台風の被害で、住んでいる建物に被害が生じた際に保険が適用される場合が御座います。
今回ご紹介させていただくのは、群馬県邑楽郡大泉町での工事事例です。 2011年の台風で大棟がずれて、漆喰もポロポロとかけて落ちてました。
コーポのオーナー様からの依頼により建物診断及び保険申請のお手伝いをさせていただきましたのでご覧下さい。
施工業者
株式会社 セキタ
高崎市を中心に群馬県を網羅している業者で御座います。 外装工事はもちろん、増築や不動産関連の売買なども行っております。
水回りなどの緊急の工事もお任せ下さい!!
施工写真
これが一番重要になります、床下や屋根の工事でトラブルが多いのが、お施主様が見えないのをいいことに、しっかりと工事を行わない等。
どういって流れで着工まで進むのか、
- 施工前
- 施工中
- 施工後
で写真を撮影し、完工後郵送にて送らせていただきました。
住んでいる地域の自然災害によって風速も違いますし、被害の内容も異なります。
今回の被害詳細を見ていきましょう。
台風6号による暴風被害。 瞬間最大風速でも27m
2011年の台風6号 発生日:7月18日での被害でした。 この台風では沖縄では2名が死亡・1名が重体。また三重では床下浸水もあり各地で被害を受けました。
このように、ニュースになる被害は皆様覚えていますが、実際にいま住んでいる自分の家の被害は確認できてない方がほとんどです。
大雪の重みによる被害はこちら
雪による被害の事例
事故日は覚えておくように
一体、いつごろから壊れているのかがわからないと保険金の適用は出来ません。 できる限り細かく事故の説明をするようにしてください。
見積もりは現状回復が基本
自動車の事故で、考えてみてください。
壊れた車が新車になってかえってくるのでは、なく壊れた箇所を車屋で修繕して元に戻ってきます。
風害での話もおなじです、今回のコーポでも屋根のてっぺんに被害が生じたからといって屋根瓦を葺替えしたり、カバー工法でかぶせるのは認定されません。
築年数てきに、下地が腐りどうしても施工出来ない場合は、保険会社と見積もり業者を含め金額と工事内容の打ち合わせを行いましょう。
工事の範囲は自由
火災保険では工事をする前に、契約者様の口座に入金されます。
修繕工事をする見積もりを出したにも関わらず、別な工事箇所に代金を充当しても問題はありません。
しかし、次に災害があり申請する時の査定に響きます。 これは鑑定人や火災保険会社の人はなるべく言わない様にしています。
一回の申請で終わらせるのではなく、長期的に見て契約者様が真っ当な保証をされるように勉強をしましょう。
まとめ
こんなのでも、保険って活用できるんだ!? ってことがたくさんあります。
群馬県以外でも全国で工事請け負っておりますので、何かありましたらお問い合わせ下さい。
自然災害で損壊した建物の修繕に対して、火災保険請求は正当な権利
記事監修
【一級建築士】登立 健一 一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。 |