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雨樋の修理方法・費用を解説!当社で実際に行った施工事例もご紹介

公開:2021年5月25日 

目次(▼タップで項目へジャンプします)

  1. ▼雨樋の役割!必要不可欠な理由は何か
  2. ▼雨樋の壊れる原因と修理・メンテナンス方法
  3. ▼自分でDIY補修することは危険
  4. ▼雨樋を修理・交換における注意点と費用!
  5. ▼雨樋の工事が無料になる?火災保険とは何か
  6. ▼実際に当社で火災保険を使用して工事をした事例
  7. ▼修理前に知っておきたい雨樋の形状や素材

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住宅には、自然災害による被害を最小限に食い止めるための工夫がいたる場所にされています。そのひとつが雨樋(あまどい)と呼ばれるものです。あまり言葉に馴染みはないかもしれませんが、この雨樋でトラブルが起こると住宅全体に悪影響を及ぼしてしまいます。この記事では、雨樋の修理方法や費用、実際に工事した例をご紹介しております。

雨樋の役割!必要不可欠な理由は何か

雨樋
雨樋とは、屋根にたまった雨水(雪解水も含む)を一か所に集めて、スムーズに地上に流すための設備です。

軒下全体を痛めることを防ぐ

この雨樋があれば、軒先の色々な場所から雨が流れてしまうことを防ぐことができるため、軒下全体を痛めてしまったり地面に水たまりができてしまったりというような不具合を防ぐことができます。

雨水に関するトラブルを回避する

また、雨樋には屋根の上で水が溢れることの防止機能もあり、敷地内の雨水を集めて敷地内の地中に染み込ませるか、道路にある雨水用の下水管に接続して雨水を逃がすような仕組みになっているので、雨水に関するトラブルを回避するために必要な設備といえます。つまり、雨樋に不具合が起きると雨水が様々な場所で悪さをしてしまうリスクが高くなるということになります。

雨樋の壊れる原因と修理・メンテナンス方法

雨樋
その雨樋は、雨水を集める設備ですので、放置しておくとゴミや虫の死骸などが詰まってしまうことがあります。そのため、定期的に雨樋をメンテナンスする必要があります。

ごみの詰まりや破損

雨樋を定期的に清掃しなければ、ごみや虫の死骸が溜まり雨水が流れなくなってしまいます。そのため、定期的にチェックしてごみを除去することをおすすめします。また、破損したままですと、雨水をうまく集めることができず外壁に雨水がかかるようになり、建物を傷めることにつながってしまいます。

雨樋の支持金具の不具合をチェックする

雨樋を支えるための支持金具である「樋受け金具」は、等間隔で設置されています。この金具に不具合が起こると、雨樋の傾きがバランスを崩してしまうため、雨水がうまく流れなくなってしまいます。最悪のケースでは、金具から雨樋が外れてしまうこともあるので、雨水の流れがおかしくなり雨水が溢れる可能性が高まります。強風などの自然災害で外れていることのないようチェックしておきましょう。

継ぎ手の不具合をチェックする

雨樋はいくつかの部品で構成されています。その部品同士をつないでいる「継ぎ手」が外れてしまうと、部品同士の繋ぎ目に隙間ができてしまいます。隙間ができるということは、集めた雨水が漏れてしまいますので、雨樋の機能を果たさなくなります。そして、雨樋の継ぎ手の損傷が激しく何箇所も修理しなければいけない場合は、すぐに交換修理が必要になりますので、専門業者に工事を依頼しましょう。

雨樋本体の不具合をチェックする

雨樋本体に不具合が生じた時は、交換する必要があります。雨樋は常に自然に晒されている状態ですので、日々ダメージが蓄積されていくものです。その負荷で雨樋自体が大きく歪んでしまうと、破損してしまうこともあります。この時、強風や大雨、豪雪などの自然災害により雨樋が破損したことが認められる場合は、火災保険が適用されますので、負担なしで工事ができる可能性があります。

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自分でDIY補修することは危険

雨樋
このような雨樋の修理・塗装を、DIYでやろうと思う人もいるかもしれません。しかし、雨樋の工事はそのほとんどが屋根に上る作業になることから、危険を伴います。最悪の場合、命を落としてしまうかもしれません。しかも、自分で足場を設置したり梯子をかけたりすると、業者に依頼するよりもコストがかかってしまうことも多くなってしまうことから、雨樋の修理・交換・塗装に関しては専門業者に任せることをおすすめします。

メーカーによってたくさんあるため合うものを見つけるのが難しい

雨樋のメーカーはたくさんあることから、同じ色に見えているものでも各メーカーで微妙に色・サイズが違います。そのため、美観的にあまりきれいに仕上がらなかったり、うまく組み合わせられなかったりという事態が起こりかねません。

例えば「直径6cm」の竪樋があったとしたら、メーカーごとに微妙にサイズが違うため互換性がなく、隙間ができ雨漏りが起こってしまうのです。

雨樋を修理・交換における注意点と費用!

雨樋
雨樋に不具合が生じた時は、修理もしくは交換するほかありません。住宅の中には、屋根や外壁など「塗装による補強」で一時的に機能を回復できる箇所もありますが、雨樋の塗装はあくまで美観のためのもので、機能とは関係ありません。

雨樋の塗装は不要?

実は、雨樋はもともとそれなりに強固な素材でできていることから、基本的には耐久性が高く補強のための塗装は不要といわれています。塗装は、屋根や外壁の色に合わせるためです。しかしながら、経年劣化により古びて見える時は塗装をして美観を整えます。では、雨樋が破損し修理・交換する時はどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

雨樋全体を交換する場合の注意点

経年劣化によって不具合が起きた雨樋は、塗装では補修できません。そのため、雨樋全体を交換することになるのですが、設置されている雨樋の素材や劣化状況次第では補修で済む場合もあります。専門業者には、補修・交換の2パターンの見積を出してもらい、そのメリット・デメリットを教えてもらうことをおすすめします。

雨樋の一部を交換する場合の注意点

雨樋の全部を交換せずに、部分的に補修・交換するという方法です。この場合は、全体を交換するよりもコストパフォーマンスが良くなります。

例えば、雨樋の中でも外壁に設置する竪樋(たてどい)が途中で折れてしまった場合は、その部分だけを交換するため、工事費用が安くなります。

雨樋の修理と費用について

  • 雨樋の継手修理(1箇所) 5,000円~20,000円
  • 雨樋清掃 10,000円~30,000円
  • 雨樋部分交換(1m) 10,000円~100,000円
  • 雨樋全体交換 150,000円~500,000円

こちらは一般的な戸建て工事費用です。雨樋の修理は1箇所単位、交換は1m単位で工事費を割り出します。また、2mを超える高さの場合は別途足場代が必要になります。
状態が悪くなる前に修理に出せば比較的安く修理ができます。雨樋全体が悪くなってしまう前に早い段階で業者に相談しましょう。

また、使用している雨樋が廃盤になっている場合だと、場合によっては全体交換になってしまう可能性もあります。

雨樋の工事が無料になる?火災保険とは何か

雨樋
火災保険は、住居を購入・賃貸したタイミングで加入することが多い損害保険です。不動産業者や金融機関に勧められるまま加入し、詳細を知らないままというケースが多いようです。そのため、実際に火災保険を活用できる修理が発生した時にどうすれば良いのかわからないということも多くあり、せっかく保険の対象になっているのに申請しないまま終わっていることもあります。

火災保険の補償対象は「建物」と「家財」の2種類

火災保険の補償対象となるのは「建物」(住宅そのもの及び動かせない付帯物)もしくは「家財」(住宅の中にある家具や家電など動かせるもの)です。あるいは両方同時にかけることもできますが、火災保険が適用できる被害が発生したからといって自動的に保険金がおりるわけではありません。契約者(もしくは申請を委託された業者)が申請しなければ、保険金が下りることがありません。

これは、火災保険が他の損害保険と同様に「申請主義」を採用しているためです。

実際に当社で火災保険を使用して工事をした事例

こちらでは、実際に当社で火災保険を申請のサポートをし、おりた保険金で工事をした事例をご紹介いたします。

千葉県:2,259,547円がおり雨樋を交換

雨樋被害画像
千葉県での事例です。こちらは台風により雨樋全般に破損、歪みがみられ、今後の大雨対策も考慮しすべてを交換しました。

●破損などを放置すると雨漏りの原因になってしまう

雨樋被害でおりた火災保険の証明書
雨樋のゆがみや破損を放置しておくと、排水が上手くいかず雨漏りの原因となってしまいます。
コーキング(シーリング)や止め具の交換だけで済む場合もありますが、強風で損傷が激しい場合は、後々のことも考えると全面的な改修工事がおすすめです。

千葉県:660,000円がおり雨樋を交換

雨樋被害の報告書
こちらも千葉県の事例です。雨樋の様子がおかしいので見てほしいとのご相談をいただきました。そして、上のような報告書をお客様に見積書と併せてお送りしました。

●大雪による申請で保険承認されました

雨樋被害でおりた火災保険の証明書

雨樋修理完了報告
無事に保険が承認され、施工途中も含めた工事完了写真もお客様のもとにお送りさせていただき、雨樋の修繕工事を行いました。

●雨樋は雪による被害を受けやすい

雨樋は雪による被害も受けやすく、とりわけ関東圏など雪が降ることを想定されてない地域では北側と建物のつくりが違うため、被害を受けやすい傾向にあります。
冬に大雪などの災害が起こる前に一度家の様子を確認してみてはいかがでしょう。

修理前に知っておきたい雨樋の形状や素材

雨樋
雨樋にはいろいろな種類や素材があります。修理や交換をする前に、雨樋にはどのような種類や素材があるか、知っておきましょう。

雨樋の形状

●半円形

築20年以上の住宅の多くで使用されている雨樋で、形状がシンプルかつ価格帯も安いので、現在もポピュラーな存在です。

●角型

半円形に比べると流水量が多い角型は、ゲリラ豪雨のような大雨が多い最近では採用件数が増えてきています。大雨対策のために、片方がせり上がった製品も出てきています。

●リバーシブル

前面は半円形、背面は角型の形状になっている、どちらを正面に取り付けるかにより使い分けができる雨樋です。デザインは半円形でも排水量は増やしたいというニーズから生まれたこの製品は人気があるので、在庫を抱えてもすぐに取り付けられるので、業者からも重宝されています。ただし、コストパフォーマンス的にはやや高額になります。

●特殊型

豪雪地帯である北海道や東北地方でよく使用される雨樋で、雪かきをする際に雨樋が傷つかないように複雑な形状をしています。そのため、価格帯も高額に設定されています。

素材

●塩化ビニール

軽くて組み立てが容易なので、雨樋の中で一番広く採用されているのが塩化ビニール製の製品です。コストパフォーマンスは良いですが、雨や紫外線で変色しやすく破損リスクが高いというデメリットもあります。

●その他の合成樹脂

見た目は塩化ビニールと変わらないのですが、より耐久性に優れている素材で特殊加工を施したものです。

●ガルバリウム鋼板

近年注目されている金属の素材といえば、ガルバリウム鋼板です。屋根材・外壁材としてはすでに多くの住宅で採用されていて、金属素材の雨樋としても最も採用されています。さびにくく金属の中では加工しやすいだけでなく、コストパフォーマンスも優れています。

●銅

最初は銅色をしていますが、時が経つにつれて酸化して深みのある緑青色に変化するのが銅の特徴です。加工のしやすさ・耐久性の高さから寺社仏閣などでよく使用されていますが、非常に高価なため住宅ではあまり使われません。また、最近は酸性雨の影響で15〜20年ほど経過すると小さな穴が空くことがあるようです。

●アルミニウム

アルミニウムは雨水で錆びないのが最大の特徴で、加工の際に非常に長くできるので余分な継ぎ目ができないというメリットもあります。また、太陽熱による膨張も少ないため、たわみやそりが発生しづらいですが、採用されること自体が非常に少ないため、価格帯は高額で推移しています。

●ステンレス

アルミニウムと同様に耐久性に優れていますが、アルミニウムよりもコストパフォーマンスは良くなります。雨樋を内側からつなげることで、継ぎ目もわかりにくくなります。

普段あまり気にしないかもしれませんが、自然災害が起こったときに破損などが起こってしまう雨樋。種類もさまざまな雨樋ですが、定期的なメンテナンスをすることや、きちんと修理すれば長年もつ丈夫な設備です。もし業者選びに不安があったり、雨樋に被害が感じられている場合はぜひご相談くださいね。

※現在、北海道、沖縄は対象外となっております(2021年5月現在)ご了承ください。

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記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。