2016年4月14日21時26分に益城が震源地で地震が起きたことに関して、
当社団への申込が増えた。
しかし、地震被害は地震保険での申請なので、火災保険と違って鑑定人は国の基準で判断をする為不正はほぼない。(ほぼ)
ここで、地震保険に加入してない方は市町村や国からのお見舞い金のみになってしまう為、建替費用などの負担が大きくなる。
実際に地震が起きる前、2015年8月25日 台風15号が九州に上陸し損害保険協会の調べでも既に1500億円の支払いになっている。
まして保険は申請主義の為、契約者様が知らない場合はそのまま支払いは無しになる。
必要な方に必要な情報を提供していこうと思う。
地震後に、2015年での台風被害を申請してみた -熊本県東区の事例-
被害写真
被害内容
①玄関ドアの破損 地震
②網戸破損 地震OR台風
③タイル剥離 地震
④雨樋破損 雪害
⑤瓦割れ 欠損 地震
⑥棟蛇行 地震
⑦外壁クラック 地震
⑧門扉 伸縮不可 地震
台風被害の結果
②の網戸・④の雨樋は加入している保険会社へ、昨年の台風被害としてみてもらえないか相談した結果
風水害での被害保険金として:834154円
臨時費用保険金:250246円 (※被害の30%)
残存物取片付け費用:38016円
合計:1122416円
少しは工事代金のたしになる!!!?
せっかく掛けている保険なので使わない手はないです。
全てが火災保険の風水害でおりるわけではない。
あくまでも、突発的な災害(台風・竜巻・大雪・つむじ風)での被害箇所を現状に戻す費用が対象となる。
熊本県荒尾市での事例 半信半疑でも申請してみた
熊本でのクチコミで問い合わせ頂いた件でしたので少し説明を。
インターネットの普及により、情報が簡単に手に入ります。 検索をすればある程度の知識は
企業が売りたい順に、出てくるでしょう。
荒尾市の例ですと本当に保険を使って問題がないのか?と半信半疑でした。
日本損害保険協会の損保業界での風水害支払いを見ればどのぐらい多い金額を払っているかわかるのですが
普通の方はもちろん知りません。
保険会社の代理店は入る時、更新時に説明は行いますが、事故が起きたときに何かあったか?などの
アフターフォローは聞いたことがありません。
2000件近くの方に建物診断のときに、一応契約者に聞いてみますが水害・雷で知っている人はたまにいましたが
ほとんどが火事の時しか、、、、と思ってます。
知らないのは不安だし、保険申請なんてしたことない方はほとんどです。
もちろん無理強いはしませんので、そのまま使わずに保険料だけを払っている良い顧客でもOK。
被害写真
被害内容
①平部 瓦のズレ 風害OR地震
②外壁クラック 地震
③基礎クラック 地震
④漆喰剥がれ 風害OR地震
台風被害の結果
①の瓦のズレと④の漆喰剥がれを足場及び諸経費を含め加入している保険会社に相談。
合計:416818円での認定。 その中で、【第一火災削除額】3335円とありますがこれは
2000年5月1日に第一火災海上が運用に失敗し倒産しました。
住宅金融公庫での火災保険の場合(住宅金融支援機構特約火災保険 当時は安田火災が主幹事会社)
になり、何社かが保証を出し合う契約になっており、その中の【第一火災】が倒産したのでその分の金額負担となります。
直接保険会社に相談するのは、善し悪しがある。
悪し:プロが教える火災保険の全手法
をご覧ください、鑑定人により査定がぜんぜん違う。
良し:直接保険会社に努めているもしくは身内が・・
良い方向に向かう可能性が高いですね、保険代理店と深い関係とか・・(政治家みたい)
まとめ:全国で対応可能 2011年3月11日でも同様。 東北地方では雪害が主
宮城県・山形県・福島県・岩手県でも、サービス提供可。
東北地方では雪が降る前に、建物を調査しておけば、壊れる前の写真ができるので
承認金額・承認率が大幅にあがります。
この機会に一度、建物診断(無料)をご検討してみては如何でしょうか?
記事監修
![]() 【二級建築士】佐野 広幸 全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。 |