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マンション管理組合向け火災保険はどんな保険?概要と申請方法も!

公開:2021年5月18日

目次(▼タップで項目へジャンプします)

    1. ▼マンションにおける火災保険の重要性
    2. ▼地震による補償は地震保険で
    3. ▼火災保険が支払われる例
    4. ▼申請する前に!知っておきたい耐用年数
    5. ▼火災保険が支払われない例
    6. ▼各保険会社のマンション管理組合向け
    7. ▼特約はなにがある?
    8. ▼火災保険申請方法
    9. ▼マンション管理組合向け火災保険の申請に関してもご相談ください

 

マンションの管理組合様においても必要不可欠な火災保険。どんなときに使用されるのでしょうか?

マンション管理組合火災保険がどんなものなのか、どんなときに補償がされるのか、気になる申請方法は?そんな疑問にお答えします。

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マンションにおける火災保険の重要性

マンション
マンションで何かしらの自然災害による被害を受けてしまった場合、その被害額は多額になってしまう恐れがあります。

また、マンションの共有部分や設備・施設が原因で住人や来客に損害を与えてしまった、住人の不注意により下の階の住人に水濡れを起こしてしまった、損害を与えてしまったなど、さまざまな事故が考えられるでしょう。

万が一、事故が発生してしまったとしても、復旧の時間や費用に困ることがないように、安定した管理体制を取っていきたいものです。

また、住人同士が協力し合い、良好な関係を維持していくためにも、火災保険を活用していくことが必要です。

マンション管理組合向け火災保険の3つの補償内容

マンション管理組合向け火災保険には、補償が大きく分けて3種類あります。

●自然災害

一つ目が自然災害などによる補償です。そもそも火災保険とは、火災にだけ適用されるものではありません。多くの場合、以下のものが適用されます。

商品により、基本補償にすべてが入っている場合と、オプション追加となっている場合があります。

  • 落雷・破裂・・・(例)落雷により共用部分が焼損した
  • 風災・雹災・雪災・・・(例)台風で窓が割れ、共用部分が損害を受けた
  • 水災・・・(例)大雨で床下浸水して、共用部分が損害を受けた
  • 水濡れ・・・(例)給排水管からの水濡れで共用部分が濡れて汚損した
  • 建物外部からの衝突・・・(例)建物に自動車が衝突し、共用部分に損害を受けた
  • 騒擾・・・(例)集団で起こされた騒ぎにより損害を受けた
  • 盗難・・・(例)泥棒に窓ガラスを割られた
  • 破損・汚損等・・・(例)サッカーボールにより共用部分の窓ガラスが割れた

●施設賠償責任保険

共有部分の管理の落ち度がある場合に、管理組合が負担することになった損害賠償責任を補填してくれます。

  • マンションの共用部分が原因で他人に怪我をさせてしまった
  • 他人の物を壊してしまった

以上のような例があるでしょう。

●個人賠償責任保険

日常生活における偶然な事故に備えて、住人を賠償事故から守るためのものです。この場合、契約者が管理組合で、被保険者が各室の住人となります。

  • 給水ホースが外れて気づかず、水が流れてしまい、下の階の部屋に漏水させてしまった
  • こどもが誤ってベランダからおもちゃを落としてしまい、庭の設備を破損させてしまった

以上のものが個人賠償責任保険にあたります。

こちらの保険は、おのおの住人が保険をかけている場合もありますが、加害者となった方が保険を掛けておらず、請求に対応できない場合にトラブルが長引いてしまうことがあるため、管理会社で判断して締結しているケースがあります。

(個人で回避するという意味で、管理組合でのこちらの締結を辞め、各戸で個人賠償責任保険に加入するのを推奨しても良いでしょう)

マンション管理組合向け火災保険はどのようなものか

マンションは一般の戸建て火災保険とは違い、「再取得」を目的とするのではなく「修復」を目的としています。

また、マンション管理組合向け火災保険はマンションの「共用部分」を補償する保険です。

●マンションの共用部分って何?

マンションの建物を始め、エントランス、ベランダ、エレベーター、廊下、フェンス、駐輪場などの「専有部分」以外の建物部分を指します。

どこまでが共用部分でどこからが専有部分なのか?は、分かりづらいかと思いますが、住人の各部屋のドアの表面までは共用部分にあたることが一般的だとされています。しかし、各マンションの「管理規約」に基づきますので、読んでおきましょう。

マンションはさまざまな事故が想定される

マンションには、以下の事故が考えられます。

  • マンションの共有部分・設備・施設の不備や欠損が原因の事故
  • マンション住人による不注意の事故
  • 自然災害が原因の事故
  • その他の事故(破損や飛来物)

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地震による補償は地震保険で

マンション
地震や、地震が原因による火災や津波などの被害は火災保険では残念ながら補償はされません。噴火での被害も地震保険の補償にあたります。単独では加入ができず、火災保険とセットで契約ができます。

火災保険が支払われる例

マンション
ではマンションで生活していて、どんなときにマンション管理組合向けの火災保険が支払われるのでしょうか?具体的な例を見ていきましょう。

自然災害事故の例

  • マンション地下にあるガス管が腐食しガス漏れ。引火して1階が燃えてしまった。
  • マンションが、隣接する飲食店からの出火によって被害を受けた。
  • ガス漏れにより爆発が起こり炎上。廊下を伝って、廊下や各戸のドア・エレベーター等が被害を受けた。
  • 排水管の破損により漏水。下の階に流入し、天井や壁が水濡れをした。
  • 排水管の破損により漏水。下の階に流入し、天井や壁が水濡れをした。
  • 台風による強風で、マンションの壁が破損した。

賠償事故の例

  • 共用部の水道管から水漏れがあり住人の家財(家具・家電)などを汚損した。
  • ベランダから物を落としてしまい通行人に怪我をさせた。

申請する前に!知っておきたい耐用年数

マンション
申請する前に、マンション共用部分の耐用年数をご紹介します。耐用年数とは、法律で決まっている減価償却の計算を行うために制定されているものなので、目安として知っておきましょう。

マンションの耐用年数

構造 耐用年数(店舗・住宅の場合)
木造 22年
木骨モルタル 20年
鉄骨・鉄筋コン 40~47年

外壁塗装の耐用年数

種類 耐用年数
ウレタン 8~10年
シリコン 10~15年
ラジカル 14~16年

給排水管の耐用年数

種類 耐用年数
(硬質)塩ビライニング鋼管 25年
耐熱塩ビライニング鋼管(給湯) 25年
耐火二層管(排水) 25年

火災保険が支払われない例

マンション
マンション管理組合の火災保険には、保険金が支払われない場合もあります。

経年劣化

古くなってしまった、などの経年劣化は、火災保険は使えません。では、なぜ経年劣化が補償対象外なのかと言うと、古くなるというのは事前に予測ができるためです。火災保険はもともと、予測できない被害への補償を目的とされています。

各保険会社のマンション管理組合向け

マンション
各社、マンション管理組合向けの火災保険を販売しております。以下主要の保険会社の商品をご紹介いたします。

  • あいおいニッセイ同和損保「すまいの火災保険(マンション管理組合用)」
  • 損保ジャパン「マンション総合保険」
  • 東京海上日動「新マンション総合保険」
  • 日新火災「マンションドクター火災保険」
  • 三井住友海上「GKすまいの保険」

特約はなにがある?

マンション
ここではよくある、マンション管理組合向け火災保険の特約の内容を紹介していきます。(保険会社や商品によって補償内容が違ったり、名前が違う場合も多いので、加入中の保険商品の契約内容をご確認ください)

建物管理賠償責任補償特約

マンション共用部分の施設の欠陥が原因の事故によって、法律上の損害賠償責任を負った場合、損害賠償金などを補償してくれます。
(例)共用部分のドアの管理不備により、マンションの住人が怪我をしてしまった

個人賠償責任総合補償特約(包括契約用)

マンションの住人が日常生活の偶発的な事故により、法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金などを補償してくれます。
(例)洗濯機のホースが外れてしまい下の階の住人の家財(家具・家電等)に損害を与えてしまった

電気的・機械的事故特約

共用の電気設備、空調設備などの事故による損害を補償してくれます。

マンション管理組合役員賠償特約

マンション管理組合の役員等が、規定の業務を行ったことによって、法律上の損害賠償請求を受けたことによって負担する弁護士費用、法律相談費用を補償してくれます。
(例)管理組合の役員が誤って個人情報を開示してしまい、他の住人から損害賠償を請求されてしまった。

火災保険申請方法

マンション
では、具体的に火災保険申請はどのように行えばいいのでしょうか?

保険会社へ連絡

加入している保険会社に連絡をします。お名前、証券番号、保険者番号等が聞かれます。お手元に保険証書があるとスムーズにお話が進みます。

必要書類の提出

その後、保険会社から申請書が届きます。その後、修理にかかる見積書や、被害箇所の写真を添付して送ります。

立ち合い監査

申請金額が少ない場合や、明らかな被害が写真で分かったとき以外に、保険会社から鑑定人が派遣される場合があります。現地で調査が行われます。

保険金が支払われる

現地調査後に保険がおりるかおりないかの確定がされ、1.2週間後に入金がされます。

修理を行う

管理組合の中で修理はどうやるか、業者はどうするかは事前に相談しておきましょう。話し合わないとトラブルにつながってしまう場合もあります。

マンション管理組合向け火災保険の申請に関してもご相談ください

マンション
私たち一般社団法人全国建物診断サービスは、火災保険サポートを行い、おりた保険金で工事まで一貫して行っている団体です。住宅だけでなく、マンションなどの大規模な建物にも力を入れておりますので、火災保険の申請がしたい時はお気軽にご相談いただければと思います。

※現在、北海道、沖縄は対象外となっております(2021年5月現在)ご了承ください。

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記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。