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スガモリで火災保険をおろすには・・業者の報告書がカギになります!

公開:2018年4月2日  更新:2021年4月2日

目次(▼タップで項目へジャンプします)

  1. ▼豪雪地域に多いスガモリとは?
  2. ▼スガモリの具体的な対策
  3. ▼スガモリの被害が出た時に火災保険は適用される?

北海道や降雪地域の方で、雪で火災保険が使えるって知っている方は他県よりも多いのですがその中でもスガモリが火災保険でおりるかもしれないという情報は広がっていません。

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近年では、豪雪地帯以外の地域でも予想外の大雪が降るという年もあります。
降雪を想定していない住宅にとって、雪の被害は出やすいものです。
屋根の上の積雪はもちろん、屋根に積もった雪が融けて軒先につららができてしまうこともあります。このつららが屋根裏にまで広がり、室内の温度でつららが融けて雨漏りのような状態になると、家の中が水浸しになる可能性があります。このつらら(別名すがま)が原因の雨漏りであるスガモリの被害は、火災保険で補償されるのでしょうか。

豪雪地域に多いスガモリとは?

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このスガモリ(すが漏り)は、基本的には豪雪地域に多く発生するものです。

その中でも、天井裏の断熱材が薄く、屋根裏の自然な換気が充分に行われない構造を持つ住宅では発生しやすくなっています。

また、炊事・洗濯といった家事で水蒸気が発生することが多いときに、屋根裏の氷が融けてスガモリが発生することがあります。

このスガモリが発生すると、断熱材が湿気を吸ってしまうため断熱性が低下したり、木造の基礎が腐ったしまったりする原因となるので、すぐに対処が必要です。

スガモリを放置すると大変なことに…

スガモリが起こった時には、一時的な処置で何とかなるものなのでしょうか。住宅にとっての屋根は、人間の体でいうところの心臓に当たる部分です。というのも、屋根のトタンやダクトの排水溝に不具合が起こったり、外壁から雨水が浸入したりしてしまうと、雨漏りやスガモリが起こる可能性があるからです。

雨漏りやスガモリは、徐々に家の内部に侵食し、基礎材を腐らせカビを発生させます。それ以外の不良の原因にもなるので、住居全体の寿命を短くしてしまうのです。そのため、スガモリはすぐに完全にストップさせなければなりません。

では、スガモリはどのようにできるのでしょうか。

  • 屋根に雪が積もる
  • 家の中では暖房をつけるので、屋根との温度差が激しくなる
  • 屋根の雪が融け出す
  • 雪解水が屋根先の冷たい部分に来て凍る(つららの形成)
  • 新しい雪解水がつららによってせき止められ、屋根に溜まる
  • その溜まった水が屋根裏に浸水する(スガモリ)

つららができて「きれいだね」「すごいね」なんて言っている間に、実は屋根裏ではスガモリが起こっていることは少なくありません。

この通り、スガモリの原因は室内と屋根の温度差の違いによるものです。そのため、この温度差を解消すればスガモリは起きるリスクを軽減できることから、雪・氷を「解かさない」「積もらせない」「凍らせない」ための対策が重要となります。

このスガモリ、寒冷地では冬の住宅のトラブルの王様ともいえるほど頻発しています。

このスガモリの厄介なところは、雪解けが進む3月後半から4月前半にまで長引くことです。

屋根から染みこんだ水は、屋根裏や基礎材を腐食し、最悪の場合住居を建て直すことになるリスクも潜んでいます。

スガモリの具体的な対策

対策
そのため、予防には防水対策が必須ですが、10年ほどでその効果が薄れてしまうため、屋根の防水加工を再度施すことをおすすめします。具体的な対策としては、以下のようなものがあります。

雪を解かさないための対策

屋根に積もった雪が室内との温度差で融けないよう、断熱材をしっかり配置して熱を遮ります。

この対策は、外の冷たい空気が室内に伝わらないことにもなりますので、冬以外の季節の省エネ効果にもつながります。

雪を積もらせないための対策

屋根の表面に滑りやすい塗料を施すことで、屋根に積もった雪がすぐに落ちるように加工します。

水を凍らせないための対策

屋根の先端でつららが形成されないように、屋根の全体や先端を暖めるヒーターを設置します。このことで、氷になる前にすべての雪を融かして屋根の下に落としてしまいます。

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スガモリの被害が出た時に火災保険は適用される?

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※全国建物診断サービスでは戸建以外にも、倉庫・学校・病院・神社などの事例も沢山あります。
法人向けはこちら:事業者災害対策機構

このスガモリ、雪による建物への被害と考えられるので、火災保険で補償されることがあります。一般的に、火災保険の雪災補償が使えるケースは以下のようなものです。

  • 積雪により屋根が壊れた
  • 積雪の圧力で窓ガラスが破損した
  • 隣家からの落雪が原因で自宅に被害が出た
  • カーポートや物置などが積雪により壊れた
  • アンテナ・雨樋・太陽光パネルなどが屋根に付随しているものが雪で壊れた
  • 給湯器やエアコンの室外機が雪で故障した

多くの火災保険では、「雪災」は、「風災・雹災」とセットになっていることが多く、雪災のみのオプションはありません。

ちなみに、以下のようなケースは雪災補償の対象にはなりませんが、ほかの保険の対象にはなる可能性があります。

自宅の屋根からの落雪によって隣家に被害が出た

自宅からの落雪の場合、自然災害によるものはその責任を問われません。このケースでは、隣家が加入している火災保険で補償されます。しかしながら、明らかに被害が出そうな状態になっている時に対策をしなかった(雪かきをしなかったなど)場合は、賠償責任が発生してしまうことはあります。この場合は、火災保険加入時に個人賠償責任保険特約を付けておけば、補償の対象となります。

雪解けによる洪水・地すべりのより被害が出た

雪解水はもともとが雪なので雪災に分類されそうですが、実はこのケースは水災扱いとなります。雪解水が増えることによる土砂災害・洪水は、山間部や傾斜地が近い住宅では起こりうるものです。このような水災のリスクは、自宅のある自治体が公表しているハザードマップを閲覧することで確認できます。ほとんどの自治体が役所のホームページに掲載していますので、チェックしておきましょう。

積雪の重みでカーポートの屋根が壊れ自動車を直撃した

この場合、カーポートの屋根の被害は雪災扱いとなりますが、自動車が壊れた部分については火災保険の対象外となります。自動車保険の対象になる可能性はあるので、自動車保険側の保険会社に相談してみましょう。

スガモリという現象は火災保険適用は厳しいがホームドックをするとスガモリ被害以外での申請可能箇所が平均85%以上で発見されております。
ホームドックについてはこちら。

爆裂被害は火災保険の対象になる?

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もうひとつ、スガモリ以外でも雨水や雪解水が家の中に浸透する状態があります。

それが「爆裂」と呼ばれるものです。

これは、何かが爆発してできるわけではなく、鉄筋コンクリートの中の鉄筋が錆びによって膨張して、コンクリートの中から露出した状態を指しています。

ひょっとしたら、街中を歩いていて鉄筋コンクリートの外壁から鉄筋が不自然に飛び出ている様子を見たことがあるかもしれません。

コンクリートの壁から錆びた鉄筋が出てきてしまうので、見た目的にもさびしい印象を受けます。

しかしながら、どのように対処すれば良いのかわからないまま、そのままになっているという事例も多いようです。また、この錆びた鉄筋を放置しておくと、コンクリートにヒビが入り、落下するリスクも高くなります。

そのため、できるだけ早く修理をして、コンクリートの亀裂・鉄骨の錆びの進行を防がなければなりません。この外壁の爆裂は、以下のような理由で発生します。

●経年劣化による爆裂

経年劣化とは、その素材の寿命が近づいているがために外的要因に関係なく劣化してしまうことです。鉄筋コンクリートの外壁の場合、経年劣化により収縮・膨張を起こすことでクラック(亀裂・ひび)が発生することがあります。

このクラック、できたての頃はそれほど目立たないので放置してしまうケースが多いようですが、そのわずかなクラックに雨水が侵入すると鉄筋の錆び付きが進行してしまいます。鉄筋の錆びが強くなると、鉄筋の体積が膨脹してしまうため、外壁を外側に押し出そうとします。そのため、限界を超えると外壁が爆裂してしまい、コンクリートが落下するなど住宅は決定的なダメージを負うことになります。また、クラック以外にも鉄筋を固定するボルトの穴から爆裂が起こることもあり、このケースではボルトの周辺をくり抜いたように穴が開いてしまうため、そこから水が家の中に浸入することになります。

●自然災害による爆裂

強風や積雪、地震などの自然災害によって、外壁の爆裂が発生することがあります。自然の猛威によって住宅の基礎になっている部分が動いたり、地盤沈下によって住宅にゆがみが生じたりします。そうなると、外壁に圧力がかかりクラックが発生してしまうことがあります。

このクラックが、外部だけでなく内部でも発生した場合は、状況はより深刻になっていると考えられますので、すぐに対処が必要です。特にマンションの場合は、ほかの部屋の住人にも迷惑をかける可能性が出てきてしまいます。この自然災害による爆裂は、火災保険の補償の対象となる可能性があるので、保険会社に相談してみましょう。

雪害が認められた工事は?

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では、これまでに雪災が認められ火災保険で補償された事例を紹介しましょう。

●ゆがんだ雨樋の修理

積雪の重みで雨樋がゆがんでしまった場合は、保険会社に証明しやすいこともあり火災保険の補償対象になりやすいケースです。ただし、写真で証拠を残しておくことがポイントになりますので、自分で撮影するか、撮影方法がわからない場合は専門業者(後述します)にお願いしましょう。また、雨樋を交換する場合は足場工事が必須ですので、火災保険の申請をする時は足場工事代金を含めた修理費用を請求するようにしましょう。

●屋根の修理

大雪で屋根に被害が出た場合、屋根の葺き替え工事費を保険会社に請求することになります。この時も、証拠写真が大切です。

●スガモリ・雨漏りの修理

屋根に不具合が起きて、雨水や雪解水が浸水した場合に雨漏りが起こることがあります。雪による雨漏りについては、突発的な積雪の場合にのみ補償が認められているので注意が必要です。

●アンテナ・太陽光パネルの破損

アンテナや太陽光パネルが大雪で破損した場合も、火災保険の補償の対象となる可能性があります。この場合も、足場工事代金を含めた金額を請求しましょう。

修理業者の選定・写真もポイントになる

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火災保険の申請をする際に、ポイントとなるのが修理業者の選定と被害状況がわかる写真です。写真は屋根の上に登って撮影しなければならないことから、自分で撮影するのは危険が伴いますし、せっかく登ったとしてもどう撮影すればよいかわかりません。また、素人では気付かないほかの損害箇所を見落としてしまうリスクもあります。

そのため、火災保険の申請の際には、火災保険を活用した修理に慣れている業者にお願いすることをおすすめします。住宅の知識はもちろん、火災保険申請のノウハウを持った業者であれば、高い確率で火災保険を活用できます。ここで、専門業者に火災保険の申請を依頼するメリットを紹介しましょう。

●適切な保険金が支払われる可能性が高くなる

火災保険の活用に慣れている専門業者は火災保険に精通しているので、どのような被害が出ている時に火災保険が適用されるのか、また、保険会社に被害状況をどう伝えれば認められやすいかなどのポイントを押さえています。そのため、個人で火災保険の申請をするよりも保険金が支払われる可能性が高くなります。また、火災保険の対象にならないような被害を申請することは、虚偽の報告となりますので絶対にしないでください。悪徳業者の中にはこのような申請を薦めて来る業者もいるので、その業者が火災保険の活用に慣れているかをチェックしましょう。

●被害の見落としのリスクが低くなる

自分で火災保険を申請する時に、火災保険の対象になるような被害を見落として申請してしまうというケースが良く見られます。しかし、現場に慣れている専門業者に依頼すると、家の隅々までチェックしてくれるので見落としのリスクが低くなります。複数の被害が出ている箇所の修理を一度に申請すると、工期も短くなりますし手間も省けます。

●不安な部分は徹底的にサポート

専門業者がいると、不安な部分は色々と相談に乗ってくれます。保険会社から派遣される鑑定人(申請が正しいかどうかをチェックする人)による現地鑑定の際に立ち会い、被害のポイントを的確に説明してくれます。稀に保険金がおりないように基準を厳しくする鑑定人もいるので、そのような時には専門業者が隣にいると心強いものです。

専門業者に依頼することは大変かと思うかもしれませんが、全国建物診断サービスのような全国に業者を揃えているサービスであれば、すぐに対応いたします。
ぜひ不明点などあれば、お気軽にお問合せくださいませ。

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記事監修


kansyuu
【二級建築士】佐野 広幸
全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。火災保険申請を利用した修繕工事を広める事により、日本の「建物老朽化」問題の解決に貢献。