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埼玉県三郷市 樋は太陽熱で曲がった!?保険査定人との交渉やり取り

今回は埼玉県三郷市の事例を紹介致します。

業者の方から私たちのサービスをご紹介していただき、調査させていただきました。

ヒヤリングしたところ施主様自身は特に被害自覚はないとのことでした。

 

現場調査実行

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具体的な調査の内容ですが、屋根・外壁・雨樋を中心に調査させていただきます。

はしごをかけて屋根に上り、約1時間前後で被害箇所の写真を平均で20~30枚前後撮らせていただきました。

今回瓦のズレ・漆喰・雨樋の変形等の被害が見つかり。お見積もりを作成し屋根の瓦修繕と雨樋の撤去・交換で約93万円の保険申請を行いました。

 

 

保険会社申請打診

申請をかけ約2週間後鑑定会社の立会がありました。
その際は特に何も言われなかったとの事でした、その後2週間後判定結果が出たのですが。
金額は全体の約5%の5万円といった判定でした。認められた箇所は雨樋の一部のみで足場代も全てカットとの事でした。

 

お客様としても納得できない結果でしたので、なぜそのような判定がでたのか詳細を伺うと共に交渉をさせていただきました。

保険会社の判定は太陽熱で軒樋が曲がったとのこと

お問い合わせをしたところ、屋根の被害は経年劣化、また雨樋の部分に関しては認められなかった範囲は温度変化による曲がりであり、自然災害ではないとの回答でした。
まずお先にお伝えしたいのが全国で雨樋の被害状況を見てきましたが、温度変化による劣化の事例はありません。もちろん周辺の埼玉全域で同じ事例はありません。逆に温度変化だとすれば近隣周辺の同じ素材の雨樋全てに被害が出ていなければつじつまが合わない事になります。

メーカーに問い合わせてみた

また今回雨樋のメーカーに直接問い合わせたところ、確かに温度変化で曲がる可能性はあるが、温度変化で大きな変形は起こることは考えにくいとの回答でした。
この後お客様にわかりやすく被害が認められなかった理由をご説明させていただき、お客様も結果について納得いかないとのことでしたので、保険会社に不服申し立てをし、再度鑑定になり、今結果待ちといった状態です。
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通常被保険者が納得いかない旨、お話をあげれば再度鑑定のし直しになりますが、保険会社や担当者・代理店によっては一度出した判定を覆すのが嫌なので無理やり終わらせようとするケースもあります、その際は上記画像のADRに問い合わせしてみてください。

不払いまではいかないが支払い基準がまちまち

このようにくる方の査定がまちまちなのが火災保険申請での現状です、またこういった案件は少なくありません、保険会社から専門的な事を言われて正直内容はよくわからないが、しょうがないと思って終わってしまう方々が多くいらっしゃいます。 ※悲しいですが現実問い合わせ数でも結構あります。

判定基準は把握しておくべき

判定基準をお客様も知っておかないと、次の災害が起きた時に家にどのくらいの被害があれば保険が下りるのか判断がつきません

被害を受けたのにいざという時保険が降りなければ保険料を払っている意味がありません。
交渉と言った形でなくても「なんでおりなかったのか??」「どうなれば降りていたのか??」など保険会社様に質問をして施主様にお伝えすることも可能です。

交渉して金額があがった事例

実際に金額があがった事例をご紹介いたします。 
詳細はリンクをご覧下さい。 
雨樋修理で工事金額が全くかからなかった工事事例8選

まとめ

保険会社によっての判断や査定も基準がないものになります。 
大事なご自宅を少しでも費用負担が抑えられればと、金融庁でも風水害補償を総合保険に組み込みました。
現実的にまだまだ知らないまたは活用できてない方ばかりです。 
被害の自覚がなくても予防工事で認定されるケースもあります。
この機会に建物の診断をしてみては如何でしょうか?

 



記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。