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ソーラーパネルが壊れてしまった!修理の時は火災保険と動産保険のどっちを使えばいいの?

2020年11月17日 公開

ソーラーサムネ
近年のSDGs(持続可能な開発目標)ブームに先駆け、数年前から環境問題解決に対する取り組みが世界中で行われてきました。その中のひとつで“再生可能エネルギー”の活用が注目をされ、今までの火力発電や原子力発電に代わり、「太陽光発電・風力発電・水力発電・地熱発電・バイオマス」などといった、自然界の産物から発生されるエネルギーを活用するのが環境にやさしく正しいのでは、とされる意見も増えました。

今回のお話のメインとなるソーラーパネルも、この再生可能エネルギーブームに乗っ取った形で浸透していき、商業用はもちろんのこと、現在では個人宅にも設置されるのが珍しくなくなってきました。
本記事では、このソーラーパネルが破損してしまった場合に、どのように対応を行ったらよいのかを、保険の活用をメインに解説させていただきます。

目次(▼タップで項目へジャンプします)
▼ ソーラーパネルとは何だろう?
▼ ソーラーパネルはどの保険で補償されるのか
▼ ソーラーパネルに対する保険の選び方
▼ 「メーカー補償」は活用できないの?
▼ ベストな保険に加入するためにできること

ソーラーパネルとは何だろう?

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本題に入る前に、ソーラーパネルとは何かを考えていきましょう。
ソーラーパネルとは、その名の通り「太陽光で発電を行うためのパネル」のことを指します。太陽光パネルとも呼ばれており、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ソーラーパネルは、1つの太陽電池をたくさん繋げて構成されており、一般的にイメージされるものは板状になっている場合が多いと思います。最近ではこのような形状のソーラーパネルを、一般家庭の屋根にも設置することが増えてきました。山間部にある休閑地などの広い土地に、たくさんのソーラーパネルを設置して大きな電力を生み出す、“メガソーラー”と呼ばれるものも多く存在しています。

どのくらいの発電ができるのか

一概にすべてがそうとは言えませんが、ソーラーパネルによる年間における発電量は、家庭用であれば900~1400kWh(キロワットアワー)となります。一般家庭が年間に消費する電力量は、平均で約3,600kWhと言われていますので、4割ほどの電力をまかなうことができるということになります。
ちなみに、土地2ヘクタール(100m×200m)におかれたソーラーパネルでは、年間で約1MW(メガワット)の電力を生み出すことができます。これは、家庭用の約1000倍の電力量となっており、この大きさのメガソーラーパネルが作る一年間分の電力量で、およそ316世帯分の年間使用電力量をまかなうことができるという計算になります。
しかし当然ながら、ソーラーパネルは太陽の光によってエネルギーを生み出すものですので、天気や時間の変化によって常に発電ができるわけではありません。また季節によっても変動するものですので、あくまで参考値として確認をしておいてください。

ソーラーパネルはどの保険で補償されるのか

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それでは、屋根に取り付けたソーラーパネルが、火災や自然災害などで損害を受けた場合に、どの保険で補償がされるのかを解説していきます。

基本的には火災保険の補償対象と考えても良い

ソーラーパネルが損害を受けた場合、基本的には火災保険で補償を受けることができる、ということをお伝えしておきます。
火災保険では、その補償対象を“建物”と“家財”に分けており、加入時に被保険者自身で、どちらか一方または両方を補償対象にするかどうかを決定します。しかし、 “建物”と“家財”のどちらかしか補償対象としていなかった場合は、対象外になることがあるのでご注意ください。

もちろん、どちらか一方よりも両方を補償対象として契約しているほうが、保険料が高くなりますので、みなさんが火災保険を契約される際の悩みどころとなるのではないかと思います。それでは、ソーラーパネルは、“建物”と“家財”のどちらに分類されるのでしょうか?

ソーラーパネルは“建物”と“家財”どちらに分類される?

屋根にソーラーパネルを取り付けた場合、そのソーラーパネルが建物に含まれるのか、それとも家財に含まれるのかは、ソーラーパネルと建物の所有関係によって異なってきます。建物自体とソーラーパネルの所有者が同一の場合には“建物”に含まれます。しかし、建物とソーラーパネルの所有者が異なる場合は“家財”に含まれます。

ソーラーパネルを後付けした場合は保険の見直しを!

ソーラーパネルを住宅や建物に取り付けると、その分の建物の評価額が上昇します。そうなった場合、ソーラーパネルも含んだ建物の価値・評価額で保険金額を設定しておかないと、建物が損害を受けた場合に「おりた保険金額が足りない!」といった事態になる可能性があります。ソーラーパネル自体が非常に高額なものですので、後付けをした場合は、保険の見直しを行うことを強くおすすめします。

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ソーラーパネルに対する保険の選び方

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ソーラーパネルが、火災や自然災害によって損害を受けた際に、補償を受けられる保険としては、「火災保険」と「動産保険」の2種類に分けられます。ソーラーパネルを設置している住宅や建物に、すでに火災保険がかけられている場合は、そのまま火災保険を活用して補償を受ける人が多いのではないかと思います。
しかし、異なった保険として提供されているように、火災保険と動産保険には補償内容に多少の違いがあります。

「火災保険」と「動産保険」の違い

実は、火災保険と動産保険の補償内容はほぼ同じ内容です。どちらも、火災や自然災害、事故による損害を補償してくれるもので、基本補償の内容にオプション補償を追加していくことになります。それでは、この2つの保険はどのような点が異なっているのでしょうか。

「電気的事故・機械的事故」が補償内容に入っているかどうか

「電気的事故・機械的事故」に対する補償は、火災保険のみに付随している補償内容です。電気的事故・機械的事故とは、モジュールやパワーコンディショナーなどの機器に、ショートやスパーク、過電流などの電気の障害や、機械の稼働によって発生した事故のことを指しています。

「破損・汚損」が基本内容として付いているか

動産保険には、基本補償の内容として「破損・汚損」が入っています。しかし、火災保険になると、オプションとして自分自身で追加をしなくてはなりません。

単品ごとにカバーができるかどうか

火災保険の場合、建物内収容の「設備什器一式」と表現しているように、その建物内の設備や什器については基本的にはすべてを補償対象としています。
一方で動産保険は、特定の対象物に対してのみに保険をかけることが可能です。そうであるため、火災保険では、最低限の補償内容で設備をカバーしつつ、高価なものなど大事な特定の機械だけを、動産保険で手厚く補償を受けられる状態にしておくのも一つの手です。ソーラーパネルは非常に高額なものですので、上記の方法を選択されてもよいかもしれませんね。

外に持ち出している際も補償されるかどうか

火災保険の場合は、基本的に建物内の収容物に対して補償を受けることができますが、動産保険の場合は、建物外での運送中に起こった損害までカバーをしてもらえます。
ソーラーパネルとなると、それほど移動させる機会は少ないと思いますが、引っ越しの際などの特殊な場合には安心かもしれません。

保険料

一般的に、「設備什器一式」という一括で補償をしている火災保険よりも、特定のモノを手厚く補償している動産保険の方が、保険料が高くなっています。どちらが自分自身にとって必要な保険なのか、何をどこまで補償を受けたいのかを考えて選択しましょう。

「メーカー補償」は活用できないの?

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ソーラーパネルを購入した際には、「メーカー補償」が付いている場合がほとんどです。メーカー補償とは、その商品を製造した企業が独自に設定した、品質を保証する規定のことを指しており、補償期間は10年~15年というのが一般的です。
「それなら、ソーラーパネルに損害があった場合には、メーカー補償を利用すれば保険に加入をしなくてもよいのでは?」と考える人もいらっしゃるでしょう。ここでは、本当にソーラーパネルのメーカー補償だけで、安心できるのかどうかを考えていきましょう。

メーカー補償の適応範囲

一見、メーカー補償は心強いものに考えられますが、製品の初期不良や自然な故障については対応してくれるものですので、実は火災や自然災害による損害ついては対象外であることがほとんどです。
しかし中には、火災や自然災害による損害を補償する「自然災害補償」を、オプションとして付けられる場合もありますので、メーカーに直接確認をするのが好ましいです。
「太陽光発電による投資は20年かかる」とも言われていますので、10年~15年の補償期間では少し不安が残りそうですね。

メーカー保証だけではやはり不安・・・保険加入がおすすめ

前述したとおり、メーカー保証だけでは、火災や自然災害などのいざという時に対応できませんので、別途で保険に加入するべきかと思います。以下におすすめの保険をまとめましたので、ご確認ください。

火災保険・動産保険

ソーラーパネルが、火災や自然災害などによって損害を受けた時の補償としては、先ほどご紹介した、火災保険と動産保険があります。どちらを選択するかは、ご自身の置かれている状況や金銭的な面から判断をいただければと思いますが、なかなか判断が難しいということであれば、保険会社や保険代理店、保険のプロなどに相談してみてもよいかもしれません。

賠償責任保険

ソーラーパネル関連で起こり得る損害は、“自分自身が所有しているモノに損害が与えられること”ばかりではありません。例えば、あなたが所有しているソーラーパネルが破損して飛んでいき、他人や他人のモノに損害を与えてしまったとします。その際に、損害賠償責任が発生する可能性があります。
そうなってしまった場合に、自分自身で賠償金を負担するのではなく、賠償責任保険でまかなってもらうことができるのです。

休業補償保険

もし、あなたがご自身の所有するソーラーパネルで発電した電力で収入を得ている場合、発電が停止したことにより失われた金額を補填する補償となります。

地震保険

実は、火災保険や動産保険には、地震による損害は補償内容に含まれていません。そのために、地震保険には別で加入しておくと安心なのですが、この地震保険は、単体で契約することができません。火災保険や動産保険などの損害保険と一緒に加入する必要がありますので覚えておくとよいでしょう。

ベストな保険に加入するためにできること

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ここまで、いくつかの保険を紹介させていただきましたが、一概に「この保険が最もよい!」とお伝えすることはできません。なぜなら、ソーラーパネルを守るためと言っても、ご自宅の周辺の環境や状況によって、ソーラーパネルに起こり得るリスクはさまざまだからです。
また、ご自身でそのリスクを想定して保険を組み合わせていったとしても、補償範囲に穴ができてしまったり、逆に補償範囲が被ってしまい、結果的に無駄な保険料を払うことになったりすることがよくあります。保険の組み合わせを行っていくことは非常に難しいものなのです。
世の中にはさまざまな保険が存在しており、提供している保険会社によっても、補償内容や補償範囲が異なっていますので、ご自身ですべて決めてしまうのではなく、周りの人に相談したり、時には保険のプロを活用したりして、納得のいく組み合わせを見つけていってください。

「全国建物診断サービス」は火災保険活用のプロフェッショナルです

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「全国建物診断サービス」は、火災保険の申請に慣れたプロフェッショナルを全国に抱えている“火災保険の専門団体”です。全国各地1350社以上の加盟店を抱えており、さまざまな地域での火災保険のトラブルに対応できるように、現在も体制を整えていっています。
今回のように、ソーラーパネルに損害を受けた際の、火災保険活用についてのご相談ももちろんですし、「この場合は火災保険が適応されるのか」「自分にぴったりの火災保険の補償内容はなんだろう」といったような素朴な疑問でも受け付けています。ソーラーパネルに関することだけではなく、火災保険について少しでも気になることがあれば「全国建物診断サービス」までお気軽にご相談ください。

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