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台風上陸外でも暴風域・強風域でも被害多数!!早めの申請が大事!!

超大型!?観測史上初!?

台風21号は2017年10月23日午前3時頃に静岡県御前崎市付近に上陸し、その後関東地方に抜け、23日15時頃日本を抜けその後温帯低気圧になりました。

海外ではスーパータイフーンと呼ばれ、「超大型」を維持したまま静岡に上陸しました

「超大型」日本への上陸は、平成3年以降台風の上陸前の記録が正確に取れるようになった以降初めてでした。

当然強風域も広く直径は2200km今までの台風の中で4番目に大きく、静岡に上陸時には日本全域が強風域に入ってしまう程の大きさでした。

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強風域・・・台風などで平均風速が15m/s以上の風が吹いている、吹く可能性のある領域

暴風域・・・台風などで平均風速が25m/s以上の風が吹いている、吹く可能性のある領域

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台風でも保険適用可!?台風後被害・問い合わせが多い箇所

竜巻
そもそも火災総合保険は保証の中に下記のように様々な保証が付いています
火災保険種類(画像添付お願いします)
その中の風災・水災はもちろん台風の際にも適用可能です。

具体的な台風被害の申請ケース
●風災
・風で飛来物が飛んできて、建物が破損してしまった 〈ex〉瓦・窓ガラス・屋根・樋 等
・強風で屋根の瓦が飛んでしまった
・強風で屋根が煽られ屋根の板金が浮き上がってしまった
関連記事:千葉県大網白里市 台風被害での雨漏りで保険屋根修理
●水災
・屋根に災害で破損などしてしまい雨漏り・雨じみができてしまった
※屋根の傷みが経年劣化の場合対象ではないこともあります
関連記事:集中豪雨(ゲリラ豪雨)の被害は水害補償(火災保険)を使うべき

台風は被害箇所が多い

台風は屋根・雨樋・外壁・敷地内の倉庫・フェンス等台風の被害箇所は広範囲です。
後から新たに被害箇所が見つかった場合、追加で申請を行うことも可能ですが、被害直後の方が承認率は高いです。また調査の範囲・精度や写真の取り方によって、保険が認められる可能性は大きく変わります。
またその被害に対しての二次的被害、例えば台風で瓦が傷みそこから雨漏り等が出てしまった場合内部まで全額認められる可能性は金額も大きくなってしまうため低いです。しかし瓦の傷みの段階でその箇所を見つけることができれば、見積に対して満額で保険承認される率もあがりますし、工事金額も少額になるため実費負担の金額が当然少なくなります。

保険会社の予算

保険会社はボランティア団体ではないので当然災害の規模によって予算をあらかじめ設定されています。今回「超大型」台風で当然予算はそれに合わせ大きな金額が設定されていることが予想されています。
しかし対象範囲が日本全体で大きい分、申請も膨大な量が予想されます。予算が
無くなると、その分減額されてしまったり、劣化判定で全く認められないといったケースも考えられます。保険申請の知識がある業者に早急に依頼をすることをお勧め致します。

まとめ

・台風21号は日本全体に被害を与えている
・写真の取り方・調査方法によって承認金額に大きな差が出る
・保険会社も災害に対して予算があるのでスピードが大切

 

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記事監修


kansyuu
【一級建築士】登立 健一
一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。