昨今、工事打ち合わせ時の相談で特に多くなってきたのが・・【塗装工事】
建売エリアなどで飛び込みでの【塗り替えの時期ですよ】・【チョーキングが出てますよ】・【かべをつたって雨漏りしちゃいますよ】
と言われどの塗装屋が良いのか分からない。
そもそも、ほんとうに塗装工事をしたほうが良いのか分からないけど、プロの人が言うからしなくちゃいけないのか?という不安。
無料なので見積もりを何社か取ってみると金額が全然違うし・・
塗料もピンキリで何が良いのかサッパリ。
困ってネットで検索しても、【無料相見積もりサイト】がたくさん出てくるだけ。
そんな方に知ってもらいたい、一般社団法人 全国建物診断サービスが提供する
塗装工事を格安で行う方法
全国対応ですので、どの地域でも大丈夫です。
その1:相見積もりは項目を合わせる。
この内容の通り、足場一つとっても様々です。 足場の種類の他に、運搬費があったり、階段があったり荷揚げ費があったりと
一つの工事業者と合わせて見積もりを再度送ってもらう事をおすすめ致します。
ここで、対応をめんどくさがる会社は経験上アフターフォローも雑なので止めときましょう。
その1-2 相見積もりである事!!見積もり明細を合わせてもらう事は事前に伝える。
現地調査にきてもらった時でも構いませんが、できれば事前に電話かメールで
・相見積もりを取っているが一番信頼できる業者にお願いしたい
・素人で工事内容が分からないので他の業者の見積もりと全くおなじ内容で出して欲しいとお願いしてみてください。
その際に、工事項目の数量・単位はそのままで単価は消して出せばベストです。
もちろん工事を行う現場業者も仕事で行いますので最低限の利益は確保しなくては絶対に行いません。
ここで他社の見積もりで単価が出ているとギリギリのラインで調整してきます。
その1-3 金額も大事だが、対応を見て付き合いを考える
単位での相見積もりをもらえれば、単純にどの業者がおなじ工事内容で一番安いかがわかります。
しかし!!ちょっとここで一旦待ってください。安かろう、悪かろうも建築業界、正直たくさんあります。
☆注意事項3選☆
1:最初の見積もり金額とNET金額の差異
2:メーカー保証年数と実際に保証を使った他のお客様の事例
3:住んでいる近くでの施工事例
1は、ここまで記事を読んでいただいた読者の方はわかると思いますが、あまりにも金額の差異が大きい場合、最初っから吹っかけてきていますので
信頼は出来ません。 2割以上金額変更ある場合はやめといた方がイイでしょう。 また、HP上にのせるので割引・毎月3名割引等の謳い文句も要注意です。
2は、最近だと、保証の説明はどこもしっかり行うんですが、実際に数年たち塗料が思ったよりも早く剥がれた! 雨漏りした! でも、塗装屋さんに保証外と言われ追加で100万かかったなんて話もザラにあります。 保証が使える時、約款は面倒ですがしっかりとご確認を!
3は、安心感・信頼感です、住んでいる近くで施工事例があれば普通の営業の方であれば、言ってくるもんです。
その2:火災保険を使ってみる。
既に加入している火災保険って実は【総合の保証がある保険】なんです。
近年増えてきている自然災害、小学校の校庭に小さな竜巻が起きてたものが、埼玉県の越谷市で起きたり千葉で起きたり北関東は地形的に起こり易いんです。
大粒の雹が降ったり、つむじ風が拭いたり、ダウンバーストが起きたりと聞いたこともない自然災害が全国各地で広がっております。
いま住んでいるおうちでも見えてないだけで、瓦がずれていたり、棟板金が浮いていたり、アンテナの支線がぬるんでいたりと被害があるかもしれません。
そういった自然災害での被害が【総合保険である火災保険】でおりる場合が御座います。
その2-2 既に工事が終わっていても保険法は3年の期限がある。
こちらのチラシの通り、既に修繕を行っていても、2年以内の修繕工事であれば当社団で申請のお手伝いを行っております。
その2-3 自宅を診断させてもらい、壊れてなければ費用0円
ある一定の基準を満たしている方であれば無料になります。
現在どのような工事か必要か?塗装は本当に行う必要があるのか等
相談も承っております。
その3 塗料によっては市町村の助成金が受け取れる
住んでいる地域によっては、築年数や使う塗料によって、ある程度の助成金がもらえるケースが御座います。
これは全国様々なので各自治体にお問い合わせ下さい。
その3-2 助成金は工事行う前に申請するべし
基本的に、自治体での助成金はほとんど行う前に申請をして受理されなければなりません。
お役所仕事とは良く言いますが時間が結構かかりますので余裕を持って進めて下さい。
また支払い金額の上限や金券で渡す市区町村もございますのでご確認を。
その3-3 助成金申請では工事写真が必須。 その写真で次回の火災保険申請に役立つ。
必須写真
・工事前
・工事中
・工事後
これを撮る事によって、今後自然災害が起きた際の証拠の写真になり、
保険会社も出さざるを得ない状況になります。
まとめ
上記で紹介した以外でも、地域密着で独立して行っている町の塗装屋さんはいっぱいいます。
大事にしているおうちだからこそ、丁寧に親切にそしてしっかりとお願いできる塗装さんがベストです。
この記事では価格を書きましたが、別な記事では塗装屋さんが職人の人数に対しての毎月の現場数、
大手からの3次請けはいくらまで下がるのか!?など掘っていきたいと思います。
自然災害で損壊した建物の修繕に対して、火災保険請求は正当な権利
記事監修
【一級建築士】登立 健一 一級建築士。全国建物診断サービスのwebサイト監修の他、グループ会社の株式会社ゼンシンダンの記事も監修。 |