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たとえヘアークラック(ひび割れ)でも、地震保険の一部損害は認められる!?

公開:2019年8月22日  更新:2021年2月15日

3.11の東日本大震災や記憶に新しい熊本地震以降、【地震保険】の注目度は高まっています。

地震保険の保険金は「お見舞金」という扱いに該当し、家を修繕するための金額が降りるわけではありません。地震保険法第一条によると、以下のことを目的とした保険制度です。

第一条 この法律は、保険会社等が負う地震保険責任を政府が再保険することにより、地震保険の普及を図り、もつて地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的とする。

よって、保険金額は火災保険で設定した金額の30~50%、保険金の上限としては建物5,000万円家財1,000万円までと決まっています。

そんな中、地震被害の大小を問わず、地震による一部損害の保険承認が可能になります。以下に詳しく説明しておきます。

なお、地震保険の申請方法については、地震保険申請で保険金が受給できるまでの流れもお読みください。

もし、地震などで住宅・建物に被害を受けて、ご加入の地震保険・火災保険でその修繕ができるか知りたい・調べたい方が居られましたら、当社団 全国建物診断サービスまで無料相談をお試しください。

 

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(ヘアー)クラックとは?

クラック

クラックとはズバリ、ひび割れのことです。クラックにはいくつか種類があり、その原因と合わせてご説明します。

 

クラックの種類

① ヘアークラック

ヘアークラックとは文字通り、髪の毛(ヘアー)のような細い線状のひび割れ(クラック)のことです。基準としては幅0.2~0.3mmのものがこれに当たります。

自然災害・経年劣化による塗膜性能の劣化で起こることが多く、西日の当たる外壁で発生しやすい傾向があります。

「よく見れば気付く」ものが多く、外観的に大きな問題はありません。ヘアークラックの本数が多い場合、雨水が侵入する可能性があります。

 

② 乾燥クラック

モルタルなどの外壁材は、水分の蒸発により収縮が生じます。建物に深刻なダメージが発生しているわけではないですが、ヘアークラック同様、雨水が侵入し、建物内部から傷んでいく可能性があります。

 

③ 構造クラック

ヘアークラックより大きい0.3mm以上のクラックで、深さが5mm以上のものをいいます。発生原因として、建物の構造的な欠陥や自然災害(地震・天候不良による凍結)などが考えられます。

こちらは①、②のクラックより状況は深刻であり、基礎の強度が低下している可能性があるので、修繕工事が必須です。そのままにしておくと、クラックは広がり、そこからも雨水が浸水。下地が腐り、さらなる被害が出る可能性も考えられます。

 

軽微なクラックの応急処置はDIYでも対応可能

外壁塗装_1

①ヘアークラックや②乾燥クラックなど、軽微なクラックの応急措置をご紹介します。

あくまでも応急処置です。さらに悪化した場合は修繕のプロ業者に頼むことをお勧めします。また③構造クラックに関しては、ご自身でのDIY修繕を行っても、別の2次災害の原因にもなりかねないため、プロの業者に頼むことをお勧めします。

地震保険申請ができるのかも合わせて、ご自宅や建物に地震被害を受けてお困りの方は当社団 全国建物診断サービスの無料相談をご利用ください。

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① ヘアークラック(0.2~0.3mm)の場合

補修材は、防水材を使用します。簡単な方法としてはスプレー式での補修、またセメントチョークを塗り込むチョーク式があります。

まずブラシ等で汚れ・油分を落とし、その後しっかり乾燥させます。その後スプレー・チョークを使い補修を行います。

 

② 0.3~1mmのクラック場合

シーリング材という補修材を使用します。こちらも上記と同様掃除を行ったあと、補修部分以外にマスキングテープを貼ります。

次に、下地材(プライマー)を塗ります(シーリング材の接着が良くなります)。その後、十分乾燥した後シーリング材をしっかり隙間が埋まるよう充填します。

最後にヘラで均等にならして終了です。

これ以上太いクラックの場合は、プロ業者への依頼をお勧めします。

 

地震保険の補償内容について

地震保険は、損害額が建物の時価額に対する割合のどの程度を占めるかで、支払われるパーセンテージが決まります。実際に被害に遭った損害額を保険金として支払われるものではないので、注意が必要です。例えば、

全損の場合
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が50%以上
・焼失、流出した部分の床面積が、建物の延床面積の70%以上

 

大半損の場合
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が40〜50%未満
・焼失、流出した部分の床面積が、建物の延床面積の50〜70%未満

 

小半損の場合
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が20〜40%未満
・焼失、流出した部分の床面積が、建物の延床面積の20〜50%未満

 

一部損の場合
・軸組、基礎、屋根、外壁等の損害額が3〜20%未満
・全損、大半損、小半損に至らない建物が床上浸水、または地盤面から45cmを超える浸水

 

判定方法はクラックの長さ・太さ・場所など、専門知識が必要なため、専門家に任せることをお勧めいたします。
また当社団 全国建物診断サービスでも、地震(保険)に関するクラックや修繕工事などのご相談を、全国を対象に行っております。相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

  • 地震保険とは、実際に被害に遭った損害額を保険金として支払われるものではない。
  • 軽微なクラックならDIY修理も可能だが、それ以上の損害の場合はプロに修繕を依頼する。
  • 被害を受けたご自宅や建物について、修繕が地震保険でできるか知りたい方は、当社団 全国建物診断サービスへ無料相談をしてください。ぜひお問い合わせください。


  • 記事監修


    kansyuu
    【二級建築士】佐野 広幸
    全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。