1
修理箇所:1
築年数:1
コメント:1
1
修理箇所:1
築年数:1
コメント:1
このタイトルですが、ほんとうにこれは火災保険申請をご存知の方にも見て欲しい情報です。
火災保険では実損分が、災害保険金として認定されます。
では、その実損の被害は保険会社が決めることではなく、お客様から出した見積もりベースでどこまで保険金を支払うか?という減額方式なのです。
それでは詳しく見ていきましょう。
保険会社目線で考えれば至極当然ですが、一体いつなんの被害で壊れたの?
これが一番重要です。
【いつからか分からないが雨漏りしているので火災保険で見てください】
これでは降りません。
もう一度、言います!
これでは降りません、絶対に! 現場に見にもこないかもしれません。
保険会社も人間です、担当者も人間です。 支払い部署のなんとか災害新種科の課長さんや部長さんも人間です。
わかりやすく、的を得てかつ良心的な申請を心がけてください。
【この前の雪が積もった日に、車庫の屋根と柱が曲がりました。 業者さんから見積もりと写真が届いてるので見てくれませんか?】
この数文字しか違わないだけで、保険金が300万降りるか否決になるか分かれるのです。
ましてや、一度申請の電話をしてダメだったものを交渉するのはなかなか高度な技です。
「日本雪氷学会の分類名称」参照 ●数値はおよその目安です。
関東にお住まいの方ですと、ほとんど豪雪を経験してないと思いますが、上記の雪の重みの画像にもありますが種類によって多少重みは異なりますが
それでも30cm超の積雪ですと、1㌧以上の重みになります。
車庫の降雪強度は降雪地域を除けば一般的なもので20cmです。
この重みをなめてはいけません。 いまだに、雨樋がひん曲がっている現場はいくつもあります。
火災保険では、まれに保険会社から工事をしなくても良いですよと話をする方がいますがそれは間違ってます。
あくまでも、工事代金として請求したものは工事をするべきです。
理由としてはこれから先、長い年月の中で様々な災害に見舞われるケースが出てくるでしょう。
その時に前回の保険金をケチって治してないために、次の申請が否決になったケースを何件も見てきてます。
支払いをする側の立場からすると、何度も台風や雪害で支払いになるのが嫌なんです。
でも考えてください、その商品を金融庁が認めてその保険料を被保険者であるあなたが払っているのです。
当然の権利を主張するのは、当たり前のことなのです。
画像を確認いただければわかりますが、損害金以外にもお見舞金などの項目がわかれて保険金が支払いになります。
この為、見積もり金額以上保険が降りる場合もあります。
火災保険では、自然災害による実損分が損害金として認定され、その損害金に対してのお見舞金が%でついてきます。
※商品により付いていない場合もあり。
ここで気をつけたいのが、工事範囲や工事工法です。
保険会社では支払いをして完了なので、工事まではノータッチです。
鑑定会社であれば、知り合いの工務店を紹介したりするケースもありますが、基本的には鑑定会社もノータッチです。
なのであとはお客様と業者での打ち合わせになります。
例えば、塗装を全てする場合でも修理をした上で塗装をするようにしてください。
数万円、数十万円の工事代金を削った為に次の申請に響いて来ます。
これは、一種の裏ワザですが工事写真の提出義務は上記のとおりありません。
なので保険会社や日本損害保険協会が注意喚起している悪どい会社が後を絶たないのも事実です、全部工事後に保険金を支払うもしくは半金・半金になる日も近いのではないでしょうか。
ここであえて保険代理店に工事の着工写真・完工写真を提出することでしっかりと工事をした安心・信頼とその後の万が一の火災保険申請にも役立ちます。
関連記事:プロが教える!! 雨漏りや屋根修繕で火災保険(住宅総合保険)を使う前に覚えておきたい全手法
こういった情報を毎週更新しておりますので是非LINEでも友達登録もお願いいたします。
友達追加ボタン
保険法では3年という期限ですが、まだまだ保険会社が好意を持って支払いをして頂いております。
しかしそれも何年も持たないでしょう。
期限があるので、気になるかたはホームドッグを受けてください。
※ホームドッグとは全国で火災保険申請が可能か、地震保険申請が可能を無料で調査することです。
きっとあなたの力になれると自負しております。
記事監修
【一級建築士】登立 健一 一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。 |