小さい時に、小学校の校庭にトルネード(竜巻)が発生して渦の中に入って喜んでた記憶があります。
そんな風に気象台では分からない風向きによっての被害があるんです。
右下の水切り板金も風向きによって板金自体が浮いたり、抑えている釘が飛んだりします。
今回も鹿児島県霧島市 サクラ創建様で現場調査及び施工をお願いしました。
こちらのサクラ創建では、迅速な対応で有名で工事が終わったお客様からも紹介や追加工事をよく頂きます。
水切り板金の浮き・瓦割れ・樋の壊れ
実際の調査写真になります。 これ最初の写真をみてもらいたいのですが、太陽光パネルを設置しているんですね。
パネル業者さんも屋根材や下地の状態をみて設置可能か判断をするのです。
でもそれいがいの破損は見てもらえないので、今回現在入っている、共済さんに相談をしてみます。
見てもらったほうが良いチェック項目
見落としている業者さんも多いです。 基本は【雨漏りしてきた!!】・【瓦が落ちてきた!】などの緊急かつお施主様が自覚している箇所の修繕工事です。 業者さんからの提案でベランダの防水を追加したり、シロアリの工事をやってみたりとはありますが全体をくまなくチェックしてもらい、必要な工事の提案をしてもらえる業者さんは多くないので下記を一緒に見てもらいましょう。
- 水切り板金
- テラス屋根
- 基礎などの開口部
- 網戸
- 庭木
※通常の被害が生じた際に見積もり項目に入る屋根・樋・カーポートはどの業者でもみてもらえると思います。
特殊な共済で36万円の工事代金が降りました
共済の場合ですと、他の民間の申請よりも少し面倒かもしれません。 罹災証明や被災証明が必要になり大規模な地震などであればすぐに市町村は発行しますが、台風や水害・落雷での申請はまだまだ浸透してない為、職員の対応もまちまちです。
せっかくの入っている共済なのでめげずに証明書をもらいましょう。
霧島市でも大雪が
2014年の12月に霧島の温泉近くでも10CM以上の雪が降りました。 そういった自然災害での被害があれば
現在加入している保険を活用しましょう。
工事の写真は大切に保管をオススメします。
こういった形で次に申請する際の証拠データーとしてお客様にも、もちろん共済さんにも保存してもらうように依頼を致します。
一年で3回(台風・台風・雪害)で見積もり以上降りている方もいます。 むしろ保険会社さんの立場からしても、葺き替えや塗装ではなく部分修繕なので、細かく何度も申請してもらったほうがわかりやすく査定しやすいのであります。
ここ霧島市でも、2016年の台風被害が多く、瓦の破損(飛びやズレ)が沢山あります。
ただし、この台風というものだけが!原因かどうかは判断が難しいので、台風が来る前の写真があれば一目瞭然です。
まとめ
水切り板金という、なかなかコアな場所でも査定人次第。 特にベランダ付近の雨漏りであれば、雨漏り原因として工事をしなくてはいけない現場が何件もありました。
こういった話は知っている人だけが安く工事出来ます。
ネットではたくさんの火災保険の活用が出てますが、事例の中身やかずで判断して頂ければ幸いです。
自然災害で損壊した建物の修繕に対して、火災保険請求は正当な権利
記事監修
【一級建築士】登立 健一 一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。 |