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トタン屋根の修理法を解説!専門家が教える費用を抑える方法も

公開:2021年4月20日 更新:2021年5月12日

目次(▼タップで項目へジャンプします)

  1. ▼張替え時期はいつ?トタンが出すサインで判断しよう
  2. ▼トタン屋根の修理方法と費用
  3. ▼雨漏りの応急処置はDIYでどこまでやるべき?
  4. ▼トタン屋根が雨漏りする3つの原因
  5. ▼トタン屋根が被害を受けたときは専門業者に修理してもらおう
  6. ▼自然災害が原因なら火災保険が適用できる可能性も
  7. ▼トタン屋根の施工事例
  8. ▼トタン屋根とガルバリウム鋼板
  9. ▼トタン屋根の修理は全国建物診断サービスへ

日本全国、多くの住宅で使われてきたトタン屋根。安くて丈夫で施工しやすいというメリットがあるこの素材ですが、最近はガルバリウム屋根が主流になってきたこともあり、新築で採用される頻度は少なくなってきました。しかし、今でもトタン屋根の建物や倉庫は多くありますが、多くのトタンで色褪せや剥がれなどが発生しています。このような症状が現れたときは、メンテナンスが必要なサインです。では、トタン屋根を修理したいときはどのようにすればよいのでしょうか?

張替え時期はいつ?トタンが出すサインで判断しよう

劣化したトタン屋根
トタン屋根は、メンテナンスを行うことで20年ほど使用できるといわれています。色褪せなどの経度の場合は、再塗装を行うことで耐用年数を伸ばすことができます。5年から10年の頻度で塗装をすることで、20年ほどまで使用できるようになるのです。以下のような場合は張替えを検討しましょう。

  • トタン屋根に目立つサビが発生している
  • トタン屋根に穴が空き始めた

トタン屋根の修理法と費用

さびついたトタン屋根
トタン屋根は丈夫だとは言え、ほかの金属屋根やスレート屋根と同じように、屋根を塗装するという定期的なメンテナンスが必要です。
塗装だけでは修理しきれない場合は、傷み具合に応じてカバー工法や葺き替えによって修理を行います。以下、それぞれの特徴を見ていきましょう。

塗装(費用の目安:35万円~)

主な症状:傷、色褪せ、サビ、チョーキング(塗料が劣化してチョークのような粉が出る)がある場合

トタン屋根の痛みが軽い場合は、塗装をすることでメンテナンスになります。軽度のサビの場合は、塗装で直すことが多くなります。しかし、サビで穴が開いてしまっている場合や、部分的にかけが発生している場合は、塗装ではフォローしきれないので別の方法で修理することになります。塗装はあくまで素材と美観を守るために行うもので、穴をふさいだり金属の腐食を直したりするものではないからです。トタン鋼板の厚みは0.4mm程度しかないので、表面的なサビに見えるものでも裏側まで貫通していることも多く、塗装をしてもすぐに被害が出てしまうこともあります。そのため、サビによる劣化が進んでいる場合は、カバー工法か葺き替えが必要になります。

トタン屋根を長持ちさせるポイント:
サビが出始めてから塗装するのではなく、その前に塗り替えしてしまうことです。

サビが発生していなくても下塗りにサビ止め塗料を使うことで、サビの発生を抑えられます。また、トタン屋根は熱を吸収し温度が上がりやすいので、快適に過ごすために断熱・遮熱効果のある塗料を使うという方法も検討することも必要です。

カバー工法(費用の目安:70万円~)

主な症状:サビがあり、穴が空いている場合

カバー工法とは、既設のトタン屋根の上に新しい金属屋根を被せる工法です。既設のトタン屋根の上に防水紙を敷き、新しい金属屋根材を被せていきます。この防水紙には、遮熱機能を持つものもあり、遮音性を持ったシートを挟むこともできます。被せる金属屋根材は、トタンではなくより耐久性が高いガルバリウム鋼板を使用することが多くなっています。

葺き替え(費用の目安:90万円~)

主な症状:ひどくサビている場合

既設のトタン屋根を剥がして、新しい金属屋根材に葺き替える工法です。建物の構造・設計にもよりますが、軽い金属屋根材にかえることを前提にしている工法ですので、トタン屋根からガルバリウム鋼板に葺き替えるのが主流です。部分的な葺き替えもできるのですが、屋根の傷み具合によっては葺き替えなかった部分にすぐに穴が開いてしまうこともあるので、全体的な葺き替えをすることをおすすめします。また、豪雪地帯においても、雨水が入り込む心配が少ないため、ガルバリウムへの葺き替えがおすすめです。

このように、トタン屋根にそれなりの傷みがある場合は、葺き替えもしくはカバー工法で修理することになります。

近くに信頼できる業者が見つけられない場合は、全国建物診断サービスまでご相談ください。全国に1450社の提携業者がおり、症状にぴったりの業者を手配できます。また、火災保険を使用した工事が可能であればお客様のご負担なしで工事が可能な場合があります。

くわしくはお気軽にご相談ください。

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雨漏りの応急処置はDIYでどこまでやるべき?

雨漏りで天井に染み
トタンに傷みがあり、雨漏りがひどい場合は応急処置が必要になります。そのまま放置しておくと、家の中が水浸しになってしまい、本来被害を受けないはずの床や家具にまで影響が出てしまいます。

雨漏りの根本的な解決は専門業者に任せることになりますが、被害を最小限に食い止めるためにはDIYで応急処置を行います。具体的には、以下の応急処置であれば危険な作業を伴わないので大丈夫でしょう。

  • バケツや桶などで雨水を受け止めて床を濡らさないようにする
  • 窓枠付近からの雨漏りは付近に雑巾やペットシーツを敷いて水分を染み込ませる
  • ブレーカーのチェックをする
  • 雨漏りしている部屋のフロアの電気は漏電被害を受けないように消しておく
  • 防水テープでふさぐ

このようなDIYは、被害を最小限に食い止めるためには必要な応急処置です。このような室内でできる対策は自分たちでしておきましょう。

トタン屋根が雨漏りする3つの原因

塗装が剥がれたトタン屋根
では、トタン屋根が雨漏りを起こすのはどのような原因によるものなのでしょうか。主に以下の3つが考えられます。

サビが発生している

トタンは亜鉛メッキが先にサビることを前提にして作られている製品で、メッキがサビても本体の鋼板はサビないようにできています。当たり前ですが、一度サビたメッキが回復することはありません。サビが出てきたときには、その被害が拡大しないうちに保護する必要があります。塗装は、サビを落としてからサビ止めを塗って、その上から塗装する必要があります。

穴が開いている

トタン屋根に穴が開いているのが一部の場合は、部分的な交換でも修理ができますが、穴が複数空いている場合は、カバー工法か葺き替えを行うことになります。上述の通り、このケースではトタンではなくガルバリウム鋼板で行うのが一般的です。

強風などにより屋根がへこんだ・剥がれた

トタン屋根の鋼板の厚さは0.4mm程度でかなり薄いため、台風のときに飛来物などが飛んでくると簡単にへこみます。また、塗膜に傷がつくとそこからサビが発生し、劣化を起こし剥がれやすくなってしまいます。そして、強風にあおられ剥がれてしまうこともありますが、この場合は葺き替えを行うことがほとんどです。

トタン屋根が被害を受けたときは専門業者に修理してもらおう

穴が空いたトタン屋根
トタン屋根は丈夫で定期的なメンテナンスを行っていれば、ちょっとやそっとで壊れるものではありません。しかし、想定外の巨大台風によりトタン屋根が剥がれる可能性はゼロではありませんし、メンテナンスを怠っていて経年劣化が起き雨漏りが発生してしまう可能性もあります。表面的にはこれまで異常がなかったものが突然壊れてしまうと、DIYで何とかしようと思うかもしれませんが、基本的にトタン屋根に不具合が起きたときは、専門業者に直してもらうことをおすすめします。

DIYで修理しようとして重軽症を負ってしまった例も

やはり、屋根に登るということは危険が伴いますし、屋根の構造は複雑なので、DIYで直したつもりでも被害がひどくなってしまったというケースもあります。2019年(令和元年)には千葉に巨大な台風15号が上陸し大きな被害を出しましたが、屋根の修理を自分でしようとした3名の方が死亡、少なくとも150名以上が重軽傷を負ったという発表がされています。被害を受けた建物の屋根に登りDIYで修理をしようとしたところ、150名以上が重軽傷を負ってしまったということからも、屋根に登って作業することの危険性が伺えると思います。

専門業者であっても慎重に作業を行うことが求められている

ちなみに、屋根工事の専門業者に対しても、以下のように定められています。

事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
2 事業者は、前項の規定により作業床を設けることが困難なときは、防網を張り、労働者に要求性能墜落制止用器具を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。


このように、専門業者ですら慎重に慎重を重ねて作業をしているという現実があります。つまり、素人であれば普通の作業ですら慣れていないのに、屋根の上という安定感のない場所での作業は危険すぎるのです。インターネットには、簡単に屋根工事がDIYでできるという記事も散見されますが、これを鵜呑みにすぐと非常に危険です。

また、屋根工事を行う場合は足場を組むことがほとんどです。この足場を組むためにも、法律的に定められていることがありますので注意が必要です。

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法人の建物診断も行っております。事業者や法人の方はこちら。

自然災害が原因なら火災保険が適用できる可能性も

トタン屋根
トタン屋根の被害は、経年劣化によるものと台風などの自然災害によるものがあります。経年劣化の場合は無理ですが、自然災害による被害については火災保険を活用できます。その場合、足場代を含む工事費用を火災保険で賄うことができるので、100万円近い工事費がかからないこともあります。トタン屋根の被害で以下のようなケースでは、火災保険を活用できる確率が高いです。

  • 台風をきっかけにして雨漏りが発生して止まらない
  • 強風であおられた飛来物により屋根に傷がついた
  • 台風の影響でトタン屋根がめくれてしまった

このような自然災害が原因であることが考えられるケースの場合は、火災保険の申請を行って保険金を振り込んでもらうことになります。多くの場合、物件の購入時に火災保険に加入していると思いますので、このような被害が発生したときには契約書を確認して火災保険の活用を検討しましょう。

トタン屋根の施工事例

こちらは台風により大きく損傷したトタン屋根を修繕工事した時の事例です。

屋根清掃

▲清掃作業の風景です。

棒板金交換

▲棒板金交換完了時の写真です。

笠木板金交換

▲笠木板金交換完了時の写真です。

穴あき部

▲その他補修箇所の写真です。

この時は火災保険を申請し、約400万円の保険金がおりたため、ベンチレーターの施工等も行っています。
敷地の広い工場等でも遠慮なくご相談ください。丁寧に調査・施工を行います。

また、すでに工事済みのものであっても工事から3年以内であれば火災保険の申請ができます。くわしくはお問い合わせください。

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トタン屋根とガルバリウム鋼板

足場のついたガルバリウム屋根
ここ最近の建築材としては、ガルバリウム鋼板が人気です。このガルバリウム鋼板が日本に登場したのは1982年のことですが、1990年以降に広く普及することになりました。当時、社会問題となっていたのが酸性雨で、トタンよりもガルバリウム鋼板の方が酸性雨への耐性があったからです。ですが、その普及期は1990年以降であるようです。その頃、社会問題となっていた酸性雨に対し、トタン屋根よりも強いガルバリウム鋼板の屋根が求められたからでした。ガルバリウム鋼板が普及し始めた1990年頃に建てられた住宅でトタン屋根を使っている場合は、すでに30年近い月日が流れているため、定期的なメンテナンスを行っていればすでに何度か塗装工事を行っている可能性があります。とはいえ、今後のことを考慮すると、トタン屋根はガルバリウム鋼板への葺き替えやカバー工法を考えた方が良いでしょう。

トタン屋根のメリット

  • 安いのに耐用年数も長い
  • 非常に軽い素材なので、耐震性が高い

トタン屋根のデメリット

  • ガルバリウム鋼板をはじめほかの屋根材が進化したことから、その優位性が失われてしまった
    現在も変わらず安い屋根材ではあるのですが、ガルバリウム鋼板もほぼ同じ価格なので、より丈夫なガルバリウム鋼板の方が重宝されています。ガルバリウム鋼板はトタンの3倍以上の耐久性があるといわれていますし、重さも価格も変わらないのであれば、トタンを選ぶ必要性はありません。
  • 熱くなりやすい
    チタン以外の金属製の屋根材はいずれも熱伝導率が高いため熱くなりやすいです。ガルバリウム鋼板の屋根材では遮熱塗料で塗装された製品が存在し、そのデメリットを打ち消しています。メンテナンスでトタン屋根を塗装する際に遮熱塗料を使用することでもこのデメリットは打ち消すことはできますが、ガルバリウム鋼板の屋根材では屋根材の下に断熱材を備えたものまで存在するため、トタン屋根の出番がなかなかないという現状もあります。
  • 遮音性が低い
    ガルバリウム鋼板の屋根材では、断熱材が遮音材の役割も果たしてくれるため、トタン屋根と比較して雨音が響かないというメリットもあります。トタンの場合はそのような性能がないので、遮音性能を持ったシートを屋根の下に引くことで解決するのですが、ガルバリウム鋼板の屋根材のように一体化した素材には敵いません。
  • サビに弱い
    ガルバリウム鋼板よりもトタンの方がサビにも弱いので、なかなか採用されることはなくなってきました。定期的なメンテナンスの回数・費用も増えますし、トタン屋根を使うメリットがほとんどなくなってしまったのが現状です。

トタン屋根の修理は全国建物診断サービスへ

塗装が剥がれたトタン屋根
トタン屋根の雨漏りは、場合によっては火災保険を活用して修理することも可能です。しかし、火災保険の活用についてはコツがいるので、実績が豊富な専門業者に依頼することで保険金が下りる確度が高まります。

良い業者を選ぶポイントは?

  • 火災保険を活用した工事の経験が豊富
  • 雨漏りの原因を特定できる高い専門技術がある
  • アフターフォローや保証がしっかりしている
  • 見積が無料で工法や使用する素材の詳細を明記してくれる

などが挙げられます。

これらを実践し、お客様ファーストの提案を行っているのが、一般社団法人全国建物診断サービスです。火災保険を活用するときには、提出書類の書き方のアドバイスも行っていますし、火災保険を活用できない場合でもできるだけ負担がかからないような工法の提案を行っています。全国に1450もの加盟店を持ち多くの工事を行っていますので、トタン屋根の修理をお考えの際はぜひ全国建物診断サービスにご相談ください。

※現在、北海道、沖縄は対象外となっております(2021年5月現在)
ご了承ください。

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法人の建物診断も行っております。事業者や法人の方はこちら。



記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。