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九州北部豪雨の損害は、火災保険で修理ができます!

平成29年7月に起こった「九州北部豪雨」は、福岡県と大分県を中心に、甚大な被害をもたらしました。

被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

テレビでは大きな被害のみが報道されましたが、その陰で「外壁が傷ついてしまった」「天井から雨漏りがする」「雨樋が壊れてしまった」といった部分的な家屋の被害に悩んでいる方も、多いのではないでしょうか?

豪雨の被害がたとえ大きいものではなくても、火災保険の水災補償に入っている人は、保険料を使って無料で修理することができます。今回はそのことについてお話ししましょう。

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火災保険の“水災補償”を使って、豪雨の損害が無料で修理できる

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火災保険は、自宅の新築時などに長期契約の保険に入られた方が、とても多いかと思います。
「住宅ローンを組むなら、火災保険に入らないといけないと言われて契約したけれど、契約内容を忘れてしまった」という方も、いるかもしれません。

実はこうして新築時に無意識に火災保険に加入した方の中に、使えるはずの保険金を使わずに放置してしまっている方が、とても沢山いるのです。
九州北部豪雨の被害も、例外ではありません。

でも、それはとてももったいないこと!「水災補償」の付いている火災保険なら、請求をすれば無料で自宅を修理をすることができるのです。

全国建物診断サービスにも福岡県や大分県からの問い合わせ以外にも、熊本県・鹿児島県・佐賀県・宮崎県・山口県からの同様の水害申請依頼及び台風被害のご相談が多く寄せらております。

火災保険を使った工事事例はこちら:火災保険の工事事例
※全国対応可

九州北部豪雨の後、NHK「あさイチ」で大きな反響を呼んだ火災保険特集

「地震は地震保険」「病気は医療保険」といった、わかりやすい保険に関しては誰もがピンとくるのですが、「水災で火災保険」となると、何ともイメージしづらく、指摘を受けて「え!そうだったの?」とはじめて気付く人も少なくありません。

NHKテレビの平成29年8月22日放送の「あさイチ」で、水害が火災保険の対象になるという特集が放送されました。

このあさイチ特集、ミニコーナーというわずかな時間でありながら、ネット上でいろいろな所に拡散され、大きな反響を呼びました。

タイミング的には、まさに九州北部豪雨を受けての特集でしたが、実際に豪雨の被害に遭われた方はどれだけご覧になっていたでしょうか?

もしかしたら被害のことで頭がいっぱいで、テレビを観る余裕がなかった人も、多いかもしれませんね。

火災保険の申請方法はこちら:プロが教える!! 雨漏りや屋根修繕で火災保険(住宅総合保険)を使う前に覚えておきたい全手法

地震保険の申請方法はこちら:地震保険申請で保険金が受給できるまでの流れ

そもそも保険の契約内容は、わかりづらいのが常

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そもそも保険というのは、生命保険にしても火災保険にしても、はたまた医療保険にしても、「わかりづらい!」というのが常のようです。「わざとわかりづらくして、保険金の支払いを抑えているのでは?」と勘ぐりたくもなってきますが、どんなにわかりづらくても忘れてはならないのが、“本当に必要なときに請求をすること”です!

火災保険は、単なる“お守り”ではありません。本当に請求すべきときに請求してこそ、「やっぱり入っていて良かった」と思えるのです。

九州北部豪雨で、床上浸水になったお宅はもちろんのこと、

  • 「窓ガラスが割れた」
  • 「外壁が傷ついた」
  • 「雨樋が吹っ飛んだ」
  • 「物置が倒れた」といった部分的な被害に遭われた方も、火災保険が適用となります。「ずっと前に入った保険だから」などと遠慮せずに、きっちりと保険会社に請求をしましょう。

「火災保険には入っているけれど、契約内容は忘れてしまった」という方は?

「たしかに火災保険には入っているけれど、契約内容は忘れてしまった」という人も、いるかもしれません。その場合は、まずはご自宅のどこかに「保険証券」が残っていないかどうか、確認してみましょう。

もし保険証券が見つからなければ、家の建築を頼んだ工務店に尋ねるか、保険会社からの手紙で確認するなど、何らかの方法で突き止める必要があります。

前に相談頂いた方では、年払いの支払い先で確認が取れた方もいます。

火災保険の請求をどうしたらいいかわからない方は、ホームドックにお気軽にご相談ください。

九州北部豪雨の火災保険適用に関するまとめ

火災保険は、条件を満たしていればいつでも請求できるかというと、そうではありません。火災保険の請求権は3年で時効になってしまうため、九州北部豪雨から3年以上経ってしまうと、保険金の請求ができなくなる可能性があります。

損害の自覚がなくても建物調査は無料ですのでこの機会にぜひお問合わせ下さい。

 

 

 

 



記事監修


kansyuu
【一級建築士】登立 健一
一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。