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天窓の雨漏りにはどう対処すべき?雨漏りを放っておくのは危険

公開:2021年4月28日 

目次(▼タップで項目へジャンプします)

  1. ▼天窓を設置する意味
  2. ▼天窓の雨漏りをDIYで直すことはできるのか
  3. ▼修理の主な方法と費用!
  4. ▼天窓から雨漏りする理由
  5. ▼雨漏りを放置することの恐ろしさ
  6. ▼自然災害の後の雨漏りは火災保険が使える可能性がある
  7. ▼天窓の寿命はどれくらい?
  8. ▼ハウスメーカーによる補償制度で修理ができる場合もある
  9. ▼天窓に不具合が見つかったら専門業者に調査を依頼しよう

開放感があり光を多く取り込めることで人気を集める天窓ですが、天井に設置することになることから、雨漏りのリスクは普通の屋根よりも高くなります。では、実際に天窓から雨漏りが起きてしまったときはどのように対処すればよいのでしょうか。また、雨漏りを放置するとどのようになってしまうのでしょうか。

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天窓を設置する意味

天窓
天窓は屋根に取り付けられた窓のことで、一戸建て住宅では人気のあるデザインです。採光・換気を目的として付けられるもので「トップライト」と呼ばれることもあります。

考えられるメリット

●光を多く取り入れることができる

一戸建て住宅の1階は日陰になることが多いので、部屋全体の雰囲気を明るくするために、採光の良い天窓をつけるデザインが人気です。部屋が明るくなることで気持ちも明るくなりますし、風通しがよくなり、カビや湿気の抑制にもつながります。

考えられるデメリット

●暑い

直射日光が部屋に入るため、夏は気温が上昇しやすくなります。特に日本の夏はここ最近急激に暑くなっているので、エアコンの消費電力が上がってしまう可能性があります。

●雨漏りしやすい

天窓は屋根に穴を開けて設置するものなので、どうしても雨漏りをしやすくなるというリスクがあります。

天窓の雨漏りをDIYで直すことはできるのか

天井の雨漏り
天窓の雨漏りを自分で修理することはできるのか…確かに、ほんのちょっとだけ水滴が垂れてきているだけであれば、自分で修理できるのでは?と思うかもしれませんが、天窓の修理をするためにはまず屋根に登る必要があります。その高さは5~8mはあります。もし誤って転落したら重症どころか命を落とす危険もあります。また、雨漏りの原因を特定するのは専門業者でも難しいといわれていて、天窓が原因かと思ったら、ほかのところも雨漏りを起こしていたという可能性もあります。そのため、雨漏りの修理はプロの専門業者に任せることをおすすめします。

修理の主な方法と費用!

天窓
ちなみに、修理は以下のような方法で行います。

1.隙間をコーキングで補修する

1番簡単な方法は、隙間をコーキング剤で充填することです。コストも安いですが、この方法だけでは雨漏りの根本的な解決にならない場合があるので注意が必要です。工事費用は3~10万円ほどです。

2.天窓をまるごと交換する

天窓そのものが劣化したり壊れたりした場合は、まるごと交換することになります。古くなった天窓を新品にすることで、明るさや風通しが良くなるというメリットがありますが、工事費用は20~50万円ほどかかるのでそれなりの出費を覚悟しておく必要があります。

3.屋根ごと葺き替える

雨漏りの原因はとても複雑なもので、プロの専門業者でも特定するためにはさまざまな方法で調査しなければ完全な特定は無理だといわれています。しかも、雨漏りは複数箇所から同時に起こることもあるので、1か所を直しただけでは根本的な解決になっていない場合もあります。実際、雨漏りの原因が複数に渡っているときは、屋根全体を取り換える葺き替え工事を行うこともあります。屋根全体を入れ替えることになるので、工事費用は100万円を超えることも少なくありません。

雨漏りは早めに対処しておくことがおすすめ

雨漏りをそのまま放置していては住宅全体の大工事になってしまうことがあります。住宅の築年数や建築材によっては、屋根がどこよりも早く経年劣化が進んでしまうケースもありますので、雨漏りが起こったときはすぐに専門業者に調査してもらい、善後策を検討しましょう。

天窓から雨漏りする理由

天窓
では、そもそも天窓から雨漏りが起こる理由は何が考えられるのでしょうか。

施工不良

築浅住宅の天窓から雨漏りする場合は、そのほとんどは施工不良が原因です。窓のメーカーが定めた施工マニュアルに沿わずに施工してしまったり、技術が伴っていない職人が施工したりした場合は、雨漏りが発生する確率が高くなります。その場合は、住宅を建築したハウスメーカーや工務店に連絡をし、すぐに対応してもらいましょう。よくあるケースでは、

  • 防水テープの貼り方が誤っている
  • 防水シートを施工し忘れた

などのケースです。天窓周辺の防水テープやシート、パッキンなどは経年劣化が起こるものの、建築して数年で雨漏りするほど劣化スピードは速くはないので、築浅で雨漏りが起こった場合はメーカー保証で直せることが多いと思われます。

●築10年未満の住宅の場合は「瑕疵担保責任保険制度」の対象に

「瑕疵担保責任保険制度」が使用できる場合は、自己負担はなく天窓の雨漏りを修理ができます。

自然災害による被害

自然災害によって雨漏りになる可能性が十分考えられます。たとえば、以下のような出来事が考えられます。

  • 雪害で天窓のカバーが破損
  • 強風で天窓が飛散
  • 強風で飛来物があり、窓ガラスにヒビが入った

このような被害がある場合は火災保険が使用できる場合があります。詳しくは後述しますが、心当たりがある場合は当社団にお問合せください。

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経年劣化

築10年以上の住宅では、天窓を設置するときに使う防水シート・防水テープ・パッキンの経年劣化が起こり、雨水が住宅内に浸入する可能性が高くなります。この場合は何が原因で雨漏りをしているのかを突き止めた上で、劣化した部品を交換します。

●このケースでは雨漏り専門の業者に調査を依頼しよう

雨漏りは原因の究明が非常に難しく、建築会社や窓メーカーでは根本的な解決に至らないことがあります。経年劣化の場合は火災保険の補償の対象外なので、修理費用も自腹になることから、優良業者に依頼し、自己負担をできる限り減らす方法を提案してもらうのが良いでしょう。

雨漏りを放置することの恐ろしさ

雨漏り
雨漏りは天井からぽたぽたと水滴が落ちてくるだけではなく、実は家の内側で大きな被害になっていることがあります。以下、雨漏りを放置したときにどのようなことが起こるのかを見ていきましょう。

美観を損ねる

雨漏りが発生して家の中に雨水が浸入すると、天井のクロスや部屋の壁紙が濡れてシミができてしまいます。こうなると、雨漏りが発生する前と比較して明らかに見た目が悪くなってしまいます。特にお気に入りのクロスや壁紙が染みで汚れてしまうと、精神的なショックも大きいと思われますので、雨漏りが発生したときはすぐに対処することをおすすめします。

建物自体の強度の低下

雨漏りによって生じる住宅への被害として、最も懸念したいのは建物自体の強度の低下です。

基礎部分の木材が腐敗する

雨漏りによって基礎になっている木造部分に雨水が触れる状況が長く続いてしまうと、木材が腐ってしまいガタガタになってしまうリスクが高くなります。基礎部分の木材が腐敗すると、建物自体がいつ倒壊するかわからなくなってしまいます。

鉄骨部分もさびが生じるなどの被害が発生

さびが発生すると、鉄本来の持つ強度が落ちてしまうので、こちらも建物の崩壊リスクが高くなってしまいます。強度が低下しているタイミングで、台風や地震などの自然災害が重なると、住宅が傾いたり、最悪の場合倒壊したり、ということになってしまいます。

シロアリの発生

雨漏りを放置すると、その部分の湿度が上昇しシロアリが発生しやすい環境が出来上がります。これは、日本にいるシロアリの中に湿気を好む種がいるからで、そのシロアリが木材を食べてしまい、シロアリが繁殖することで基礎となる木材に大きな被害が出てしまいます。シロアリの食害量は私たちの想像をはるかに超えるもので、10万匹のシロアリが1日に食べる木材の量はなんと7gにも及ぶといわれています。単純計算で行くと5か月ほどで1kgもの木材がなくなってしまうことになります。こうなると、木材の腐食や鉄のサビも加わり、住宅の耐久性が大きく落ちてしまいます。

カビの発生

雨漏りにより湿気がたまると、じめじめした環境になり、カビが発生するリスクが高くなります。雨漏りの放置によってカビが発生することはよくあることで、カビが発生すると美観を損ねますが、健康被害の原因にもなります。

●具体的にはどういう健康被害がある?

カビが放出する胞子を吸い込むことでアレルギーや喘息を引き起こすことがあり、今存在しているカビを市販のカビ取り剤で除去した場合でも、雨漏りが起きているときは何度でもカビは発生してしまいます。
このカビの発生を抑え込むためには、雨漏りを根本的に解決する必要があります。

ダニの発生

ダニはカビを餌にしているため、雨漏りによってカビが発生するとダニも繁殖してしまうことが多くあります。ダニが発生すると、カビと同様にさまざまな二次的な健康被害が発生する可能性があります。ダニは直接人間の皮膚をかむことがあり、痛みとストレスを感じるようになるでしょう。また、ダニの死骸やフンによるアレルギー症状が深刻化することも考えられます。実は、ダニの死骸やフンは軽いので空気中に浮いてしまい、それらを吸い込むことでアレルギー症状を引き起こしてしまうことがあります。

建物だけでなくそこに住む人々への影響も大きくなる

カビもダニも小さい生物ですのであまり気にならない、と思うかもしれませんが、雨漏りが続いている限りこれらはずっと生き続けます。それだけに、雨漏りが起こったときは早急な対処が必要になるというわけです。

自然災害の後の雨漏りは火災保険が使える可能性がある

天井の雨漏り
火災保険は、火災以外にも自然災害による被害の補償をしてくれる「住まいの総合保険」です。天窓は火災保険の補償対象である「建物」に含まれます、つまり、「建物」を補償の対象にしている火災保険に加入していて、天窓の雨漏りの原因が自然災害であれば、火災保険金で天窓の修理費用を賄うことができるということです。

火災保険が使用できるかどうかは専門業者に判断を仰ぐ

天窓が自然災害によって雨漏りを起こす原因には、台風など風が強い日に飛来物がぶつかって天窓のガラスにひびが入ったり割れたりするケースなどがあります。ただし、雨漏りの工事に対して火災保険金を支払うかどうかの最終決定権は保険会社にあります。必ずおりるとは言えませんが、申請することによって何かデメリットは生じることはありませんので、心当たりがある場合はご相談ください。

まずは、被害が出たときは専門業者に連絡し、火災保険が活用できるかどうかを判断してもらうこともポイントになります。専門業者選びに迷ってしまう場合は、ぜひ当社団にご連絡ください。全国に1450社の提携業者がいるため、お役に立てると思います。

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天窓の寿命はどれくらい?

一軒家の天窓
多くの天窓メーカーの天窓の耐用年数は20年に設定されています。つまり、築20年以上経過した天窓は、交換することが安全というわけです。家電の場合は、耐用年数を過ぎて壊れてから買いなおしをしても大きな問題にはならないかもしれませんが、天窓を含む建築材というものじわじわと寿命を迎えることが多く、雨漏りが少しずつ進行して、見えないところで家の中を浸食しているケースが多いのです。そのため、20年を目途に交換して雨漏りが起こるリスクを減らしましょう。

ハウスメーカーによる補償制度で修理ができる場合もある

住宅設計図
ハウスメーカーでは独自の保証制度を設定しているところも多いですが、あくまでそれぞれのメーカーのサービスですので、内容には違いがあります。そのため、自宅の保証制度の内容を把握しておくことが大切です。上述の通り、法律によって決まっている構造躯体の保証である「瑕疵担保責任保険制度」は10年間です。しかし、これだけでは安心できないということを想定し、ハウスメーカーが独自に期間を延長するケースもあります。

定期的な無料点検を行っているハウスメーカーも

雨漏りが起きやすい(経年劣化が起きやすい)箇所の状態や、外装塗装の劣化具合、屋根の状態などを実際に住宅まで来て点検するというもので、必要があれば修理の提案があるでしょう。住宅は定期的な点検・メンテナンスを通じて、経年劣化の状態を知ることで大きな被害を回避することができます。住宅の場合は、いつの間にか被害が進んでいることが多いので、住宅診断のプロフェッショナルに任せてチェックしてもらうことは重要です。ちなみに、明らかに自然災害が原因と分かる場合は、火災保険で補償される可能性もあるので、その場合は工事費用を保険料で賄うことができます。

天窓に不具合が見つかったら専門業者に調査を依頼しよう

工事業者
天窓がついている屋根は、通常の屋根よりも雨漏りが起こるリスクが高くなります。施工不良以外にも各パーツの経年劣化や、自然災害により雨漏りが起こることがあります。特に自然災害の場合は火災保険を活用できますが、申請方法にコツがあります。そのため、一般社団法人全国建物診断サービスのような火災保険を使って雨漏りの工事を多く実施している専門業者に依頼することをおすすめします。調査・見積作成はもちろん無料、申請書類の作成のアドバイスも行いますので、天窓から雨漏りが起きたときにはお気軽に全国建物診断サービスまでご相談ください。

※現在、北海道、沖縄は対象外となっております(2021年4月現在)ご了承ください。

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記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。