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外壁の爆裂による被害は、保険を申請できますか?

公開:2017年11月27日  更新:2021年4月2日

目次(▼タップで項目へジャンプします)

  1. ▼放っておくと崩落の危険もある、外壁の爆裂
  2. ▼爆裂が起きるのは、雨水の侵入や地震・強風などが原因
  3. ▼一軒家の外壁爆裂は、自然災害が原因であれば保険を申請できる
  4. ▼外壁が爆裂したときの補修方法は?
  5. ▼外壁の爆裂に関するまとめ

「爆裂」、何とも物騒な言葉ですが、建築用語で使う爆裂とは、爆発のことではありません。鉄筋コンクリートの中にある鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートの中から押し出されて露出した状態を、建築の世界では「爆裂」と呼んでいます。

この爆裂現象、もしも自然災害が原因だとしたら、火災保険を申請することはできるのでしょうか?

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放っておくと崩落の危険もある、外壁の爆裂

爆裂
鉄筋コンクリートの外壁に、時折このような爆裂の状態が見られることがあります。コンクリートの中から錆びた鉄筋がむき出しになり、見るからに痛々しい状況です。「何とか修繕しないとみっともない」と思いながらも、どうやって対処したら良いか悩んでいる人もいるでしょう。

実は、爆裂を修繕しないといけないのは、見た目の問題だけではありません。そのまま放置していると、コンクリートが欠落して落下する危険もあるのです。できるだけ早く補修し、亀裂や錆び・腐食が進行するのを防ぐ必要があります。
実際に学校からの相談で工事をした際には既に外壁の一部が落下しており、メッシュシートで覆っているだけで今にも崩れそうでした。

爆裂が起きるのは、雨水の侵入や地震・強風などが原因

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では、外壁の爆裂は、いったいどのようにして起きるのでしょうか?
経年劣化などによる場合と、地震・強風などの自然災害による場合に分けてお話ししましょう。

経年劣化によって外壁が爆裂する場合

マンションなどの鉄筋コンクリートの外壁は、経年劣化などによって収縮や膨張を起こすと、「クラック」と呼ばれる亀裂やひび割れが生じることがあります。

クラックは最初のうちはあまり目立たないので、「大したことではないだろう」と放置してしまうことも多いのですが、そこに雨水が侵入すると鉄筋が錆び始めます。鉄筋が錆びると、鉄筋の体積が膨脹し、外壁を押し出そうとする力が働きます。

それでも放置しておくと、ついに外壁が爆裂してコンクリートが剥がれ落ちたり、躯体が腐食するなど、深刻な状態に進展していきます。

亀裂やひび割れ以外に、鉄筋を固定するボルトの穴から爆裂の現象が起こることもあります。この場合は、ボルトの周辺を丸くくり抜いたように、ポッカリと穴があきます。

自然災害によって外壁が爆裂する場合

経年劣化ではなく、地震や強風などの自然災害によっても、外壁の爆裂現象が起きることがあります。

まず大きな地震や強風などの自然災害が起こると、マンションの構造躯体が動いたり、不動沈下を起こして構造躯体に歪みが生じます。そうすると、躯体の移動や歪みによって外壁にも圧力がかかり、亀裂やひび割れなどのクラックが発生してしまうのです。

もしもこのクラックが、マンションの構造体の内部から生じた場合は、事態は深刻です!建物自体の強度が低くなってしまう可能性もあり、もはや所有者一人で悩む問題ではありません。

地震保険に加入している方はこちら:地震保険申請で保険金が受給できるまでの流れ

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一軒家の外壁爆裂は、自然災害が原因であれば保険を申請できる

戸建ての場合、火災保険での被害が起きている確率が高いのです。
雪の重みによる、雨樋の曲がりや、台風による一部外壁破損、飛来物被害など様々な被害が現場ではあります。
では爆裂被害では地震保険での被害で降りる場合があります。
特に共済関連ですと、民間の地震保険と異なり損害額の50%での支払いの為、見積もりの出し方が重要になります。
現場チェックリスト
※こちらは現場でのチェックリストです。
細かい目視以外にも、瓦の下地確認や棟板金ですと貫板が腐ってないか?
外壁や基礎クラックは太さ長さ以外にも叩いた音の違いで深さをざっくり判断してコーキングのみかVカットしてしっかりと保護材を注入したほうが良いのかを判断いたします。

戸建での地震保険では国の判断基準が甘いので、全国で1部損害での申請が出来る可能性があります。

マンションの外壁は共有部分なので、管理組合の判断に委ねる

一軒家の外壁爆裂は、地震や台風・竜巻・爆風などの自然災害が原因であれば、火災保険を申請できる可能性があります。

マンションの外壁は共有部分なので、個人で加入している火災保険とは関係ありません。たとえ実質的に専有している状態のベランダでも、爆裂した場合は管理組合の問題になってきます。

マンションの管理組合が、自然災害補償の付いた火災保険に入っている場合は、火災保険・地震保険の保険金で爆裂を修繕できる可能性があります。いずれにしても、管理組合の総会などの場で提案し、マンションの住民が皆で話し合う必要があるでしょう。

※入っている火災保険により申請書類が異なりますのでまずはご相談ください。

外壁の爆裂は、建築時の設計ミスや手抜き工事が原因で起きることもある

外壁の爆裂は、老朽化や自然災害だけでなく、建築時の設計ミスや手抜き工事が原因で起こるケースも少なくありません。もしも自分の住むマンションの外壁が爆裂しているのを見たら、一刻も早く管理組合に報告する必要があるでしょう。

外壁が爆裂したときの補修方法は?

外壁の鉄筋が錆びてコンクリートを押し出し、爆裂してしまったときは、最も単純な補修方法としてエポキシ樹脂やモルタルで埋め合わせる方法があります。

虫歯ができて、歯医者さんで詰め物をしてもらうのと同じような方法です。

補修箇所をハンマーなどで落とし、鉄筋を露出させてブラシで錆びを落とし、鉄筋に錆止めなどを塗った後にモルタルで穴を埋めます。このときに、虫歯の箇所を取りきらないと再発するのと同様で、鉄筋の錆びを徹底的に落とすことが重要です。

外壁の爆裂に関するまとめ

コンクリートの外壁の爆裂は、中途半端な処理をすると崩落などの可能性があるので、非常に危険です。爆裂を発見したときは、それ以上被害が広がらないよう、マンションの管理組合に相談するなど迅速に対処することが大切です。

当社団では、建物の診断を行っています。診断は無料で、被害があればおりた保険金内で工事を行います。今までに11万棟の実績がありますので、お力になれるかと思います。ぜひお気軽にお問合せください。

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記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。