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【事例】1030万円の見積もりで630万円の火災保険がおりた小学校の修繕

いつ直下型地震が起きてもおかしくないと言われている日本。子供たちが学校に行っているあいだに地震が発生する可能性もあります。

文部科学省の調査によると、全国の小中学校の耐震化率は95.6%(前年度は92.5%)。もともと学校施設は地域住民の応急避難場所としての役割も担っているので、耐震対策をしっかりしているところがほとんどです。

しかし大きな地震の後は、しっかり耐震対策をしていたとしても、窓ガラスが割れてしまったり、外壁が崩れたりします。さらに学校施設は被害があっても修繕費用が1,000万円以上になりやすいため、なかなか予算がおりないケースもあります。

そこで今回は東日本大震災で被害にあい、450万円で修繕をした茨城県の小学校をご紹介します。

東日本大震災で小学校が受けた被害

ケーススタディ_1

茨城県にあるA小学校は東日本大震災の際に外壁が崩れ、窓ガラスにヒビが入ってしまいました。

応急処置としてガムテープで固定させていましたが、ヒビが入った窓ガラスは脆くて危険。「小さなヒビなので、大丈夫だろう」と過信していると、触れたときにいきなり割れることもあります。特に遊びざかりの児童であれば、大けがにつながる可能性もあります。

ケーススタディ_2

東日本大震災で外壁が崩れてしまった様子です。外壁が崩れてしまうと、雨漏りの原因となってしまいます。

ケーススタディ_3

実際に校舎内で雨漏りが起きてしまっています。雨漏りが起こると建物が水を含んでいる状態となり、建物内の木材や鉄筋を劣化させていきます。

ケーススタディ_4

以上のような被害を受けており、学校も早く修繕に取り組みたかったのですが、予算の問題があったのです。

一度は保険の認定をされなかった

東日本大震災が発生したのは2011年の3月11日。その後、外壁のひび割れが見つかり、2014年の台風でついに崩れてしまいました。そのタイミングで保険会社に被害を申請したのですが、保険の認定をされませんでした。

学校ほどの施設であれば修繕費用に1,000万円以上かかってしまうこともあり、困っていたところ当社団のことを知ったそうです。

調査後の保険金額は630万円

学校のイメージ

当社団が依頼を受けた際、学校施設全体を調査して1,080万円のお見積りとなりました。外壁の崩れは地震による損害を入れずに、自然災害の被害のみで算出した結果です。

その見積もりと被害状況を確認し、結果として保険会社から630万円の認定がおり、外壁や窓ガラス、雨漏りなどを修繕しました。これで倒壊の心配なく、子供たちも安心して遊べますね。

まとめ

毎年、払っている火災保険ですが、どの箇所がどの程度被害を受けていればどのくらいのお金を受け取ることができるのかわかっている人はなかなかいませんよね。
一般の住宅だけではなく、大きな施設の診断も対応しているので、お気軽にご相談ください。



記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。