トタンの屋根が年数や外部からの災害によって、傷んだり穴があいてたりしませんか?
トタンを全て替えるには費用がかかるけど、雨漏りも心配だし・・・そんな方に災害によっての保険金工事事例を紹介致します。
今回は山梨県の甲府市ですが、雪害の可能性は全国でかなり多くの地域であります。
関東や北関東では2014年2月の大雪で数千億以上の保険金受給になっておりますし、毎年降る東北地方はもちろん、四国や山陰地域も参考にしてください。
トタンの穴が何時頃からなのかが重要
今回360000円が保険で降りたのですが、支払う根拠(写真・図面・損害箇所修繕見積もり)の他に、事故日が重要になります。
これは、同じ総合保険の中に入っている車の衝突や、飛来物でも同じで何時に気づいた事故なのか!!です。
山梨県甲府市で一日で83cm・最大積雪が114cm
甲府市では、テラスの壊れや車庫じたいが潰れるなど、大損害をもたらしました。
ましてや、そんなに毎年積もる地域でもないので車庫も一般地域のものが多く、今回の被害後に積雪用に変えたり、支柱を増やしたりと対策工事が増えました。
災害時気象速報 ※2014年3月6日時点 ※気象庁参照
誰が見てもわかる資料が必要
事故の日にちがわかった。さあ、次の項目として【誰がみてもわかる資料が必要】です。
これ現場にきてもらって、一緒に屋根登ってプロの目で精査して・・・・って思ってませんか?
全然違います、自動車事故よりも曖昧な基準がない査定がほとんどです。
誰でもわかるように、どこにどんな被害があるのか業者からの資料が重要になります。
ここまでわかりやすい、図面と写真があれば現場を見にこなくても施工業者に査定の担当部署から聞いて来ます。
工事は部分的になるが、一生涯証拠となる
- トタン屋根撤去・葺き直し
- ベランダ雨漏り補修
- 引き込みアンカー線補修
と最初の目に見えていた、トタン部分の破損からその他の工事まで満足に行えました。
もしここまで資料がなければ、見積もりに入ってなければ保険はおりなかったかもしれません。
火災保険は申請主義 減額方式
火災保険関連で、活用を勧めている事業者はネットでは沢山います。 しかし、見積の詳細や工事事例などを随時掲載・追記しているのはほんの一部です。
それはなぜか? 一過性でサービスを進めているからです。一般社団法人 全国建物診断サービスでは長年の申請ノウハウを元に名ばかりの鑑定人とやりとりをしたり、再度申請を依頼するケースも御座います。
基本は全て、工事を行う業者の見積もり項目・費用を元に保険金を算出しているのです。
よって、気になる箇所は全て施工業者さんに話をして見積もりに入れましょう。
まとめ 今後の対策
この誰もが予想してなかった甲府での大雪被害では、沢山の方が【火災保険】を知り申請数も承認金額も上がりました。
しかし、まだまだ知らない人ばかりです。
甲府でのJA共済は大雪の後、すぐに現場に駆けつけ支払い対象の金額を加入者に支払っていきました。
非常に素晴らしい行動です。 (追加申請できるケースも何件もありましたが・・・)
是非一度、現在加入している火災保険でトタンやそれ以外の被害を確認してみては如何でしょうか。
自然災害で損壊した建物の修繕に対して、火災保険請求は正当な権利
記事監修
【一級建築士】登立 健一 一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。 |