ガラスが割れたりヒビが入ったりした

付近の建物から看板が落ちてきて住宅の屋根が破損した

ドローンが飛び込んできて住宅の内部の家具にキズが付いた

このように、外部からの“風”が原因ではない。事故や故意的な行為が飛来物の発生原因の場合は、外部からの飛来物による補償が適応されます。
ちなみに多くの火災保険では、飛来物の補償とセットとなり、「物体の落下・衝突」付いているケースが多いです。
また、「スプレーやペンキによる落書きの被害」にも、こちらの補償で対応できる可能性がありますので、ご自身が加入している火災保険をチェックしてみてもよいかもしれません。

自宅から飛来物を発生させてしまった場合はどうする?

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飛来物による被害として考えられることとして、自分自身に関することだけでなく「近隣の人びとや住宅に損害を出してしまった」場合もあると思います。
具体的には、例えば台風や暴風雨が発生した際に、「自分の住宅の屋根瓦が隣家の窓ガラスを割ってしまった」「塀が隣に倒れて隣家の庭や外壁を壊してしまった」といったようなケースです。
このようなケースでは、火災保険で補償がされるのか、または賠償責任を負わなければならないのでしょうか?

賠償責任は負わなくてよい可能性が高い

台風や暴風雨、竜巻などのような自然災害によって、他人の家に損害を与えてしまった場合は、基本的には法律上の損害賠償責任に問われない可能性が高いです。そうであるため、逆に「隣家の屋根や外壁が自宅にぶつかり損害を受けてしまった」というように、隣家から損害を与えられてしまった場合も、損害賠償責任が発生しませんので、自分自身でしっかりと火災保険に加入しておく必要があります。
しかしながら、自宅の屋根や壁が壊れていたのを知っていたにもかかわらず、修繕をせずに放置していた場合には、その部分から他人の家に被害を与えてしまったと判断されることもあり、その場合は損害賠償責任に問われる可能性が十分にありますので注意が必要です。

火災保険ではオプションの「個人賠償責任保険」に入っていると補償がされる

もし、自宅からの飛来物が原因で、近隣の人びとや住宅に損害を出してしまい、損害賠償責任を問われてしまった場合には、火災保険で補償される可能性があります。
そのためには、火災保険のオプション補償内容である、「個人賠償責任保険」に入っている必要があります。
個人賠償責任保険とは、「他人にケガをさせてしまった」「他人の建物や所有物を壊してしてしまった」といった場合に、賠償金を補償してもらえるといった保険となります。
このような飛来物による損害に対してだけでなく、あらゆる損害賠償問題に対応してもらえるものですので、万が一のケースを想定すると、余裕がある場合は加入しておくと安心かと思います。

自分自身でできる飛来物対策のまとめ

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それでは、飛来物による被害を軽減するために、自分自身でできる対策についてまとめたいと思います。

窓ガラスを強化する

まずは、窓ガラスの強化をしましょう。常日ごろ行っておくことというわけではないのですが、台風や竜巻が近づいているなどの状況になった場合は、飛散防止フィルムを窓の内側に貼っておいたり、段ボールを窓ガラスに張り付けたりするなどの強化施策を行いましょう。
また、雨戸やシャッターを閉めておけば、窓が割れる心配はほとんどないので、日ごろからできる飛来物から窓ガラスを守る対策としては、簡単にできることでしょう。

住宅の周りにあるモノはできるだけ室内に入れる

風によって飛ばされそうなモノは、できるだけ室内に入れておくことを日ごろから心がけておくべきです。例えば、自転車やプランター、物干し竿、ホースなどがあげられます。
ご自身の家はもちろんのこと、近隣の住宅や通行人など他人を守るためにも必要な行動ですね。

住宅や建物の定期的な“健康診断”を行う

住宅や建物が古くなっていると、火災保険の申請時に不利になるだけではなく、そこから飛来物が発生して、他人に迷惑をかける可能性があるだけではなく賠償責任問題まで発展する可能性があります。
定期的に、住宅や建物の状態をチェックし、古くなっていたり破損していたりする部分は修繕を行い、常に“よい状態”を保っておくことも、飛来物による損害対策につながると言えます。

火災保険の活用で分からないことがあれば「全国建物診断サービス」がおすすめ

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「全国建物診断サービス」は、火災保険の申請に慣れたプロフェッショナルを全国に抱えている“火災保険の専門団体”です。専門会社として火災保険に関する知識を持った従業員で構成されており、ちょっとした疑問への相談はもちろん、火災保険申請時に被保険者が損をしない方法などのサポートまでさまざまな業務を行っています。
実際に、火災保険の申請に関する相談で、飛来物が原因の被害に関するものは非常に多くなっています。

つい最近でも、住宅はもちろん、ガソリンスタンドという特殊な建物が飛来物によって損害を受けたという相談があり、火災保険申請のサポートを行ったことが記憶に新しいです。このように、飛来物はいつどこで発生し、自分が損害を受けるのかが読めないため、火災保険での補償は非常に心強いものです。是非みなさんにはしっかりと活用していただきたいです。

また、全国1350社以上の協力業者と提携を行っており、今後もその数を増やす活動も行い、全国各地でのお困りごとに対応できる体制を作っています。前述したとおり、住宅や建物の定期的な“健康診断”も行うことが可能です。
火災保険を活用する際にしっかりと損なく補償を受けるためにも、疑問や不安がある場合は、全国建物診断サービスをはじめとするプロに相談をしてみることをおすすめします。

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記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。