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修理箇所:1
築年数:1
コメント:1
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今回は工場のような特殊物件でおよそ450万円の保険金が降りた事例をご紹介いたします。
法人様での問い合わせも増加しておりますが、壊れて気づく前にホームドッグを行えば高い確率で300万円以上の認定になってます。
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この度受けたご相談は長崎県からのご相談は島原市の食品加工工場からの雨漏りでのご相談でした。
弊社で調査を行い保険申請のお手伝いをさせていただいた結果、比較的降りにく傾向にあるJA共済での申請で約450万円の承認になりました。
結果的にご相談を受けた雨漏り箇所以外まで補修工事ができ、大変お喜びいただけました。
関連記事:満期保険金の付いたJA共済の「建物更生共済」 は、民間の火災保険よりもお得?
ご相談を受け、約1週間後に調査に伺い、ご相談いただいた雨漏り箇所の他に雨樋の被害も見受けられ、そちらも併せてご報告し、お見積書を作成させていただきました。
火災保険申請は申請主義となっており、保険加入者が申請していない箇所については申請後鑑定会社による現地調査があっても追加で申請を促されることはほぼありません。
また、保険法により1災害1申請の定めがあり、一度申請を行い結果が出た後で別の箇所も壊れていたから申請し直す、ということは原則として認めれていません。
なので火災保険申請を行う前には申請前にきちんと申請可能箇所を把握し、漏れなく申請を行うことが重要となります。
弊社での建物調査はご相談いただいた箇所以外の保険のかけられているところ全てを拝見させていただき、持ち主様が気づかれていないところ損害のご報告を行い、火災保険を最大限に活用できるようお手伝いさせていただいております。
その後工場の担当者様に申請のご案内をさせていただき、保険加入者である、工場主様より保険申請を行っていただきました。
実はここからが本当に問題がありました。
申請を行い1月異常経った後申請の状況についての現場立会となりました。
しかしその後、およそ1ヶ月保険申請の結果について通知がありませんでした。
その間も工場主様から共済に何度か確認のご連絡をしていただいたのですが、「まだ時間がかかる」の一点張りでした。
その後弊社からも共済のほうに確認、申請内容の説明などをさせていただき、きちんと保険が降りるようにお手伝いをさせていただきました。
その後申請が認められ、無事およそ450万円の承認となりました。
実に2ヶ月半後のことでした。
なぜこのようなことになったかというと、共済は基本的に民間のように生命保険、自動車保険のようにそれぞれ特化した部署を持っておらず一括して統括してる部署が存在することが多くあります。
さらに共済加入者様が自体が火災保険申請が可能なことを知らず、申請自体行われることが少ないのです。
そのため大きな金額での申請などが来てしまうとどうしていいかわからず、対応が遅くなってしまうことが多いのです。
もちろん今回の例は極端な例ですが、そういったこともあり、弊社では火災保険の加入は民間をおすすめしております。
保険が降りた後、弊社の工事部と工場主様とご相談させていただき、工事の優先順位などでご納得いただいたうえで降りた保険の範囲内での修繕工事を行わせていただきました。
弊社では工事終了の報告と次回以降の火災保険申請を行う際の資料として工事中の状況も載せた、工事完了報告書を作成し、物件所有者様にお渡ししております。
弊社では保険加入者様に適切な保険会社への対応や、ご要望があれば保険会社への直接の交渉も請け負っております。
火災保険申請で困っている、ご不明なことがあればお気軽に弊社にご相談ください。
記事監修
【一級建築士】登立 健一 一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。 |