お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

屋根瓦と火災保険の関係とは?瓦屋根の保険請求方法も大公開

2020年11月18日 公開

瓦屋根請求01

「屋根瓦が壊れたときどのように対応すればいいか分からない」
「屋根瓦が壊れたとき保険は適用できるの?」

こういった疑問はよく耳にします。

瓦といえば日本家屋に代表される屋根の材料であり、今でも一定の人気があります。

屋根瓦の歴史は古く、日本では江戸時代以前に確立していたと言われています。

そんな屋根瓦ですが、台風や強風の被害を受けやすいことでも有名です。

台風が通過しやすい九州地方ではよく屋根瓦が飛散して、影響を受けるといったことが発生します。

その際、火災保険で修理が可能なのですが、あまり知っている人は多くありません。

今記事では屋根瓦に注目して、火災保険を申請する条件と手順を解説していきます。

屋根瓦が壊れる原因

瓦屋根請求02
屋根瓦は大きく分けて2つの種類が存在します。

日本古来の作り方で作成された「和瓦」と、見た目はそのままで軽量化した「軽量瓦」です。

和瓦は代々伝わる窯元で1枚1枚焼き上げて作られており、丁寧に使うことで100年使えると言われている瓦です。

和瓦の特徴は重量感があり、瓦自体が頑丈に作られていることです。

瓦自体に耐久性があることに加え耐候性が高く、紫外線や気温、湿度で変形しにくいとされています。

そのため、家を建て直すときも瓦と大黒柱だけ再利用されることもありました。

和瓦は頑丈である分、欠点が存在します。

それは和瓦自体が重いため、支える建物の耐震性が低くなることです。

日本は地震大国であり、年間を通して地震の被害が発生します。

地震の際、建物に影響が大きい和瓦は敬遠されだしており、近年では軽量瓦の利用も増えてきています。

軽量瓦は瓦の形状をそのままに中身を空洞化することで、瓦自体の重さを低減しています。

そのため、耐震性が大きく向上しています。

また、作り方も工場で大量生産されるため、安価に作ることが可能であり、デザインも好みに合わせて選ぶことが可能です。

最近増えてきた緑や青の屋根瓦は軽量瓦であり、デザインにこだわりたいけれど屋根は瓦で作りたい層にヒットしています。

和瓦に比べてよいことづくめの軽量瓦ですが、当然デメリットが存在します。

それは耐久性が低いことであり、20年程度しか使うことができません。

40歳で自宅を建てた場合、60歳で一度瓦を総入れ替えする必要があるため、メンテナンスが大変です。

また、耐久性が低いということもあり、少しの衝撃で割れたり剥がれたりします。

屋根瓦が壊れる理由は様々ありますが、多くの場合は2つの原因に分かれます。

それぞれを詳しく見ていきます。

自然災害

瓦屋根請求03
屋根瓦が壊れる理由でもっとも多いのが自然災害によるものです。

自然災害の中でも屋根瓦に影響を与えることが多いのが、台風と積雪です。

台風は代表的な風害であり、強い風と雨を伴った災害です。

台風が接近すると強風の影響で多くの物が飛散し、屋根瓦に衝突します。

瓦は耐久性が高いものの、石材であり衝撃に弱いとされています。

特に軽量瓦は内部が空洞になっているため、強い衝撃を与えると簡単に砕けてしまいます。

また、軽量化した弊害で瓦自体が飛散しやすくなっており、台風に伴う強風で剥がれやすくなっています。

以上の理由から屋根瓦は台風の影響を受けやすいとされています。

同様に積雪の被害も大きく受けます。

積雪は雨と違い流れることなく、一か所に留まり続ける性質があります。

積雪が原因で屋根瓦に負荷がかかり、重さで割れてしまうこともあるため注意が必要です。

さらに伝統的な和瓦は瓦自体が重いため、積雪とあわせて荷重がかかりすぎると、建物自体が倒壊する危険があります。

積雪もまた注意すべき自然災害の1つです。

このように屋根瓦が壊れる原因の多くが自然災害によるものです。

経年劣化や衝突

瓦屋根請求04
瓦が壊れる理由のもう1つが経年劣化や衝突です。

経年劣化は日光や温度が原因で屋根瓦が壊れてしまうことであり、耐用年数が近づくほど被害を受けます。

軽量瓦は経年劣化の影響を受けやすく、定期的にメンテナンスをおこなっても壊れてしまいます。

また、衝突は風災以外の原因で物がぶつかった被害を表す言葉で、野球ボールがぶつかるなどが代表例です。

このように頑丈ではあるけど衝撃に弱い特徴があるため、屋根瓦の管理は注意が必要です。

▲目次にもどる

火災保険が利用できる屋根瓦の破損例

屋根瓦が破損した場合、規模にもよりますが火災保険が申請できます。

しかし、無条件で保険が支払われるわけではなく、審査を通過する必要があります。

屋根瓦の破損時は破損の原因を中心に審査がおこなわれます。

火災保険が適用される審査基準には次のようなものがあります。

• 屋根瓦が破損した原因が地震以外の自然災害である
• 衝突や落下といった人的要因のある被害である
• 火災や爆発といった予測が困難な被害である

上記3つの理由のいずれかに含まれることが、火災保険の申請条件となります。

例えば強風で物がぶつかった、ガス爆発による飛散物がぶつかったといった事例が当てはまります。

注意点は地震の被害は、火災保険では申請できないことです。

地震の被害は地震保険の対応となるため、注意が必要です。

また、経年劣化による屋根瓦の破損も申請できません。

軽量瓦を利用している場合、耐用年数が経過する間際に発生した被害は経年劣化と判断されかねないため注意が必要です。

このように火災保険で屋根瓦を補修するには条件を満たす必要があります。

必ず条件を確認するように心がけましょう。

▲目次にもどる

屋根瓦が壊れたときの火災保険請求の流れ

瓦屋根請求05
屋根瓦の破損は発見が難しく、被害の確認まで半年以上かかるケースも存在します。

そのため、屋根瓦が壊れたことを発見した場合、速やかな申請が重要です。

火災保険の時効は3年とされていますが、半年より前の被害は原因が判断しにくい状況であるため、審査が難しくなります。

今回は実際の申請の流れをまとめましたので、申請時の参考にしてみてください。

被害前の準備

屋根瓦が壊れる被害が発生する前に、事前に確認したい内容が存在します。

被害発生時に保険の適用条件を満たしていないといったトラブルを防ぐためにも、最初に保険契約の確認をしましょう。

火災保険は基本的に自然災害を補償する特約がついていますが、一部では火災被害しか対象としない契約も存在します。

必ず、契約内容を確認して火災以外の屋根瓦の被害が補償の対象であることをチェックしましょう。

あわせて被害発生時の緊急連絡先を確認します。

スムーズな連絡をおこなうことが重要なため、事前に連絡先はメモしておくとなおよいです。

被害発生直後

瓦屋根の被害は、屋根瓦が破損するか、めくれ上がって飛散するかのどちらかに分類されます

どちらの被害も屋根の一部が雨ざらしとなるため、被害発生直後から大きな影響が発生します。

屋根は高所にあるため自分で応急処置が難しく、被害発生時はできる限り早く修理業者に連絡をおこなうことが重要です。

理由は2次被害である雨漏りの発生が懸念されるからであり、屋根瓦がなくなった部分から雨水がしみこむ可能性が高いためです。

台風の通過といった自然災害の発生直後に雨漏りがあった場合は、必ず業者に確認してもらうようにしましょう。

瓦屋根の場合、積んでいる並び方が多少変更されるだけでも影響があります。

雨漏りの発生時は屋根の点検を忘れずに依頼しましょう。

点検の結果、屋根瓦への被害が確認できた場合は、事前準備で調べた緊急連絡先に連絡をおこないましょう。

あわせて被害状況の確認できる写真を撮影することも忘れずにおこないたいです。

屋根瓦がなくなっている箇所と壊れている箇所は必ず写真におさめるようにしましょう。

特に雨漏りが発生している場合は分かりやすい被害となるため、必ず写真撮影をおこないたいです。

自身の安全が第一ではありますが、被害確認後は速やかな対応を心がけていきましょう。

業者選びと見積もり

被害内容の確認後、修繕のために業者選びと見積もりの作成を依頼します。

屋根瓦は施工ができる業者が思いのほか少なく、対応可能な会社が見つからないことも考えられます。

そのため、見つからない場合は保険会社に紹介してもらうといった対応も必要です。

しかし、保険会社から紹介されたからといって、どの業者でもよい訳ではなく高所の作業に経験のある会社をおすすめします。

特に建物が2階建て以上の場合、足場を組む必要があるケースも存在するため、専門の資格を持つ業者を選ぶ必要があります。

業者選びが終わった後は、見積もりの作成を依頼します。

見積もりは丁寧に詳細を出している業者がおすすめです。
追加で工事費用を発生させないためにも正確な内訳が確認できる見積もりを出してもらいましょう。

見積もりは無料でおこなってくれる業者が多いですが、保険申請に慣れていないと不利な申請資料を作成されることがある点に気をつけましょう。
実績を公開している業者に依頼をすると良い結果に繋がりやすくなります。

書類作成と申請

書類作成は火災保険会社ごとに様式が異なります。

各社のホームページなどでダウンロードが可能なので、事前に内容を確認するとスムーズに準備が進みます。

書類作成と同時に提出資料の準備もおこないます。

屋根瓦の被害では被害状況の分かる写真、修繕に必要な費用の見積もり、施工内容と施工期間の分かる資料の提出が必要です。

基本的には業者が作成しますが、被害状況が分かる写真は被害発生直後に撮影した写真を添えることがあります。

申請は郵送でおこなうことが多く、時間がかかることを前提に余裕があるスケジュールで進めていきましょう。

審査と保険金の支払い

火災保険は申請後、審査を通過することで保険金が支払われます。

審査は1~2週間程度、実際の保険金支払いまでさらに1週間程度の時間がかかります。

審査に必要なものを用意できれば心配はいりません。
ただし、審査に落ちる可能性があるため、工事の開始は保険金の支払いを待ってからおこなうよう業者と契約しましょう。

被害状況によってはすぐに修繕工事が必要なケースもありますが、応急処置程度に留めて保険金の支払いを待つことが重要です。

保険金の支払いがおこなわれない場合は、工事計画を1から見直す必要があります。

業者とは、保険金の支払いを着工の条件にしましょう。

あわせて、着工までに新たな被害が発生した場合は再度申請をおこなう必要があります。

被害内容の混同を防ぐためにも、正確な被害を把握することを心がけたいです

修繕工事

修繕工事が始まった場合、多くは1週間以内に完了します。

しかし、予定の工期より長引く可能性もあり、天候や建物の状況によって左右されます。

特に和瓦の修繕工事は手間がかかることが多く、最長1ヶ月程度の期間を要することもあります。

また、和瓦は数が少なくなってきているため、場合によっては入手に時間がかかる可能性もあります。

補修工事開始まで余裕ある日程を心がけていきましょう。

さらに、重要なことは火災保険の申請をした際の内容以外の工事をおこなわないことです。

事前に申請した内容以外の工事は自腹となってしまい、最悪の場合は申請内容と異なるため保険金の返還を求められる可能性もあります。

申請した内容に沿った工事であるか、必ず確認するようにしましょう。

最後に、雨漏り等の被害が発生していないかを確認して修繕工事は完了です。

同様の風災が発生した場合、修繕個所から雨漏り被害が再度発生する可能性があるため、最後まで注意することが重要です。

家の修繕費用が火災保険で出るの!?

フリーダイヤル0120-131-071

メールでお問い合わせする

家の修繕費用が火災保険で出るの!?

フリーダイヤル0120-131-071

火災保険の請求時に注意すること

火災保険請求の流れを解説しましたが、実際に申請する際には注意が2つ存在します。

最後に実際に申請するときに注意することを2つまとめました。

1つ目は実際に被害にあった金額が少ないと火災保険が支払われない可能性があることです。

火災保険の支払いは2通りの方式があり、それぞれ20万円以上支払いタイプと定額負担タイプと呼ばれています。


20万円以上支払いタイプは支払い額が20万円を超える場合のみ、補修にかかる費用を保険で全額負担するタイプです。

このタイプは被害額が20万円を超えることで実費負担が0円になるメリットがあり、人気の契約プランです。

しかし、屋根瓦の修理は20万円以下で済むことが多く、20万以上支払いタイプでは保険金が支払われない可能性が高いです。

反面、定額負担タイプは必ず自己負担金が数万円程度は発生しますが、自己負担を超えた分は保険金が支払われます。

被害内容の大きさに関わらず定額負担することにはなりますが、保険の支払いがおこなわれやすい特徴があります。

1枚、2枚程度の被害が予想される屋根瓦の修理では、定額負担タイプの契約プランがおすすめです。

2つ目は屋根瓦が壊れた理由が分からないケースがあることです。

屋根瓦は衝突によって割れることが多いですが、同時に地震によって壊れるケースも多くあります。

しかし、衝突との違いは判別が難しく、場合によっては地震が原因であると判断されることがあります。

小さな被害が多く発生する屋根瓦の場合、原因を追及しても大した保険金が支払われないことが多いため、保険の利用を諦めるケースが存在します。

本来なら火災保険で修繕できた事例だったのに…と泣き寝入りしないためにも、早期発見ができるよう心がけましょう。

大きな災害の後は必ず確認することがおすすめです。

屋根瓦の被害は「火災保険を請求すること」で補償される

屋根瓦の被害は火災保険の請求をすることで補償されやすいです。

必ずしも申請することがプラスになるとは言えませんが、申請することで保険により全額補償できたケースも存在します。

申請する場合、必ず原因がはっきりできるように心がけましょう。

軽量瓦は普段からのメンテナンス状態が反映されるため、事前の対応が重要です。

意識して確認することが、審査に有利に働くことを覚えておきましょう。

家の修繕費用が火災保険で出るの!?

フリーダイヤル0120-131-071

メールでお問い合わせする

家の修繕費用が火災保険で出るの!?

フリーダイヤル0120-131-071